初参加ブランドアンケート|HEAVEN PLEASE+ ヘブン プリーズ
Fashion Hong Kong
Brand
ヘブン プリーズ
HEAVEN PLEASE+
Designer
イー チャン&ラリー チャン
Yi Chan & Lary Cheung
Category
Women’s / Ready To Wear
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
私たちの精神的、日常的なニーズを満たすデザインはもはやなくなり、新しいアイデアへの好奇心がファッションデザイナーへと導いてくれました。 2012年9月に、マヤ暦によると2012年が世界の終わりなんだとみんなが口にしていました。この世の終わりにこの世界に何もデザインを残していなかったら後悔することと思い、「Look at me when i was seventeen(17歳のときの私を見て)」と名付けた最初のコレクションを発表しました。それは17歳のときの自分とどのようにマッチさせるかについてです。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
Independent(自立した)、Dreamy(夢のような)、Extraordinary(風変わりな)が私たちのブランドコンセプトです。 HEAVEN PLEASE+を着ている女性は、強く、自立していて、勇敢で変わっています。 彼女たちは私たちのデザインとアイデアによって自分の考えやストーリーを作り出すことができます。 ファッションデザインを通じて、誰もが自分のストーリーを語れる人になれるよう心掛けています。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
生活の中にある芸術、音楽、映画、書籍、文学です。私たちは街で起こる出来ごとや感情からインスピレーションを受けています。周りに強いメッセージがあるとき、私たちはあらゆる種類の芸術をデザインコンセプトやストーリーを作るための要素にしようとしています。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
香港に2店舗あります。2013年にオープンした最初のHEAVEN PLEASE+のお店は、2015年に最も訪れるべきファァッション・ストアの一つとしてルイ・ヴィトンの香港シティガイドに選ばれました。また、2015年には2番目の店舗がコーズウェイベイにオープンしました。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
イギリス王室、ユーモア、ロック、パンク。 私たちのデザインはフランスの歴史や芸術にも影響を受けています。日本の作家・村上春樹、中国の作家アイリーン・チャン、写真家ティム・ウォーカーとフランスのディレクター、ミシェル・ゴンドリーは私たちのクリエイティブマインドに大きな影響を与えました。クリストバル・バレンシアガには、服のフォルムや作りがいかに大切かを教えられています。
2018 S/Sについて
―Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/Sへの参加の動機は?
東京ファッションウィークは、アジアの中で最も大きく、最先端をいくファッションイベントです。 すべてのファッショニスタがこのファッションウィークに注目しており、私たちのメッセージを共有する素晴らしいチャンネルになっています。
―2018 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
2018S/Sコレクションのコンセプトは「The Science of Dream」で、90年代の記憶についてです。
―ショーもしくはインスタレーションの構想は?
90年代のポップカルチャーから構想を得ています。HEAVEN PLEASE+についてもっと詳しく表現する構造的な要素もあります。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
HEAVEN PLEASE+を単なるファッションレーベルではなく、文化として広めていきたいです。HEAVEN PLEASE+には様々なデザインの可能性があります。みなさんがHEAVEN PLEASE+についてもっとたくさん感じてもらえるようなチャンスを作れるよう願っています。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
東京は様々なものを内包している都市です。色々なスタイルがあり、人々が自分の正しい役割を見つけています。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
東京は伝統的な職人技を現代的な方法で保持している都市です。日本中のイノベーターが多く集まり、デザインを探求するために自分が興味をもつストーリーと強い信念を持っています。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
蔦屋書店とD&Departmentがお気に入りの場所です。その背後にあるビジネスアイデアやライフコンセプトが興味深いと思います。