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SEP. 24, 2021

「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」展 連携イベント ~SHIBUYA TSUTAYAカルチャー展~

一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構は、Rakuten Fashion Week TOKYO 2022S/Sと連携して、国が推進する「日本博」の一環として、文化庁及び独立行政法人日本芸術文化振興会とショーやカルチャー展等を実施いたします。本企画は国立新美術館で行われていた展覧会「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」と連動したイベントとなります。

SHIBUYA TSUTAYAカルチャー展 NEO90s VOL.2“bubble dreams”

日程:2021年9月28日(火)~10月4日(月)
場所:SHIBUYA TSUTAYA 7F(SHELF67 WIRED TOKYO 1999)

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時代を越えて新しいガーリー・ムーヴメントを提案する“bubble dreams”

バブル後、平成が始まってすぐの1990年代の日本では、渋谷や原宿から独自のカルチャーが次々と誕生し、世界に向けて発信し始めていた。
中でも「ガーリー・ムーヴメント」は、女の子が自分らしさを楽しむためのニュースタンダードとして、閃光の如く90年代のユースカルチャーを駆け巡り、今なおファッションシーンに息づいている。
そんな女の子たちの夢と希望に満ち溢れた「ガーリー・ムーヴメント」を、新進気鋭のクリエイター酒井いぶきが90年代当時から今なお愛されつづけているブランドとタッグを組み、独自の視点で再構築。
ただ昔をなつかしむだけではなく、今なお進化し続ける「ガーリー・ムーヴメント」を渋谷の玄関口でカルチャーを発信し続けるSHIBUYA TSUTAYAから期間限定のPOP UPとして立体的に提案します。

企画内容

東京のガールズカルチャー創世記と言われる「1995年」にフィーチャーし、所謂、Z世代の若者にとっては新たな刺激となり、30歳以上の大人にはどこかなつかしさを与える企画“NEO90s”のVOL.2を実施します。
今回、SHIBUYA TSUTAYAとコラボレーションしてこの企画を盛り上げてくれるのが、モデル/アーティストの酒井いぶきさん。一緒に、SHIBUYA TSUTAYA 7F(SHELF67 WIRED TOKYO 1999)をコーディネートします!
90年代当時から今なお愛されつづけているブランドHYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)、X-girl(エックスガール)とタッグを組み、会場全体を装飾します。
会場内では、SHIBUYA TSUTAYAの所蔵する6万冊のアーカイブブックから90年代のカルチャー誌をセレクトして展開したり、各ブランドのPOP UP STOREや、貴重なアーカイブ展示も予定しております。
また、90年代を代表するカルチャーの一つとして、プリントシール機を設置します。
こちらのシールデザインも躯体のラッピングも酒井いぶきさんにデザインしていただきます。
また、彼女がコーディネートしたカフェスタッフの制服にもご注目下さい!

クリエイター

酒井いぶき(さかいいぶき)@iibbuukkii_

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東京出身。モデル/アーティスト。
モデルとして雑誌・広告・ランウェイ等で活躍する一方、アーティストとしてもテプラや証明写真機Ki-Re-iを使用したアートワーク、Hysteric Glamourギャラリーでの個展など、年々その活動の幅を広げている。
国内外のアーティスト・ブランドとのコラボレーションアイテムも人気。時代をとらえるスピーディーでオリジナルなセンスにより、彼女のネクストムーブは常に注目されている。

参加ブランド

HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)

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Since 1984
デニム、ミリタリー、ワーク、アウトドアを核とする、アメリカンカジュアルをベースとしたリアルクローズ。
そこに 1960 〜 80 年代のロックミュージックやアート、ポルノグラフィティ、マスプロダクツといったポップカルチャーのエッセンスを注入し、洗練のシルエットをもって表現することで、オリジナリティに満ちたファインコレクションを提案。
また素材から縫製、加工にまで息づく、物作りへの飽くなき探求心&クラフツマンシップも重要なエレメント。
ヴィンテージピースに見られる古き良き仕様に敬意を払う一方、テクノロジーを駆使した先進技術も意欲的に取り入れ、同時に独自のマテリアル開発にも余念がない。併せて、その世界観をビジュアル化したグラフィックワークも、ブランドを象徴するひとつ。
さらに名立たるミュージシャンやアーティスト、リスペクトメーカーとのコラボレーションを通し、本物からのみ得られるプレミアムな悦びを提供する。

DESIGNER PROFILE
北村信彦(Nobuhiko KITAMURA)
1962年東京生まれ。東京モード学園を卒業した1984年、(株)オゾンコミュニティに入社。
同年、21歳で HYSTERIC GLAMOUR をスタート。
10代半ばから猛烈にアディクトするロックミュージックを礎に、ブランド設立当初ロックとファッションの融合をいち早く見出したコレクションを提案。
ソニック・ユースやプライマル・スクリーム、パティ・スミス、コートニー・ラブをはじめとして数多なアーティストたちと親交を深める。
一方、ポルノグラフィティやコンテンポラリーアートなどにも傾倒、その感性はHYSTERIC GLAMOUR の代名詞の1つでもあるTシャツでも表現している。
また、テリー・リチャードソンや森山大道、荒木経惟をはじめとする写真作家の作品集を自主制作・出版するなど、現代写真界にも深く携わる。


X-girl(エックスガール)

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1994年夏、SONIC YOUTHのキム・ゴードンが、友人でもありXLARGEのショップスタッフでもあったデイジー・ヴォン・ファースと共に立ち上げました。
1991年に立ち上がったXLARGEに携わっていたBEASTIE BOYSのマイク・Dが、以前から交流の合ったキムに声を掛けたのがきっかけとなる。
キムとデイジーの着たい服、つまり彼女達のリアルクローズ的なアイテムをX-girlとして打ち出すと共に、グラフィックやデザインを落とし込んだアイテムを展開し、“GIRL’S MOVEMENT”の先駆者としてファッション業界だけでなく音楽やアートも巻き込んだレディースストリートブランドとして、注目を浴びました。

X-girlのロゴデザインは、映像作家・グラフィックデザイナーであるマイク・ミルズが手掛け、その後も彼はTシャツやポスターなどのデザインも担当しブランドとの関わりを深めました。X-girlのシンボルとも言えるフェイスロゴのグラフィックもマイク・ミルズによるデザインで、彼の友人でアーティストでもあるミッシェル・ロックウッドがモデルとなっています。

同年ロサンゼルスのロス・フェリッツに第1号店がオープン。
更にニューヨークのソーホーにて、ストリートの女の子をハントしモデルとしてランウェイを歩かせ、X-girl初のゲリラストリートファッションショーも行われました。
プロデューサーにソフィア・コッポラとスパイク・ジョーンズを迎え、当時X-girlの顧客でもあったクロエ・セヴィニーやミッシェル・ロックウッドもモデルとして参加していました。
そうしてブランドをスタートさせたX-girlは現在も、音楽、カルチャー、スポーツ等のストリートシーンから様々な要素を取り込み、”REAL GIRL’S CLOTHING”を テーマに掲げ、BASICで飽きのこないアイテムを時代の変化に合わせながら“リアルな女の子のストリートスタイル”として提案し続けています。

問い合わせ:SHIBUYA TSUTAYA 
担当:藤沢
Email:shibuya.mediapr@ccc.co.jp

主催:文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)
共催:経済産業省、国立新美術館、SHIBUYA TSUTAYA、渋谷PARCO

当事業は、経済産業省のファッション政策の「若手デザイナー支援コンソーシアム」と連携し、その豊富なデザイナーやファッション業界団体等とネットワークを最大限活用して、文化的視点を活かした「文化資源としてのファッション」のアーカイブ化や情報発信等を通じた理解増進などを目的として実施します。

※「日本博」とは
日本博は、「日本人と自然」を総合テーマに、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開するプロジェクトです。文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、各地域が誇る様々な文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指します。

「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」について
島根展:島根県立石見美術館 ※会期終了
2021年3月20日(土・祝)~5月16日(日)

東京展:国立新美術館 ※会期終了
2021年6月9日(水)~9月6日(月)

1970年代以降、日本人が生み出した装いの文化は、その独自の展開から世界からも注目されてきました。本展は、そうした豊かな表現を生み出すきっかけとなった明治期以降の社会状況や流行といった現象を発端に、戦後から現在に至るまでの日本のファッションを包括的に紹介する展覧会です。

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