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AUG. 28, 2022

初参加ブランドアンケート|ablankpage アブランクページ

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Designer

ラロパイブン プワデト
Larprojpaiboon Phoovadej

Category

Men’s & Women’s / Haute‐couture, Ready to wear, Shoes, Bags, Hats, Accessories and others

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

僕がデザイナーを目指したきっかけは、人から距離の近い場所で、自分の世界観を表現したいと思ったことがきっかけです。
例えば、アートは美術館などに行けば見ることができます。ただ、ファッションなら街の中なら出会えて、日常に入ることができる。
この距離感で自分のクリエイションを広げていきたいです。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

特別な日に着用してくれる人には、その日の活力だったり、パワーになってほしい。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

私の記憶の中にあるものから着想を得てデザインを生み出していくというプロセスが、今もブランドとしての軸になっています。タイ人として日本で暮らす中で感じる様々な葛藤から「ステレオタイプをなくしたい」と考えていて、性別や年齢、体型などを気にせず、誰もが自由に着られるような、ユニセックスかつシルエットの美しい服にこだわっています。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

僕のお客様はアートや音楽などのカルチャーが好きな方が多いと思います。
衣装にも使用されるので、スタイリストさんやアーティストさんからラブコールを頂くのがとても嬉しいです。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

アレクサンダマックイーンが好きです。
一番好きなコレクションをひとつ上げるのなら、 1998秋冬「Joan」。

2023 S/Sについて

―Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 S/Sへの参加の動機は?

東京コレクションに参加して、より多くのお客様に魅せていきたいと思いました。
自分のブランドのクリエイションを通して、様々な文化を伝えていきたいです。

―2023 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

テーマはstereotypesです。僕はタイ生まれで、よくまるまる一般的なタイ人のこととして判断されてしまうのが多く、本当の自分のことを知ってもらいたいをコレクション通して見せたい。

―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。

カラフルの洋服から始まりどんどん単色になって行く、最後真っ白紙のような白の衣装になる

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

まずは日本でブランドとして成長して、将来的にはロンドンやニューヨークなど新しいステージにも挑戦したいと考えています。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

東京は綺麗で、とても発展しています。そして設備や参考になるモノもとても揃っている。
東京で生活している人はとても忙しいけれど、人の生き方についても、ファッションのジャンルにおいてもダイバーシティが実現されています。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

僕の住んでいる東長崎です。まるで昔のテレビ、映画に出てくるような街です。
その昔の日本の時代に飛び込んだようなアンティークな空気感が好きです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

六本木の森美術館はよく通っています。ファッションに触れるために出かけるときは、代官山をウィンドウショッピングします。
代官山蔦屋書店もよく訪れる場所です。

SDGsへの取り組みについて

―ブランドでの取り組みや挑戦したいことを教えてください。

今回のショーピースは古着を使用しています。
今後のコレクションでも着用できなくなった服を再利用・再構築し、SDGsの目標12「 作る責任・使う責任」を追い求めています。

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