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OCT. 27, 2022

JFW DIGITAL GRAND PRIX 2023 S/S受賞 「MEGMIURA WARDROBE」 スペシャルインタビュー

一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)がRakuten Fashion Week TOKYO 2023S/Sシーズンより発足した新たなブランドサポートプログラムにて、デジタル部門で初代グランプリを受賞した「MEGMIURA WARDROBE」。
「MEGMIURA WARDROBE」デザイナーの三浦氏に受賞後の心境を伺った。

megmiura

先日JFWO事務局にて授賞式を実施。賞金と記念品が送られた。
向かって右:「MEGMIURA WARDROBE」デザイナー三浦メグ氏、左:JFWO事務局長 古茂田博氏

JFW DIGITAL GRAND PRIX 2023 S/S 「MEGMIURA WARDROBE」

-今回の受賞を受けての感想をお聞かせください。

一緒に作品を作り上げた制作会社セセッションの代表、稲富みきさん率いるチームの皆さんと、映像ディレクター池宗清史さん、今回モデル参加してくれた方々、スタッフたちに感謝したいと思います。皆さんの力があっての受賞だったと思います。”新作発表”ということだけではない、映像としての作品性を評価していただけたことがとても嬉しいです。

-2023 S/Sシーズンのテーマやコンセプト、また映像の中でこだわった点などあれば教えてください。

私たちの重要なコンセプトであるGnderless,Ageless,Body positiveをベースとして、今シーズンのテーマは”Find Your Colors”.さまざまな色やスタイルを自由に楽しむ人々を捉えることと、モデルたちの個々のパーソナリティの力。それぞれが繋がっていく様を意識して制作しました。360度美しいシルエットと、繊細でスマートなディティールを動きの中で如何にみせるか、にこだわりました。”雰囲気”ではなく、視聴者がはっきりとMEGMIURAの洋服を感じ取れる映像作りを目指しました。

-デジタルでの発表が今回で3シーズン目となりましたが、デジタルでの発表についてブランドとしてはどうお考えでしょうか。

コロナ禍で生まれたデジタル発表という形式は、ランウェイ以外の新しい見せ方を追求でき、たくさんの可能性を感じます。各テーマによって映像の作り方やギミックの使い方など、毎シーズン全く違う見せ方ができるところがデジタル発表の最大の魅力だと思います。

-ブランド、デザイナーとして今後の展望などがあれば教えてください。

今すぐというわけではありませんが、MEGMIURA WARDROBEでの初ランウェイや、さまざまな人が交流できる場としての単独店舗作り、コート以外のアイテムをキーとした新ブランド展開など、展望はたくさんあります。
それぞれに発表のタイミングを吟味して、着実に進めていきたいとおもっています。

「JFW ブランドサポート プログラム」デジタル部門 支援内容

本プログラムでは、対象となるデジタル発表から1ブランドを受賞ブランドとして選定。

デジタル発表ブランド「JFW DIGITAL GRAND PRIX 2023 S/S」
■賞金:500,000円(税別・個人の場合は源泉した金額)
■審査対象:Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 S/Sへ参加され、且つ、本グランプリ審査に参加することに同意したデジタル発表ブランド
■審査方法:審査員による作品・表現方法(芸術性)などに対する定性的評価およびRakuten Fashion Week TOKYOオフィシャルYouTubeアカウント視聴回数(実施後一定期間における)
※支援内容詳細・発表予定等につきましては、変更する可能性がございます。

本プログラムに関するウェブページは こちら

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