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OCT. 01, 2019

初参加ブランドアンケート|NON TOKYO ノントーキョー

市毛 綾乃

NON TOKYO

Designer

市毛 綾乃
Ayano Ichige

Category

Women’s / Ready To Wear, Shoes, Bags, Hats, Accessories and others

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

物心付いた時からファッションが好きで、他の事には目もくれずアパレルの道へ進みました。2002年からメンズブランドのデザイナーを務めていましたが、2012年に出産を機に退任し、等身大の服作りを得意としてきたのもあり、産後の復帰のタイミングでウィメンズブランドを立ち上げました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

ブランドコンセプトは、“クロスオーバー”を元に、対比における違和感をウェアで表現し、共感してもらう事です。また、服作りを通し、日常生活の中でキャッチした物事をファッションというフィルターを介して再解釈し、提示していけたらと思っています。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

服作りのベースとして、あくまでも消費者として何が欲しいのかという点から入り、その気分を掘り下げる事でもってシーズンコンセプトを決定していきます。掘り下げられたシーズンコンセプトを基に、NON TOKYOの特徴に特化したレシピを通し、コレクションを作り上げていきます。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

現在直営2店舗を含む、国内外併せて約40店舗で展開中です。お客様の層はお取り扱い先によって様々で、20代前半から50代までと幅広い層にご支持いただいております。昨シーズンからサイズ感も見直し、より多くのお客様に着用いただけるようになりました。中には男性のお客様もおり、性別を越えてご支持いただいております。。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

高校生の頃“裏原宿”カルチャーに心酔し、沢山の影響を受けました。グラフィックやスタイルなど、今もデザインする上でのベースとなっています。

2020 S/Sについて

―Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/Sへの参加の動機は?

これまでは展示会形式の発表をしてきましたが、ブランドの更なる飛躍とアプローチの必要性を感じ、今回参加を決めました。また、日本のファッションシーンをもっと盛り上げていきたい思いもあり、新しいカルチャーを作っていけたらと思っています。

―2020 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

“SOLDIER OF LOVE”
愛の為に戦う戦士を表現します。勝ち敗けを決める戦ではなく、愛で悪者を改心させ、平和な世界を築く勇者のイメージです。ミリタリースペックにガーリーな要素を盛り込んだコレクションになっています。

―ショーもしくはインスタレーションの構想は?

ランウェイデビューとなる今回は、“NON TOKYOらしさ”と20SSのシーズンコンセプトの両方を感じられる演出にしたいと思っています。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

東京の一つのカルチャーを担えるブランドを目指したいと思います。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

昔は週末に遠方から好きなショップに並んで買いに行ったり、スナップに撮られて一喜一憂したりとワクワクする街でしたが、気付けば生まれ故郷より長い時間を過ごし、今では人生のベースとなる街となりました。今では家族も出来、ワクワクする街から、地に足を付ける街として日々過ごしています。

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