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OCT. 01, 2020

初参加ブランドアンケート|SHOOP シュープ

SHOOP シュープ

SHOOP

Designer

大木 葉平/ミリアン サンス フェルナンデス
Yohei Oki / Miriam Sanz Fernandez

Category

Men’s & Unisex / Ready To Wear, Bags, Accessories and Hats

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

ミリアン:小さい頃からの夢。母親も、縫製に関わる仕事をしていて、物心ついた頃から、ファッションが身近にあり、いつもイラストを描いてた。大木:ファッションは、子供の頃から好きで、大学生の時に、友人とT-shirtブランドを立ち上げようと話して計画を進めていたのですが、その友人は、その後、他界してしまいました。その何年後か、ミリアンが、自分のブランドを立ち上げる決めて、当初から、自分手伝っていたので、自然にSHOOPの一員になっていた。ブランドを立ち上げる前は、ミリアンは、Marc by Marc Jacobs Madridのバイヤー兼マネージャーをしていて、大木は、スペインの芸大でアートを専攻してました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

現代、エレガント、違和感を表現出来る服作り、見せ方の提案を出来るブランドを目指しています。エレガントで、洗練され、またどこかミステリアスな男性像だったり、女性像をいつも描いています。また、自分たちが好きな音楽にも、合う服作りをしたいです。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

色々な場所やモノがインスピレーションになります。音楽だったり、映画だったり、街を歩いているある人のスタイルだったり、インターネットで見つけた画像だったり。コンセプトは、コレクション製作時の気分だったり、思ってることだったりです。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

東京が一番多いです。ブランドを買って頂いている方は、多分大学生から、20代の方が多いと思います。でも、段々、年齢層も広くなっていて、色々な方が、十人十色で、自分たちの服を着こなしてくれているのを見させて頂くのは嬉しいです。こんな着方もあるのかと、勉強になります。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

ミリアン: デザイナーは、Miuccia Prada, Martin Margiela やRaf Simons。独自のスタイルや世界観を作り上げてきたデザイナーが好きです。ブランドでは、NIKEで、スタイルや、カルチャーは、Hip Hop & RnB。大木: ブランドは、Stussyで働いていたのでに、結構Stussyに影響受けているかもです。デザイナーは、Raf SimonsやHelmut Lang、Yohji Yamamoto。カルチャーは、Hip Hop,jazzなどの、ブラックミュージックだったりクラブカルチャーです。小さい頃からピアノ勉強していて、一時期、ジャズピアニストにもなりたく憧れていました。後、自分でも音楽作ったり、DJなどもしています。

2021 S/Sについて

―Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 S/Sへの参加の動機は?

2020年という10年節目の時代の変わりでもあり、今年は世界でも日本でも色々なことが起きた年でした。決して明るいことばかりではなく、色々なコト、モノに対して変化が求められる年だと思います。私たちも、この年のお陰で人生観、服作りをしている意味などを考えさせられました。でも、その年にショーを東京でするというのも意味あることだと思いました。また、色々な試みがありましたが、まだデジタルでは、服の良さ、魅力が伝わりにくく、フィジカルでランウェイをする意味があると思っています。

―2021 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

SHOOPの春夏2021は、現代の世界の状況下で、人々が衣服を選ぶにあたっ て、新しいニーズを反映出来る服作りをテーマにしている。

―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。

回帰原点的なショー

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

目標は、確実にクリエーションやビジネスの面でも成長して行き、世界的にも、ブランドとしてもっと成長して行きたいです。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

東京は、何か成してやろうと目的に集まっている人が多いので、すごい刺激があり、色々な人と知り合え、世界的に見ても、楽しい街だと思います。やはり、大きい都市なので、良い悪いはあると思いますが、全体的に、安全だし、娯楽も沢山あり、息抜き出来る自然もあり、ご飯も美味しいし、大好きです。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

古いものと、新しいものが共存してるところとか好きです。成田山 深川不動堂とか、すごい感動しますね。後は、代々木八幡らへんとか、ゆっくりしていて好きです。後は、夜のお台場とかは、Akira的なNeo Tokyoで、近未来感出ていて、いいです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

いつも、行くところは、友達の音楽家のSeihoくんがやっている渋谷にあるおでん屋そのとおりです。面白い人たちが集う場所なので好きです。後は、海外から友人来たら、Tokyu Hands、ドンキ、モスバーガーは、必ず連れて行きますね笑

新型コロナウィルスについて

―新型コロナウィルスの発生により、ブランドやデザインで変化したことを教えて下さい。

私たちは、今年の3月に東京での初ランウェイをRakuten Fashion Week Tokyoでやる予定で、準備していたのですが、状況は日々悪化して行き、無観客ショーというオプションもあったのですが、残念ながらランウェイをキャンセルにすることにしました。その時、スペインにいたのですが、ヨーロッパも、2月の終わりから、日々深刻な状況になって行き、3月の中旬に、スペイン政府がロックダウンを宣言し、二ヶ月以上の外出禁止令が出ました。ヨーロッパは、普段、マスクをする習慣がなく需要がなかったせいで、医療機関までマスクや感染対策防具が全く足りず、ヨーロッパの国同士での、中国からの輸出品の取り合い合戦が始まりました。時には、海賊まで出て来ての略奪に近い感じもあったとニュースで見ました。 最初のうちは、政府が何とかして、最低でも医療機関の防護服や、マスクなどは手配するだろうと考えていたのですが、コロナの最前線で働いている医者の友人に連絡したら、全く足りていない状況だと聞き、ミリアンが、医療機関用にマスクを作ろうと、私たちのストックしていたボンディング生地などで作り始めました。(衛生上にも気を付けて作らせて頂きました。)最初は、私たちだけで作っていたのですが、インスタグラムやSNS上で、作っていることを知った全く知らなかった方達も連絡をくれ、ボランティアの仲間も増え、みんなで分担して作り、最終的には、1000枚以上のマスクを贈与することが出来ました。(生地は、取引先の生地工場が贈与してくれて、マスクの生地のカットは、レーザー加工機の会社、生地などを運ぶのは、タクシーの運転手、縫製は、ファッション専門学生、専業主婦、プロの縫い子さんなど、後、色々なことを手配するのは、広告代理店で働いている女の子など。)その時に思ったのが、こういう時って、本当に独自のコミュニティが必要なんだと再認識しました。自足自給が必要になる世界が待っているかもしれない。その時に、自分達が作り上げたコミュニティって大事になるなと。なので、カルチャーの面でもコミュニティを作っていけたらいいなと思っております。自分たちは、服を作って、他の人たちは、衣食住であったり、音楽、芸術、思想などに携わっている人たちの。その中には、農業やっている人もいれば、芸術家もいて、ITの人や哲学者もいるみたいな。みんなが自分が得意なことしあって、価値観を共有できて、お互いを尊重する感じ。僕は子供の時から、縦社会が苦手の人間だったので、横のつながりが出来る輪の方が好きです。また、どんな未来や時代になっても、美しく生きるって大事だと思っていて(美意識やセンスは文化、教育、個性によって十人十色ですが。)、いつの時代も、自分が思うかっこいいとか美しいものを作れて、提案していけるブランドにして行きたいです。新コレクションでは、ブランドでストックしていた生地をアップサイクルして、パッチワークなどの技法で作ったアイテムや、Asicsとのスペシャルブロジェクト様に開発したスパッツを、今期はレザーで作り、 靴を何足も買い換えるのではなく、スパッツで足を装飾するサステイナブルな新し いエレメントを作りました。

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