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FEB. 14, 2014

初参加ブランドアンケート / Sretsis

ピム スクハフタ

Sretsis

Designer

ピム スクハフタ
Pim Sukhahuta

Category

Women’s / Clothing, Shoes, Bags, Hats and Accessories

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

女姉妹が2人いて、子供のころは洋服で遊んでいました。
ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインを卒業した後、Sretsisの最初のショップをバンコクでオープンし、姉妹たちが手伝ってくれました。それ以来、私たちはずっと一緒に働いています。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

夢、子供時代のファンタジー、そして時間と現実がせめぎ合ったところにあるユーモアです。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

その時によってインスピレーションを感じるものはいくらでもあります。
旅行からインスピレーションが湧くこともあるし、自分自身の経験や思い出、文化、アート、映画、時には日常にある物からインスピレーションが湧くこともあります。こうしたインスピレーションを自分たちの見方で服に表現しています。
まずはコンセプトやテーマを決め、そこからリサーチを開始し、その後デッサンし、テキスタイルやプリントを決め、その後にサンプルを作るというのがいつものやり方です。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

現在は、伊勢丹新宿店や松屋銀座などの有名百貨店から、複合ブランドが集まるドバイのソース(S*uce)というモール、シンガポールのLula Rockまで幅広い店舗で取り扱われています。
お客様は若々しい、モダンな女性が中心です。彼女たちはルールやトレンドにとらわれすぎることなく、独創的で自分たちに合ったものを求める女性たちです。Sretsisのものを身に着けることで、日々の生活にちょっとした遊び心とファンタジーの心が生まれます。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

私が興味を惹かれるのは、特定のブランドやデザイナー、スタイルといったものではなく、過去から現代までのファッションの歴史や流行です。デザインの多くは個人的な経験がストーリーを物語っています。
ひとつのコレクションの特定のスタイルをもとに、次にはそこから全く違うことにトライすることもあります。
私にとって、ファッションとは時とともに変化するものです。自分たち本来のセンスや哲学は守りながら、常に何か違うこと、少しだけ予想を裏切るような、そんなことにチャレンジしています。

2014-15 A/Wについて

―MBFWT 2014-15 A/Wへの参加の動機は?

日本は最も成長が速いマーケットのひとつで、日本でSretsisが成長する可能性は大きいと考えているからです。

―2014-15 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

昔ながらの英国紳士の社交場であるジェントルマンズクラブから女子のチアリーディングクラブ、子供時代に興味があったクラブハウスの融合がコンセプトです。
タイトルは「The Curious Club of Gentlewomen 」。基本的にはSretsisのガールズが集う場所です。

―どのようなショーになりそうですか?

私たちの「Curious Club of Gentlewomen」をぜひ実現させたいです。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

MBFWT でファッションショーを行うことが2014年の目標のひとつです。それと東京でショップをオープンすることも目標です。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

情熱、こだわり、楽しいこと、ファンタジーのある街です。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

表参道ヒルズやキャットストリートはショッピングや散策していて楽しい場所です。
でも、お気に入りのエリアとしては、小さなブティックやビンテージショップが集まる代官山なども好きです。
明治神宮に続く参道の木立は歩いていて、とても心が安らぎます。
また、時間があれば吉祥寺公園を歩くのも好きです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ、スポットと、その理由を教えてください。

代官山のBonjour record 、蔦谷書店、それからPass the Batonもお気に入りです。

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