第92回ピッティ・イマージネ・ウオモ / Pitti Immagine Uomo（6月13日～16日、イタリア・フィレンツェ）において、「yoshiokubo（ヨシオクボ）」が新作コレクションをランウェイ形式で発表、同時に「ポケットモンスター（ポケモン）」とタッグを組み、オリジナルインスタレーションを展開いたしました。

ピッティ・イマージネ・ウオモと一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構（JFWO）はパートナーシップを結び、日本のファッションシーンから有望な才能に注目したプロジェクトを行っており、本件はそのプロジェクトの一環として行われました。
また、「ポケモン」は、ファッションに対するリスペクトを発信するとともに、JFWOとも連携し、様々なサポートも行う予定で、今回が第一弾としての取り組みとなります。

まるで万華鏡のような映像美で多くのファッショニスタを魅了
ショー会場と庭園、2か所で異なるインスタレーションを展開

yoshiokuboのショー会場では、廃駅を活用した天井高の立地を活用。鏡がコーティングされた巨大な三角錐のピラミッドを5台設置しました。この底面から送出された映像は、反射を繰り返してまるで万華鏡のような映像美を繰り広げ、ランウェイを彩ります。

布が編まれていく過程や色が染まる様子、テキスタイルが作られていく模様などを織り込みながら、この表現に融合したピカチュウやモンスターボールも幻想的に描かれています。ピラミッドの圧倒的な存在感と、新たなポケモンの映像美は、ショーとともに約300名の招待客を魅了しました。

また、ピッティのメイン会場につながる庭園、Villa Vittoriaにも、ピラミッドを4台設置し、よりポケモンの世界観をストレートに表現したインスタレーションを展開しました。約3万5000人来場するといわれるファッショニスタのほか、多くのフィレンツェ市民や観光客などが訪れ、会場は賑わいました。