Information
DEC. 22, 2017

「クリエイターズワークショップ2017 ジャカルタ」初開催 予定動員数を大幅に上回り盛況裡に終了

BUAISOU ワークショップ風景

仕立て屋のサーカス ©INDOESTRI

経済産業省の平成29年度技術協力活用型・新興国市場開拓事業(制度・事業環境整備)の一環として、伝統産品を現代の需要にアレンジできる人材の育成を目的とした、東南アジアクリエイティブ産業人材育成事業「クリエイターズワークショップ2017」が、12/7(木) ~ 12/9(土)にインドネシア・ジャカルタ市内「INDOESTRI Marker space」(インドネシア内で話題となっているインキュベーション施設)で開催されました。
<企画協力:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)>

本ワークショップでは、音楽家・ファッションデザイナー・照明作家によるジャンルの垣根を超えたアートパフォーマンスを行う「仕立て屋のサーカス」(*)と、日本の藍染め師「BUAISOU」(*)が、日本古来の伝統的な製法による藍染め、ジャンルを超えるアートパフォーマンスの作り方、実際にアートパフォーマンスまでを披露しました。

参加者は、9歳の小学生から、大学生、ファッションデザイナー、音楽プロデューサー、70歳の伝統工芸職人まで、多岐に渡り、3日間で462名を動員しました。

仕立て屋のサーカス、circo de sastre(シルコ デ サストレ)

■スズキタカユキ(ファッションデザイナー)
■曽我大穂(そが だいほ、音楽家)
■渡辺敬之(わたなべ たかし、照明作家)
音楽家×裁縫師×照明作家 による音と布と光のサーカス。
その場で生み出される瞬間のエネルギーを大切にし、即興的な表現方法を重視した活動を2014年より開始する。
金沢21世紀美術館、スペイン/マドリードのmatadero madridなど、国内外での活動を続け、1000年続く表現の根源を求めて、普遍的でありながら新しい表現方法を追求し続けている。

藍師・染師「BUAISOU(ブアイソウ)」

■渡邉 健太(わたなべ けんた藍師・染師)
■楮 覚郎(かじ かくお、藍師・染師)
阿波藍の産地として知られる徳島県上板町を拠点に、藍の栽培から、染料となる蒅(すくも)造り、染色、製作までを一貫して行う。
蒅に木灰汁、ふすま、石灰のみを混ぜて発酵させる伝統技法「地獄建て」で仕込むBUAISOUの藍染液は、素材を深く冴えた藍色に染め上げ、色移りしにくいという特徴を持つ。商品展開と合わせ、ワークショップや展示など、国内外にて幅広く活動を行う。

■主催
経済産業省 商務・サービスグループ クールジャパン政策課

■実施運営主体
一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)

■企画協力
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)

■運営協力
横堀良男(株式会社サイド)

Go to Top