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OCT. 20, 2018

「デニム トーク・セッション」開催のお知らせ

明日10月21日(日)に開催される「Tweed Run Tokyo 2018(ツイードラン 東京 2018)」(主催:Tweed Run Tokyo実行委員会)の中で、経済産業省中国経済産業局による中国地方の「産地とものづくり」にフォーカスをあてた「デニム トーク・セッション」が実施されます。

今年の「Tweed Run Tokyo 2018」は、中国地方で作られるデニムの「ものづくり」に焦点を当てるとともに、西日本での集中豪雨被害を受けた尾道を拠点とする「Denim Run Onomichi」(Tweed Run Tokyoの兄弟イベント)とも連携し、「Tweed Run Tokyo feat. Denim」バージョンとしての特別開催となります。

昨今、日本の繊維産業は安価な海外繊維製品に押され続けていますが、デニム産業もこの例外ではありません。染色やテキスタイル、縫製といった中間工程を担う企業で人手不足や経営難による転廃業が相次いでいます。なかでも中国地域にある三備地区(*)は国内シェア9割以上を占め、デニム製造関連会社の産業集積となっていますが、「デニム産地」としての認識度がまだまだ低い状況にあります。7月の西日本豪雨の際には、産地で数少ない整理加工企業のうちの1社が稼働困難な状況となり、生産ラインの確保に奔走する事態に直面致しました。
(*)三備地域・・・備前・備中・備後の3つのエリアから構成。
備前: 岡山県の南東部(岡山市、倉敷市児島等)
備中: 岡山県の西部(井原、倉敷美観地区など倉敷市の中心エリア等)
備後: 広島県の東部(福山、尾道等)

今回は、エコ・サスティナブルをテーマに掲げるイベント、「Tweed Run Tokyo」の協力を得て、普段はあまり知る機会のない、「産地のこと、デニムのこと」を一人でも多くの方に知っていただく機会となることを目指しています。ゲストには栗野宏文氏(Tweed Run Tokyo実行委員長)、森秀人氏(株式会社ベイクルーズ取締役/BONUMディレクター)、森口德昭氏(「GQ JAPAN」 ファッション・ディレクター)高山都氏を迎えてお届けします。

「Tweed Run Tokyo feat. Denim」開催概要

■開催日時
2018年10月21日(日) *トーク・セッションは、13:15頃より開催予定。

■開催地
メイン会場:SHIBUYA CAST. GARDEN(渋谷キャスト ガーデン)
※ライド・パーティーへの参加は「Tweed Run Tokyo 2018」へも別途申し込みが必要です。

□主催
Tweed Run Tokyo実行委員会・済産業省中国経済産業

Tweed Run Tokyoについて

エコや健康、ファッションの観点から、自転車ブームと言われている一方で、一部の交通ルールを守っていないユーザーや違法改造された自転車などが社会問題化しています。しかし、自転車は交通ルールに従い、モラルを持って乗れば、交通量の多い東京でも便利に安全に楽しむことができる乗り物です。Tweed Run Tokyoは、自転車の安全走行を広めるとともに、街を走ることの楽しさも発信していきたいと思っています。走行ルートは、ファッション、カルチャー、アートの発信地の東京都内。本国ロンドンのThe Tweed Runのコンセプトに則り、ドレスコードは“ツイード”です。自転車に乗ることをファッションのひとつのシーンとして打ち出すことで、ファッション産業の活性化にもつながると考えています。

“The Tweed Run”とは?

ツイードの国、イギリスロンドンで、2009年から始まったイベント。ツイードをおしゃれに着こなして、街を自転車で楽しく走ることが目的。現在はロンドンの他、NY、フィレンツェ(PITTI UOMO内)、ビクトリア(カナダ)、シドニーなど、世界各国で独自に開催されている。

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