第6回 FIT大学院インフォメーション・セッション開催のお知らせ
Fashion Institute of Technology( FIT)
FIT大学院ディーン メアリー・デイビス(Mary E. Davis)氏
FIT大学院教授・GFMコース学科長 パメラ・エルスワース(Pamela Ellsworth)氏
FIT大学院インフォーメーション・セッション
「ファッション ビジネスで、グローバルに活躍する」
Global Fashion Management コースで学べること
日本FIT会はファッション産業のグローバル人材育成のため、FIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)のユニークな大学院コースを紹介するセミナーを、同校の教授を招き開催しており、今回はその第6回目となります。
これはファーストリテイリング社と公益財団法人 米日カウンシル-ジャパンのご協力をいただいて実現しており、これまで当セッションの参加者より8名の留学生を輩出しています。
世界がグローバル化するなかで、ファッション産業においても、世界的に活躍できる人材が不可欠になっています。しかし、グローバル人材を理論や知識ではなく「実学」で育成するプログラムは世界でもほとんど無く、FITのGlobal Fashion Managementが、抜きんでた存在になっています。この修士コース(学位はMPS=Master for Professional Studies)は非常にユニークかつ実践的で、ニューヨーク、パリ、香港を研修の場とする立体的なプログラムであり、世界各国から多様な人材が学んでいます。
※当コースのサイトは、http://www.fitnyc.edu/gfm/index.phpです。
このコースには、ファーストリテイリング社(ユニクロ)の多大なるご支援のもと、公益財団法人 米日カウンシル-ジャパンのTOMODACHI-UNIQLO フェローシッププログラムにより、給付型奨学金が設置されており、この奨学金の来年度の継続を予定しています。
セミナーの対象者は、グローバル・キャリアをめざして留学を希望する人、企業あるいは教育機関で人材育成や学生の留学指導に当たって居られる方々です。この貴重な機会を是非ご活用くださるよう、ご案内申し上げます。
日時
2018年11月29日(月)19:00~21:00
(18:30 開場、19:15以後は入場できません。)
会場
ファーストリテイリング社(ユニクロ)会議室(東京ミッドタウン内)
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 33階の受付においでください。会場は内部階段を使用して、34階となります。
プログラム
1. FIT教授によるFIT及びGFMコースについての概要説明
2. 社会人留学経験者によるパネルディスカッション「社会人留学の意義・その後のキャリアへの影響」
3. FIT Global Fashion Management卒業生によるコース紹介
4. TOMODACHI-UNIQLO フェローシップについて
5. Q&Aセッション
なお、セミナー当日又は翌日(20日)、希望者はFIT教授との対面面談が可能です。
参加費
無料
>>詳細PDFはこちら
申込方法
下記のフォームにアクセスいただき、お申し込みください。
https://goo.gl/forms/56ueerWudSlZdSot1
※締切:2018年11月15日(木)
スマホの方は QRコードをご利用ください。
Fashion Institute of Technology(FIT)とは
ファッション業界のプロフェッショナル人材育成教育機関として1944年創立。その後ニューヨーク州立大学になる。現在は、ファッションおよび関連分野における、デザイン、テクノロジー、ビジネスの多様なプロフェッショナルを養成する総合大学。コースとしては、2年制・1年制準学士(A.A.S.)コース、4年制学士(B.F.A./B.S.)コース、修士(M.A./Professional Studies/Fine Arts)コースがあり、アパレル、小売、テキスタイル、インテリア、コスメティックス、広告、美術、玩具などの専門分野をカバーする45以上のプログラムを提供している。マンハッタンの中心に立地、「マンハッタン全体がキャンパス」を合言葉に、ビジネスの現場に密着した「実学」の教育に力を入れている。全日制学生数1万人以上、夜間や短期集中講座を含む2万人以上が学ぶ。日本人をはじめ海外からの留学生も多い。
http://www.fitnyc.edu/
講師プロフィール
FIT大学院ディーン
メアリー・デイビス(Mary E. Davis)氏
ニューイングランド音楽院にて音楽学の修士課程を終え、ハーバード大学で音楽学の博士号を取得。ファッション工科大学(FIT)大学院長に就任する前は、1998年から2012年まで、ケース・ウエスタン・リザーブ大学の音楽学部の教員を務め、 2009年以降の4年間は同学部の学科長を務める。在任中は、ロックンロール・ホール・オブ・フェイム博物館(ロックの殿堂)の大学側リエゾンとして、また、学内のベイカーノード・センター(人文科学研究科)のアソシエイトディレクターとして尽力した。著書は、Ballets Russes Style: Diaghilevʼs Dancers and Paris Fashion (2010) 等。
FIT大学院教授・GFMコース学科長
パメラ・エルスワース(Pamela Ellsworth)氏
ボストンにあるスクール・オブ・ファッション・デザインを卒業後、FITにてテキスタイル・マネジメントを学び、コーネル大学のアパレル&テキスタイル・マネジメント学科を卒業。さらに、FIT大学院のグローバル・ファッション・マネジメント(GFM)コースの修士号を取得。現在はFIT大学院GFM学科長を務め、教授として教鞭も執っている。以前は、テキスタイル大手企業として知られるバーリントン・インダストリーズにおいて輸出事業の商品開発マネジャーとして勤めながら、同時にアジアとアフリカ地域におけるマーケティングと生産プロジェクトのコンサルティングも行っていた。また、演劇、オペラ、ダンスなどの舞台衣装係として自身のキャリアをスタートさせたという経歴を持ち、現在、コーネル大学の学長諮問委員会コーネルウーマンの招待メンバーでもある。
日本FIT会 会長
尾原 蓉子
「ファッション・ビジネス」の言葉と概念を、1968年の訳書『ファッション・ビジネスの世界』にて日本に初めて紹介。以来、ファッション産業発展への貢献と人材育成がライフワークに。旭化成出身。財団法人ファッション産業育成機構IFIビジネススクールにて学長を10年務めた。東京大学、FITおよびハーバード・ビジネススクールAMP卒。「ハーバード・ビジネススクール・ビジネスマン/ウーマン・オブザイヤー」を日産自動車社長カルロス・ゴーン氏とともに受賞したほか、これまでに数多くの賞を受賞。一般社団法人WEF創設者・名誉会長。幾重もの増刷を繰り返す反響を呼んだ『Fashion Business 創造する未来』(繊研新聞社)に続き、今年9月には新著『Break Down the Wall』を日本経済新聞出版社より出版。
株式会社ICMG シニアコンサルタント GFMコース卒業生
保田 優衣氏
北海道大学経済学部卒。(株)バーニーズジャパンおよび(株)ブルックスブラザーズジャパンで販売、MD職に従事。’15年FITのGFMコース卒。卒業後、同級生との共著『NEW YORK/TOKYO ファッション業界の女性エグゼクティブたち:ロールモデルから学ぶキャリア形成のヒント』をKindleにて出版。’16年4月に(株)ICMGに入社し、現在シニアコンサルタントとして在籍。
ミラリジャパン(株)リテールマーチャンダイザー GFMコース卒業生
平木 裕子氏
国際基督教大学教養学部を卒業後、(株)アミナコレクション商品本部仕入部にて勤務。’07年より主任として世界の民芸をベースにした商品の開発、生産、輸入等に幅広く関わり、多くの商品カテゴリ、国や地域を担当。’15年8月よりTomodachi-Uniqlo奨学生としてFITのGFMコースで学び、‘16年12月卒業。現在はLuxotticaの日本法人であるミラリジャパン(株)にてリテール部門のマーチャンダイザーとして在籍。
Sabyloo グローバル・マーケティング担当 GFMコース卒業生
新居 潤子氏
ニューヨーク大学TVプロダクション専攻卒。NYフジテレビ支局にて情報番組コーナーディレクタを経験後帰国し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにてコスチューム・コーディネーター、ショープロデューサーとして13年間勤務。’16 年よりTomodachi-Uniqlo奨学生としてFITのGFMコースで学び、’17年12月卒業。現在はNYにて犬デザイン専門のソックスブランドSabylooのグローバル・マーケティングを担当。
司会進行・モデレーター紹介
西澤 洸樹氏
‘16年、FITのFashion Styling科に留学。修了後、(株)UNIQLO営業部を経て、現在は(株)Fast Retailing計画管理部 数値精度チームに在籍。
森 清華氏
’16年、FITのFashion Business Management科卒業。現在はアマゾンジャパン合同会社ファッション事業部にてプログラムマネージャーとして勤務。