tokyoeye 2016 | 12ブランドがパリ・TRANOÏ FEMME に出展
日本ファッション・ウィーク推進機構が、独立行政法人中小企業基盤整備機構が行う補助事業を活用、海外進出を目指す中小・新進のファッションブランドを支援する「tokyoeye (トーキョーアイ)2016」プロジェクト。メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京への参加経験者を中心とするレディスの計12 ブランドが、2015 年10 月にパリで行われる『TRANOÏ FEMME(トラノイ・ファム)』に出展することが決定しました。
参加ブランドは事前にフランスから招聘されたコンサルタントのCindy HO(シンディ・ホー)氏や、セレクトショップ『L’Eclaireur (レクレルール)』のオーナーであり『TRANOÏ(トラノイ)』のアーティスティック・ディレクターも務めるArmand HADIDA(アルマン・アディダ)氏から商品開発に関するアドバイスを受け、パリに出展する2016 S/S シーズンのアイテムをブラッシュアップしてきました。
参加したデザイナーらからは「海外進出に当たってのサイズや価格の調整など、具体的なアドバイスが役立った」「アディダ氏からは厳しい指摘も受けたが、インターナショナル市場の厳しさを実感する貴重な機会になった」などのコメントが聞かれました。
トラノイ・ファムはパリでもっとも重要なファッションの展示会であり、tokyoeye 2016 プロジェクトが出展するカルーゼル・デュ・ルーヴルをメイン会場に、2015 年10 月2 日~5 日に開催されます。
tokyoeye 2016 TRANOÏ FEMME 出展ブランド
A DEGREE FAHRENHEIT / エーディグリーファーレンハイト
Chika Kisada / チカキサダ
DRESSEDUNDRESSED / ドレスドアンドレスド
IN-PROCESS / インプロセス
KICS DOCUMENT. / キクスドキュメント
KOI / コイ
MIDDLA / ミドラ
Motohiro Tanji / モトヒロタンジ
motonari ono / モトナリオノ
ROGGYKEI / ロギーケイ
SOMARTA / ソマルタ
uemulo munenoli / ウエムロムネノリ
*アルファベット順
tokyoeye 2016 プロジェクトキーヴィジュアルについて
アーティスト曽谷朝絵氏によるキーヴィジュアル
tokyoeye 2016 プロジェクトのイメージをより強く訴求するために、国内外で活躍する新進のアーティスト曽谷朝絵(そや・あさえ)氏の作品『sora-A-glow』をキーヴィジュアルに採用。光と色彩が見る人の心をつかむこの作品は、フェミニンさの中にデジタルやテクノロジーの影響を強く内包する2016 S/S シーズンのトレンドともリンクして、tokyoeye 2016 プロジェクト参加ブランドの多彩な魅力を印象的にアピールします。
曽谷朝絵プロフィール
2006 年「東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科」にて博士(美術)取得。絵画やインスタレーション、映像作品などを制作している。光と色彩に満ちあふれた作品はダイナミックで現代的な感覚を持ち、観る者の視覚を越えて身体感覚を呼び起こす。2001 年「昭和シェル石油現代美術賞」グランプリ、2002 年「VOCA 展2002」VOCA 賞(グランプリ)、2013 年「横浜文化賞文化・芸術奨励賞」、「神奈川文化未来賞」他、受賞多数。主な個展に、2010 年『鳴る色』SHISEIDO GALLERY/東京、2013 年『宙色(sora iro)』水戸芸術館/茨城、2015 年『虹』Aki Gallery/台北などがある。平成25 年度文化庁新進芸術家在外研修員としてNY に滞在。
http://www.morning-picture.com/
招聘専門家について
Armand HADIDA(アルマン・アディダ) 氏
『L’Eclaireur (レクレルール)』オーナー、『TRANOÏ(トラノイ)』アーティスティック・ディレクター
1980 年にパリにセレクトショップ『L’Eclaireur(レクレルール)』を設立。エッジィなラグジュアリーブランドを各国から発掘して紹介し、同ショップを世界のトレンドを牽引する、業界の最有力ショップへと育て上げた。現在パリに6 店舗を展開、新たな魅力的なブランドを精力的に発掘している。2004 年からパリの有力ファッション展『TRANOÏ(トラノイ)』のアーティスティック・ディレクターに就任。規模を拡大しながらも厳格な審査で知られるTRANOÏ は、各国のバイヤーが真っ先に訪れる重要な展示会となっている。
Cindy HO(シンディ・ホー) 氏
ファッションビジネスコンサルタント
フリーランスのディレクター/バイヤーとしてセレクトショップやショウルームへの買い付け/ブランド提案を行うほか、新興国のデザイナー育成プロジェクトなどにもアドバイザーとして参画。Yohji Yamamoto で海外営業部長を務めていた経歴から、世界の有力バイヤーとのネットワークがあり、日本のファッションブランドについても造詣が深い。
■問合せ先
伊藤忠ファッションシステム株式会社内
tokyoeye 2016 プロジェクト事務局
担当(竹澤): tokyoeye@ifs.co.jp