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NOV. 21, 2016

tokyoeye 2017 | ニューヨークの専門家による日本ブランド向けアドバイス・セッションを開催

個別のアドバイス・セッションの様子

個別のアドバイス・セッションの様子

独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)が行う補助事業を活用し、海外進出を目指す中小・新進のファッションブランドを支援する「tokyoeye(トーキョーアイ)2017」プロジェクトが、昨年度に引き続き今年度も実施されています。今年度も日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が受託・運営主体となり、Amazon Fashion Weekへの参加経験者を中心にレディスの計19ブランドがプロジェクトに参加しています。

プロジェクトでは、11月7日~11日にニューヨークよりBARNEYS NEW YORK(バーニーズ・ニューヨーク)のHannah Bibb(ハナ・ビブ)女史を招聘し、参加ブランドへの個別アドバイス・セッションを実施しました。

バーニーズ・ニューヨークのアシスタントファッションディレクターを務めるハナさんは、毎シーズンロンドン、パリ、ニューヨークで世界のブランドをチェックし、レディスのバイヤー達に向けてバーニーズにとってふさわしい新しいブランドをピックアップし、バイイングのディレクションを行っている立場。初めての来日ということもあって、参加ブランドのアーカイブや2017年秋冬シーズンに向けての企画について非常に熱心にかつ丁寧にチェックし、アドバイスを行いました。

全体の印象としては「とてもクリエイティブで、精度の高いブランドが多い。また、機械による大量生産品で飽和した現在のマーケットの状況をふまえると、ハンドクラフト的な手法を用いているブランドもいくつかあったことが新鮮でした」と高く評価。そして、「各社がこれまでにプロジェクト内で受けたフィードバックに基づいて、どのように“進化”を遂げられるか、とても楽しみにしています。また願わくは、それぞれのブランドがアメリカのマーケットでビジネスを拡大し、成功されるきっかけにつながればと思います」と、参加ブランドの次シーズンのコレクションにも期待を寄せました。
海外専門家から商品企画やビジネス面でのアドバイスを受けて商品の開発・改良を行う当プロジェクトでは、2016年7月、11月、2017年1月に実施する海外専門家との3回のアドバイス・セッションを経て、参加ブランドの一部が2017年2月24日~28日にニューヨークの『mahna mahna showroom(マナマナショールーム)』に出展し、海外バイヤーの評価を得ます。

2017年1月上旬には、7月に続いてマナマナショールームのディレクターKaori Cipriano(カオリ・シプリアーノ)女史を招聘する予定です。

■問合せ先
伊藤忠ファッションシステム株式会社内
tokyoeye 2017 プロジェクト事務局
担当(竹澤):tokyoeye@ifs.co.jp

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