TOKYO FASHION AWARD 2022|showroom.tokyo開設中止、JOOR PASSPORT 出展のお知らせ
東京を拠点とするファッションデザイナーが、世界をフィールドに飛躍・ビジネス拡大をするためのサポートを目的とした、東京都ならびに一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)主催のファッションアワード「TOKYO FASHION AWARD」は、1月と3月のパリ・ファッション・ウィーク期間中にフランス・パリにて本事業単独のショールーム「showroom.tokyo」を開設する予定で準備を進めておりましたが、中止という判断になりましたことをお知らせさせていただきます。
ショールーム開設の予定でしたフランスでは現在、デルタ株の影響で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数が増加傾向にあり感染第5波が深刻化している他、世界中で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染拡大が懸念されております。日本政府も新たな水際対策措置を講じている状況を鑑み、1月と3月のパリ渡航は困難と判断し、現地での「showroom.tokyo」の開設を中止することを決定いたしました。
ショールーム開設に向けて、昨年9月に発表された「TOKYO FASHION AWARD 2022」第7回受賞デザイナーの 8ブランドが関係者とともに準備を進めておりましたが、世界各地からの多数の来場者や受賞者および関係者の健康と安全を熟慮した結果、このような判断とさせていただきましたこと、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。また、ご尽力いただきました関係者の皆様へ多大なるご心配をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
ショールーム出展支援に代わる施策として、受賞デザイナーがグローバルに活躍する機会を設けるため、コロナ禍で世界各地のファッション・ウィークとの協業も話題となり、 TOKYO FASHION AWARDも過去ショールームを出展した、オンラインプラットフォーム「JOOR」が提供する「JOOR PASSPORT」にて、本事業単独のショールーム「showroom.tokyo」を設置し、第7回受賞デザイナーの8ブランドが2022年秋冬コレクションを発表いたします。
TOKYO FASHION AWARD showroom.tokyo 2022 A/W
内容:第7回受賞ブランドの2022-23年秋冬コレクション展示
会場:JOOR PASSPORT内 showroom.tokyo特設ページ
*特設ページは2月1日より表示
日程(予定):2月1日(火)〜2月28日(月)
SUGARHILL, DAIRIKU, KIDILL, YOKE
日程(予定):3月1日(火)〜3月31日(木)
MALION vintage, pillings, HARUNOBUMURATA, malamute
*出展終了日はブランドにより異なる可能性がございますこと予めご了承ください。
*3月のRakuten Fashion Week TOKYOでの受賞デザイナー8ブランドのコレクション発表は予定通り開催いたします。
本事業に関するお問い合わせは、 TOKYO FASHION AWARD事務局内プレス担当 SUN DESIGN INSTITUTE 位田・石井までご連絡ください。
主催:東京都/一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)
協賛:日本航空株式会社
オフィシャルメディアパートナー:繊研新聞社
企画運営協力:伊藤忠ファッションシステム株式会社
「TOKYO FASHION AWARD 2022」第7回受賞デザイナー プロフィール一覧
林 陸也(SUGARHILL) |
1995年生まれ、東京都出身。文化学園大学、ここのがっこうを経て、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)を修了。その後、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科を2019年に首席卒業。
FIT在学中にブランド設立。帰国後、学業と国内ブランドでのアシスタント業務と並行し、在籍中もコレクションの発表を続ける。
岡本 大陸(DAIRIKU) |
1994年生まれ。15歳の時に出身の大阪独自のユーズドアイテムやユースカルチャーに影響を受け、VANTANデザイン研究所ファッションデザイン学科に入学。在学中から自身のブランド「DAIRIKU」をスタートさせる。2016年10月にAsia fashion collectionグランプリを獲得し、2017年2月にNYファッションウィークにて、初となるランウェイ形式でコレクションを発表した。現在は東京に拠点を移し、2018SSシーズンより本格的に展示会形式でコレクションを発表。
末安 弘明(KIDILL) |
2014年、KIDILL(キディル)をスタート。「KIDILL」とは、カオスの中にある純粋性を意味した造語。自身が90年代に体験してきたロンドンパンク、ハードコアパンク、ポストパンク、グランジ、などのカルチャーを軸に、現代の新しい精神を持った不良達へ向けた服を制作。
寺田 典夫(YOKE) |
文化服装学院 デザイン専攻科卒業後、ドメスティックブランドやセレクトショップなど数社でデザイン、生産管理を経験後、2016年に独立し、2018AWよりブランドをスタートさせる。
石田 栄莉子 / 清水 亜樹(MALION vintage) |
石田は1989年生まれ、千葉県出身。杉野学園ドレスメーカー学院ファッションデザイン科を卒業後、企業デザイナー、バイヤーとして8年間経験を積み、2016年に古着のアップサイクルブランド『MALION vintage』をスタート。2019年に祖父の材木屋から名付けた自身のブランド『ERiKOKATORi(エリコカトリ)』を始動。
清水は1983年生まれ、兵庫県出身。高校卒業後、地元のセレクトショップに勤務。その後上京し、「Cher(シェル)」で11年間バイヤー、店長を勤め、2016年石田と共に『MALION vintage』をスタート。
村上 亮太(pillings) |
1988年生まれ。上田安子服飾専門学校卒業後、coconogaccoでファッションを学ぶ。2015春夏コレクションよりブランド活動をスタート。
村田 晴信(HARUNOBUMURATA) |
1988年、東京生まれ。エスモード東京校出身。在学中よりVogueに掲載されるなど注目を集め、最終学年時に神戸ファッションコンテストで特選を受賞しイタリア留学資格を獲る。同時にルイ・ヴィトンのWebムービーの衣装デザインを担当するなどの活動を始め、同校卒業後はPRエージェント、ステディスタディでアシスタントを務める。2010年にイタリアに渡り、ミラノ、マランゴーニ学院のファッションデザイン部門マスターコースに入学。同校在学中にフランスのディナール国際モードフェスティバルでミニコレクションを発表しパリ市長賞を受賞。パリ、パレロワイヤルのギャラリー、ジョイスにてインスタレーションを行い欧州を中心に注目を集める。2012年にミラノコレクションを運営するイタリアファッション協会が主催するコンペティションネクストジェネレーションにて日本人として初めて勝利し、2012年秋冬ファッションウィークにて若干23歳の若さでデビュー。現在のブランドの前身となる「ハルノブ ムラタ(Harunobu Murata)」としてコレクションを発表した。同年よりジョンリッチモンド社でデザイナーとして活動。メンズ、ウィメンズのコレクションの制作に従事。2015年、ジル・サンダーのウィメンズ部門デザインチームに所属。クリエイティブディレクターであるルーシー&ルーク・メイヤー夫妻のもとで2018年春夏コレクションまでデザインを手がける。2018年、日本に帰国し、「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」をスタート。
小高 真理(malamute) |
埼玉県生まれ。2011年、文化ファッション大学院大学卒業。ニットデザイナーとして経験を積んだ後、2014A/W より「malamute」をスタート。