RakutenFWT 2023 A/W | Day 3 Report
「Rakuten Fashion Week TOKYO(以下、Rakuten FWT)2023 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、以下JFWO)は3日目を迎えました。
●3日目最初のランウェイショーはTOKYO FASHION AWARD 2023授賞ブランドのTENDER PERSON(テンダーパーソン)(12:00~)。
初のショーを迎えるに至るまで、「悪夢の様なネガティブな感情にも向き合い、ランウェイショーという舞台で夢の続きを描き、その結末をTENDER PERSONに関わる人たちと迎えたい。」そんな思いが込められたコレクションテーマ
“Dreaming of me”についてデザイナーのビアンカさんがショー後の囲み取材で語りました。会場には、デザイナーにとって「良い夢」をイメージする花畑の演出が有り、GANON FLOLISTフラワーアーティストHikaru Seino氏の協力でフラワーロスの白いカーネーションが2000本以上敷き詰められ、ショー後来場者にも配られました。
●「SARTOGRAPH/サートグラフ」(17:00~)がデジタルでコレクションを発表
“Light and Shadow”(光と影)というコレクションテーマを発展させ、様々な困難が降りかかる「影」のような今の時代の中でも知性と強さを合わせ持ち、未来への希望を見出すクリエイティブな人間像や、モダニズム建築に見られる光と影の対比から着想を得たコレクションとなっています。
黒を基調としたミリタリーウェアにコントラストを生む白いステッチやメタルのジップやボタンを組み合わせることによって、機能的で洗練されたワードローブを提案しています。
●YOHEI OHNO(ヨウヘイ オオノ)(13:00~)が主要関連イベント「東京クリエイティブサロン2023」の企画「TOKYO PEACE FASHION SHOW」のブランドとしてショーを実施。
今シーズン、Rakuten FWTOKYOは、4年目の開催を迎える国内最大級のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」(以下TCS:東京クリエイティブサロン実行委員会主催)と一部連携し、共に東京のファッションシーンを盛り上げていきます。主な取り組みとして、Rakuten FWT参加ブランドの一部が、オンスケジュールにてTCS内の企画「TOKYO PEACE FASHION SHOW」(都内の様々な場所でランウェイショーを開催)のブランドとしてショーを実施します。そのトップを飾るYOHEI OHNO(ヨウヘイ オオノ)のプレゼンテーションが、渋谷のHz SHIBUYA(ヘルツシブヤ)で行われました。今シーズンは、「平凡だがどこか愛おしいもの」から連想して、「どこにでもありそうな古着」を題材にしたコレクションが発表されました。
●フランスのブランドMaison J.Simone(メゾン・ジー・シモーヌ)が東京のファッションウィークに初参加。
2019年にデザイナー、ジュード・フェラーリ により設立されたMaison J.Simoneは、カラフルで力強いシルエットにオリジナリティとユーモアを備え、流動的でありながら構造化されたカッティングを特徴とするパリコレクション参加ブランド。
今シーズンもブランドの特徴を表した、独自の世界観のコレクションを、プレゼンテーション形式で発表した。
●TOKYO FASHION AWARD 2023 授賞ブランドのVIVIANO(ヴィヴィアーノ)19:00~が公式会場の渋谷ヒカリエにてランウェイショーを開催。
5年ぶりとなる今回のショーは、“愛”がテーマ。今おかれている自分の幸せな環境を、皆さんにシェアしたい、そんな強い想いからはじまっています。今回のコレクションには、それぞれの愛のカタチが存分に表現されたコレクションとなりました。
●公式会場(渋谷ヒカリエ・表参道ヒルズ)にて商品サンプリングの提供を実施
初日より、政府の発表でマスクも個人の判断に委ねられたこともあり、また、フィジカルでのショーも増え、会場に活気がもどってきています。オープニングセレモニーから、公式酒「獺祭」を楽しむ姿や、ホワイエにご用意した話題の商品バイタルプロテインズやレッドブル、などを、気軽に手に取って楽しんでいただいています。