RakutenFWT 2023 A/W | Day 6 Report
「Rakuten Fashion Week TOKYO(以下、Rakuten FWT)2023 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、以下JFWO)は最終日となる6日目を迎えました。
●最終日は、デジタル発表で参加のnaokitomizuka/ナオキトミヅカ(12:00~)でスタート。
デザイナー富塚尚樹が手掛けるnaokitomizukaがデジタルでコレクションを発表。モデルには役者の松浦りょうが登場しました。可愛さの中の強さに惹かれるというデザイナーが今季発表したのは、ビビッドなピンクやグリーン、パープルなどがアクセントの、服の楽しさが伝わるコレクションとなりました。
●「HEAVEN TANUDIREDJA ANTWERP /ヘヴン タヌディレージャ アントワープ」が
THREE TREASURES/スリートレジャーズとの合同ショーを開催 (15:00~)
Heaven Tanudiredja はインドネシアのバリ島在住のファッションデザイナー。今回は2018 A/Wシーズン以来の東京でのコレクション発表となり、TOKYO CREATIVE SALONとの連携により、HEAVEN TANUDIREDJA ANTWERP と THREE TREASUREの合同ショーとして、渋谷駅西口地下広場で開催されました。彼が得意とする彫刻的なアクセサリーが際立つコレクションの発表となりました。
●MURRAL/ミューラルが国際フォーラム 7Fラウンジでランウェイショーを開催。(15:00~)
デザイナー村松祐輔と関口愛弓のデザイナーデュオによるMURRALが、2019年SS以来の参加でランウェイショーを開催。「FRAGILE」をテーマに、永遠ではないものに“儚さ”を感じ、その“儚さ”をコレクションに落とし込んだコレクションを発表しました。
●TOKYO FASHION AWARD 2023 授賞ブランドTANAKA/タナカ(19:00~)が、初参加でブランド初のフィジカルショーを開催
公式会場渋谷ヒカリエでは今季最後のランウェイショーとなるTANAKAがコレクションを発表。
デザイナーのタナカサヨリとディレクターのクボシタアキラは、今回の初のショーで、ブランドコンセプト「これまでの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服」を体現したかったと語り、コレクションにアート&クラフトの要素を盛り込んだコレクションを発表しました。
2023 A/W シーズンは、KEISUKEYOSHIDA/ケイスケヨシダのランウェイショーにて幕を閉じました。
今202323A/Wシーズンは、楽天グループ株式会社が日本のファッションブランドを⽀援するプロジェクト「by R(バイアール)」にて発表する2ブランドを含む、全58ブランド(55コレクション発表)、フィジカル発表42ブランド/デジタル発表16ブランド(うち初参加17ブランド・海外からの参加6ブランド)の発表がありました。今季よりフィジカルが7割に戻り、また、開催初日からマスクの着用が任意になるなどもあり、ファッションウィークに参加するブランドのファンや関係者も待ち望んでいた、活気が戻ってきたシーズンとなりました。
Rakuten Fashion Week TOKYOは、本日をもって2023 AWの会期を終了しました。次回2024 SSは、2023年8月28日(月)から9月2日(土)の開催を予定しています。引き続き、Rakuten Fashion Week TOKYO にご注目ください。