Information
SEP. 05, 2024

RakutenFWT 2025 S/S | Day 4 Report

「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2025 S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO))は、本日4日目を迎えました。前日に行われた2ブランドも含め、4日目ハイライトをレポートします。

yoshiokubo(ヨシオクボ)」(20:00~) ルミネtheよしもと

rfwt2025ss_day4_01
rfwt2025ss_day4_02

ブランド設立20周年を迎えたヨシオクボは、デザイナーの久保嘉男が「ずっとやりたかった」と語る吉本新喜劇とのコラボレーションランウェイを開催。島田珠代、すっちー、筒井亜由貴、吉田裕、そして間寛平といった劇団員が登場し、前半は老舗うどん屋「花月うどん」を舞台にした喜劇で会場を沸かせました。

うどん屋の常連だった島田珠代扮するショープロデューサーが、近所でヨシオクボのランウェイを企画していたものの、会場が使えなくなり急遽うどん屋でランウェイを開催するというストーリー。約20分間におよぶ爆笑の連続で客席があたたまったところで、ランウェイがスタートしました。

今季は“守・破・離”をテーマに、これまでのクリエーションに新たなアイデアを組み合わせて再構築。ギャザーをふんだんに使用したウェアは、挑戦したかったディテールのひとつだといいます。ランウェイにはすっちー、間寛平もモデルとして登場。ラストは劇団員たちには内緒で3回練習したという「ズッコケ芸」をデザイナー・モデルの全員で披露し、史上初となる喜劇×ランウェイを締めくくりました。「長く愛され、いつまでも捨てられない一着」を生み出す、ヨシオクボの次の10年が開幕します。

O0u(オー・ゼロ・ユー)」(21:30~) テレコムセンタービル

rfwt2025ss_day4_06
rfwt2025ss_day4_07
rfwt2025ss_day4_08
rfwt2025ss_day4_09

サステナブルブランドO0uは、“LIVING IN A CIRCULAR WORLD”をコンセプトに初となるランウェイを開催。会場演出には循環や地球、そして“角のない自然体”を想起させる〇(まる)を多用しています。環境負荷の低い天然素材、無農薬製法や省エネ管理を徹底して作られた素材を用いて、クリーンかつモードな日常着を提案。また、O0uがユニフォームを手掛けているメガネブランドZoffとのコラボアイウェアも発表されました。O0uを運営するアドアーリンクは、昨年末に社会・環境に配慮した公益性の高い企業に対するグローバル認証 「B Corp」を取得しています。

pillings(ピリングス)」(14:00~) 科学技術館

rfwt2025ss_day4_10
rfwt2025ss_day4_11
rfwt2025ss_day4_12

ピリングスの会場は三角形が印象的な科学技術館の一室。言語化できないような小さな感情や、ささやかな視点での表現を大切にしたという今季。小さな頃からどこか恐怖心を覚えていた「窓」や、そこから見える景色に想いを馳せました。

上半身をやさしく包むアンティークのレースカーテンのようなトップス、思い出の残像のように重なる薄手のカーディガンといった、ブランドの根幹にある手の込んだニットアイテムは健在。透け感のあるメタリックな素材を使用したドレスなど、新たな一面も伺えます。

mintdesigns(ミントデザインズ)」(15:00~) オンライン発表

rfwt2025ss_day1_13
rfwt2025ss_day1_14

©courtesy of brand

映像作品としてコレクションを発表するのは今回で10回目となるミントデザインズ。今季のテーマは「White Project」。着想源となったのは、デザイナーの母校であるセントラル・セント・マーチンズで行われていた同名の課題。白だけを用いて衣服をデザインするというもので、制約の中で創造力を引き出すきっかけになったものだといいます。

白を想起させる“消しゴム”をモチーフにした柄やオリジナルのレース柄、箔プリントなどを混ぜ合わせ、原点である 「White Project」にミントデザインズとして再挑戦しました。

Keiko Nishiyama(ケイコ ニシヤマ)」(18:00~) オンライン発表

rfwt2025ss_day1_13
rfwt2025ss_day1_14

©courtesy of brand

初参加となるケイコ ニシヤマは、古代の博物陳列室からインスピレーションを得た繊細なプリントを強みとするレディースブランド。今季は「COSMOGRAPHIA」をテーマに、古代から人々を魅了し続ける宇宙の神秘と謎を、独自の視点で表現しています。

見ているだけで好奇心を掻き立てるようなグラフィックは、パジャマのようにゆったりとしたシルエットのシャツやパンツ、チュールのフリルが重ねられたドラマティックなスカートなど、さまざまなアイテムに用いられました。

公式会場にてスポンサー各社のドリンクを配布

rfwt2025ss_day4_17

獺祭

rfwt2025ss_day4_18

獺祭 新生炭酸水

rfwt2025ss_day4_19

kiyasume

rfwt2025ss_day4_20

レッドブル


公式会場(渋谷ヒカリエ ヒカリエホール)で行われるランウェイ・イベントにて、オフィシャルスポンサー旭酒造の「獺祭」や「獺祭 新生炭酸水」、そして「kiyasume」や「レッドブル」を配布しています。

終了後に配布しておりますので、ぜひドリンク片手にファッション・ウィークをお楽しみください。

オフィシャルメディア「FASHIONSNAP」による来場者SNAP企画

rfwt2025ss_day1_21

BALMUNG会場にて

rfwt2025ss_day1_22

Seivson会場にて

9月1日(日)の「10 years of TOKYO FASHION AWARD」内覧会及びRakuten FWT 25 S/Sのオープニングイベントから、9月7日(土)までの開催期間中、オフィシャルメディアのFASHIONSNAPによる、来場者おしゃれスナップを実施。

スナップはFASHIONSNAP公式インスタグラムやストリートスタイル FASHIONSNAP にて更新しています。

公式IG: https://www.instagram.com/fashionsnapcom/
ストリートスタイル:https://www.fashionsnap.com/streetstyle/

Go to Top