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SEP. 07, 2024

RakutenFWT 2025 S/S | Day 6 Report

「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2025 S/S」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構
(JFWO))は、本日最終日を迎えました。前日に行われたランウェイ、イベントも含め、6日目ハイライトをレポートします。

sulvam (byR)(サルバム)」(19:00~) 文化服装学院遠藤記念館大ホール

https://brandavenue.rakuten.co.jp/contents/fashionweek/trend/2025ss002/?scid=we_ich_byr25ss_0903_jfw

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©courtesy of brand


日本のファッションシーンをエンパワーメントするプロジェクト「by R (バイアール)」で、sulvamがRakuten FWTで3年ぶりとなるランウェイを開催しました。会場に選んだのはデザイナー藤田哲平の母校である文化服装学院。今回は6名の学生が3体のショーピースの制作に参加しています。

学生が制作に携わったショーピース3体


業界関係者向けに行われたランウェイの前には、文化服装学院の生徒を招いたエクスクルーシブなランウェイを開催。
自身の原点である場所で「未来へのバトン」を渡すその姿は、業界関係者、そして未来のファッション業界を担うだろう学生たちの心を動かしたはずです。

ブランド設立10周年を記念するランウェイでは、昨年本格始動したウィメンズも発表。端正なテーラリングで仕立てられたアイテムは、大人の女性がリアルに“いますぐ着たい”と思わせるものです。メンズはジャケットにアロハシャツを合わせたり、左右で見ごろがチグハグなトップスなど、パターン・スタイリングともに自由な発想でサルバム流の遊び心を表現しました。

また、ファッション通販サイト「Rakuten Fashion」にて、9月9日(月)10時より「by R」限定商品を発売いたします。今年オープンするパリ旗艦店とのダブルネームタグをあしらったシャツや、ロサンゼルス発祥のスタッズベルトブランド「HTC」とコラボしたベルトとウォレットチェーンなどがラインアップ。

ランウェイでも登場したアイテムなので、ぜひこちらもご覧ください。

Rakuten Fashion「sulvam」特設ページ

表参道の「THE NIKKA WHISKY TOKYO」でRakuten FWT 2025 S/Sアフターパーティを開催


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期間限定バー「THE NIKKA WHISKY TOKYO」でVIP限定のアフターパーティーを開催。デザイナーやモデルなどの関係者が来場し、ハイボールやウイスキーを使用したカクテルなどを楽しみました。 「THE NIKKA WHISKY TOKYO」は、12月25日までオープンしています。

THE NIKKA WHISKY TOKYO
住所:港区北青山 3-5-27 1 階
営業期間:8月7日~12月25日
営業時間:月~金:17:00 ~23:30
土日祝:14:00 ~23:30
URL:https://www.nikka.com/thenikkawhiskytokyo/

10 years of TOKYO FASHION AWARDトークイベント(11:30〜)向千鶴× 森川拓野


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9月1日から7日の7日間に渡り、表参道ヒルズ スペースオーにて開催していた展覧会「10 years of TOKYO FASHION AWARD」のクロージングイベントとして、ファッション・ジャーナリストの向千鶴氏とTAAKKデザイナーの森川拓野氏によるトークイベントが開催されました。TAAKKは2017年にTOKYO FASHION AWARDを受賞しています。

公開インタビューという形で、ファッション業界で長年活躍する二人が、TAAKKのものづくりや今後の日本のファッション業界の未来について語りました。

「FASHION PRIZE OF TOKYO 2025」はsssteinに決定


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sssteinデザイナーの浅川氏

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(左から)審査員のクリエイティブディレクター長尾悦美氏、デザイナーの浅川氏、審査員のFashion Curator 小木“Poggy”基史氏


公式会場の渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホールBにて「FASHION PRIZE OF TOKYO 2025」受賞デザイナー発表会を開催いたしました。今年度は浅川喜一朗氏が手掛ける「ssstein(シュタイン)」が受賞。今後の支援として、国際的知名度向上のため、 2025年1月と6月にパリ・ファッション・ウィークにてショーイべントを開催します。また、3月のRakuten FWTでも凱旋イべントの実施を予定しています。

浅川氏は受賞インタビューで「毎シーズン海外で展示会をしていますが、ひとつふたつと壁を越えて行きたいと思っていたタイミングで受賞できて、とても嬉しく思っています。身が引き締まる思いです。より多くの世界の人々に届けていけるよう、ブランド一同全力で頑張っていきます」とコメントしました。

マロニエファッションデザイン専門学校が学生によるランウェイを開催(14:30~)渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホールA


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創立75年を迎える「マロニエファッションデザイン専門学校」に在籍する学生たちによるランウェイが、渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール Aにて関連イベントとして開催されました。

2年生〜4年生の学生25名が、「ART of passion」をテーマに1人1作品を発表。会場の外には生徒の作品のインスピレーション源も展示され、ランウェイと合わせて学生たちの今を感じられるイベントに。会場運営にも学生が携わり、ファッション業界の現場を体感しました。

「MURRAL(ミューラル)」(16:00~)POLA 青山ビルディング

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ミューラルは今年できたPOLA 青山ビルディングのロビーフロアでランウェイを開催しました。今季のテーマは“SEEM”。コレクションを作るきっかけとなったのは、「花はなぜ美しいのか?」という言葉。常にクリエイションに花を投影させてきたミューラルが、ふと自らの足元を見た時に見つけた思いでしょうか。

着想源はドイツの植物学者・写真家カール・ブロスフェルトによる植物図鑑『芸術の原型』。モノクロで映し出された花々から、エレガンスとストレンジのアンバランスな美しさを見出したと言います。

鮮やかな色使いを得意としているミューラルですが、今季はモノクロのルックからスタート。差し色としてピンクやグリーンのルックがほんの少し差し込まれます。

マーブル柄のように見えるプリントは、『芸術の原型』に掲載されているモチーフからインスパイアされたもの。
「SEEM=〜のように見える」というテーマの通り、レザーのようなサテン地のアイテムや、絡まる蔦のようなビーズ編みのアイテムなど、一見すると「〜のように見える」ものを、ミューラルらしいアイテムへと巧みに昇華しました。

客席には一輪の花が置かれ、「花はなぜ美しいのか?」という問いを来場者に投げかけました。

「anrealage homme(アンリアレイジ オム)」(19:00~)秩父宮ラグビー場


2025 S/Sシーズンの最後を締め括ったのはアンリアレイジ オム。ブランドとして2回目となるランウェイを、秩父宮ラグビー場にて開催しました。照明でピンクに照らされた会場には、多くの人が訪れました。詳細は後日掲載いたします。

オフィシャルメディアパートナーMetaとのデジタル施策

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per formance @jenes.dancer
Camera/edit @mazco_cam

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デジタル施策のポスター


今季オフィシャルメディアパートナーとなったMetaと協業し、ファッションと親和性が高いクリエイターとブランドのコラボレーション企画を実施。
初日に発表したシンヤコヅカにダンサーのkei sato “Jenes”(@jenes.dancer )が来場し、リール動画を作成しました。Rakuten FWTの公式インスタグラムとの共同投稿を実施しています。他にもいくつかのブランドで行われ、順次投稿予定です。
投稿例:https://www.instagram.com/p/C_iMtpwS8kP/

パワーアップした「MY RUNWAY」

photo by Shogo Morishita

photo by Momo Angela

photo by mitograph

ショーや会場の空気感、そして来場者を撮影し、ファッション・ウィークの魅力を伝える企画「MY RUNWAY」。
今シーズンは、mitograph、Momo Angela、Shogo Morishitaの3人の気鋭フォトグラファーが独自の視点でファッション・ウィークの魅力を切り撮ります。Rakuten FWTの公式インスタグラムにて投稿しています。

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