beautiful peopleのショーにて。左がアダム氏、中央はPITTI UOMO マーケティング・マネージャーアントニオ・クリスタウド氏、右は『VOGUE ITALIA』シニアエディター サラ・マイノ氏

Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2015-16 A/Wを目掛けて初来日したAdam Katz Sinding（アダム・カッツ・シンディング）。 サンフランシスコ出身で、シアトルやパリで過ごした後、現在はNYを拠点に、style.comのファッションスナップのフォトグラファーとして活躍。彼が撮影した各国のファッション都市のストリートスナップを発信しているウェブサイトLe 21èmeはファッショニスタの間で人気を集め、Instagram、FacebookなどのSNSでも多くのフォロワーを獲得している。 今回の来日は、ANAのサポートのもと、アダム氏の長年の念願叶っての初来日となった。まさに今も、世界各国のファッション・ウィークを飛び回っているアダム氏に、東京のストリートファッションの印象やMBFWTについてショートインタビューを行った。

東京のストリートファッションの印象は？

東京は世界の中でもトップクラスに入るかっこ良さがあると思います。とてもユニークで、独特のミックス感には目を見張るものがあります。ですから、東京のストリートファッションをインスピレーション源にしたり、新しいデザインの参考にする人も多いと思います。良い意味で型破りで、一方で大変計算されたスタイリングには世界が注目していると思います。

左：Patchy Cake Eaterのショーにて、『VOGUE ITALIA』シニアエディター サラ氏と　右：オフィシャルスポンサー旭酒造株式会社 桜井博志社長と獺祭（ダッサイ）で乾杯！

アダム氏が運営するLe 21èmeでも、今回の来日時に撮影した東京のストリートスナップが掲載されている。

Mercedes-Benz Fashion Week TOKYOでいくつかショーをご覧になりましたが、いかがでしたか。

初めてのMercedes-Benz Fashion Week TOKYOをとても楽しむことができました。NYのショーとはまったく違うため興味深く、良い経験になりました。一番印象的だったのは、CHRISTIAN DADAの初のレディスのショーです。ロックの描写が大変素晴らしかった。それ以外も、拝見したショーはどれも楽しかったです。

 

今回はANAのサポートで来日が実現しましたが、毎シーズン世界各国を旅されているアダムさんにとって、今回の空の旅はいかがでしたか。

シアトルから東京まで約9時間の長旅でしたが、とても快適でした。ボーイング787は大変機能的で、リラックスするために必要なアイテムがすべて揃っていて完璧でした。食事もとても美味しく、サービスはそれ以上に良くて、感動のあまり、帰国後、友達たちにANAのビジネスクラスに乗れたことを自慢したくらい！