Interview & Report

インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2014 / 15 アジア地区大会

インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2014 / 15 アジア地区大会 出場デザイナーコメント

2014.7.17 アンダーズ東京

ザ・ウールマーク・カンパニーが主催する国際的なファッションコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ(The International Woolmark Prize)」のアジア地区大会、出場デザイナーのコメントを紹介いたします。

【WOMENS部門
AMBELL(アンベル)/門野 文蔵(日本)
GREEDIOUS(グリディオズ)/ユンヒ・パク(韓国)
HEI LAU(ヘイ・ラウ)/ヘイ・ラウ(香港)
JO QIAO DING(ジョー・チャオ・ディン)/ジョー・チャオ・ディン(中国)
motonari ono(モトナリ オノ)/小野 原誠(日本)
NISHE(ニッシュ)/ポリー・シュ(香港)
TOE(トウ) /チュン・ホ・ユン(韓国)
Vmajor(ヴィメジャー)/ヴィクター・ジュウ&ニコル・リン(中国)

【MENS部門
Beautyberry(ビューティーベリー)/ワン・イータオ(中国)
HARRISON WONG(ハリソン・ウォン)/ハリソン・ウォン(香港)
Sise(シセ)/松井 征心(日本)
ZSAINT(ジーセイント)/ジサン・キム(韓国)

※ブランド名アルファベット順

WOMENS部門

AMBELL(アンベル)/門野 文蔵(日本)

ambell ambell2

今回のコレクションは、ナイロンやシルクなどの素材は一切使わず、ウールだけで作りました。 インスピレーションソースは、「綿」と「マーク・ロスコ」ですが、キャンバスの上に絵画を重ねていくマーク・ロスコの手法のように、洋服をキャンバスに見立て、ウールの原毛を使って自分たちの手で柄を描いていきました。 通常のコレクションとは異なり、ウールというひとつの素材にフォーカスし、型数を絞ってデザインすることができたのでテーマをより深く追求することができ、非常に良い経験となりました。今回の経験を足がかりに、今後も海外展開を視野に入れた服作りをしていければと考えています。

【プロフィール】
日本人デザイナー門野文蔵(かどの ぶんぞう)によるファッションブランド、 AMBELL(アンベル)は2009年設立、2010-11A/Wにコレクションデビュー。 ブランド名は、Amber(アンバー=琥珀)- 時間が経つごとに価値が増すモノ、香りを楽しむためのモノ - と、Bell(ベル=鈴、鐘)- ものごとを知らせる(発信)ためのモノ、幸運を呼ぶモノ -を意味しており、姿・香・感触と、五感全てで楽しめるレーベルを創りたいという意思を表している。Ambellは2012S/SよりMBFWTで紹介されている。2014-15 A/Wコレクションの’Black Symphony’は、ニューヨークのアーティストAd Reinhardtの作品からインスピレーションを得ている。
http://www.ambell.jp/


GREEDIOUS(グリディオズ)/ユンヒ・パク(韓国)

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GREEDIOUSは、ダイアモンドが持つ透明さや純粋さという特性をテーマにしたブランドで、どんな女性にとっても欲しいと思える洋服、なりたい自分になれる洋服であってほしいという考えのもと、服作りをしています。今回は、映画『ラスト・オブ・モヒカン』からインスピレーションを受け、エキゾチックで戦闘的なモヒカンスタイルをベースに、コートとワンピースを制作しました。ウールが持つプレーンさや素材感を活かすことにこだわりつつ、コートというボリュームのあるアイテムを軽やかに見せることにポイントを置きました。審査員の方々からは、色使いやテクニック、ユニークなアイデアを評価して頂いたようです。

【プロフィール】
デザイナー、ユンヒ・パクは自身の作品を「未来的現代性」と呼び、ユンヒ・パクのメンズ的要素を潜ませたフェミニンなデザインは同時に、クラシックでありながら指向性があり、主流に乗りながら個性的である。シンプルで正確無比なシルエットは、繊細なディテールや世界中で魅力的に感じられるセンスと合わさる。ブランドはすでに、アメリカ、フランス、香港、中国、メキシコ、中東でファンを獲得している。


HEI LAU(ヘイ・ラウ)/ヘイ・ラウ(香港)

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HEI LAUは、カッティングとドレープを重視し、ナチュラルなエレガンスを表現することを目指しているブランドです。IWPのコレクションでは、先日訪れたロンドンの植物園でインスピレーションを得た植物のフォルム、生命、成長という要素をもとに、身体の曲線に合わせたオーガニックなカッティングとドレーピングによって、植物ならではのラインを表現しました。ウールは重みがある素材なので、美しいドレープが作りにくいのですが、厚手と薄手の2種類の生地を駆使しながら、いかに私らしいシルエットが出せるかということにこだわりました。審査員の方々も作品のコンセプトやテクニックに興味を持って頂けたと思います。

【プロフィール】
デザイナーのヘイ・ラウは2004年に香港ポリテクニック大学のデザイン科を卒業してから5年間、香港の一流リテール・グループTWISTで業界経験を積み、2009年に自身の名前を冠したウィメンズウェア・ブランドを発表。以来毎シーズン、パリで発表を続けている。このブランドの最も重要な特徴はドレーピングだが、彼女のデザインは同時に、エレガンスと楽なシックの要素を併せ持つ。ブランドHEI LAUが提供するのは、シルエットと形を重要視した、独自性を持つ普遍的なアイテムである。
http://www.heilau.com


  JO QIAO DING(ジョー・チャオ・ディン)/ジョー・チャオ・ディン(中国)

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私は、中国の伝統文化の美しさをいかに作品に落とし込めるかということを目指しています。今回は、バラをモチーフとして、花の層の重なりを洋服で再現することをテーマに、伝統的な中国服のシルエットを取り入れたドレスを制作しました。ウールは普段からよく使いますが、非常にソフトなのでバラの色や形が再現しやすく、私のデザインに向いている素材だと改めて感じました。審査員の方々には染色のプロセスなどに興味を持って頂いたようです。現在は中国、北京、上海などに店舗を出していますが、今回のIWP参加をステップに近い将来、シンガポールをはじめ海外マーケットにも進出していきたいと考えています。

【プロフィール】
ロンドンの名門セントラル・セイント・マーティンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの卒業生であるジョー・チャオ・ディンは、同校がルイ・ヴィトンと共催したデザイン・コンペに優勝したことでルイ・ヴィトンの皮革製品部門で働くチャンスを得て、その仕事ぶりも同社から高評価を得る。2011年に自分の名で初めてコレクションを発表し、以来毎シーズン、デザインに「チャイニーズ・シック・スタイル」を取り入れたデザインを発表し続けている。そのオリエンタルな審美眼は天然ファブリック使いと組み合わされ、このブランドを象徴する、実際に着用可能なコンテンポラリー・ルックを造り出している。


motonari ono(モトナリ オノ)/小野 原誠(日本)

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「Gradation you see in nature(自然の中に見るグラデーション)」をテーマに、海や空の境界など自然界にある美しいグラデーションを、ウールという自然の恵みがもたらす素材と結びつけたコレクションを制作しました。 今回は、ワンピースを糸の段階から作りましたが、一枚の生地の中で編地を変化させていくことによって、1本のウールを軸にしたストーリーが展開されるような洋服になっています。 ウールをテーマにしたコンテストだからこそ、素材の特性を活かして糸から作っていくというプロセスにも熱意を持って挑むことができましたし、今回の取り組みは今後の服作りにも還元できるのではないかと感じています。

【プロフィール】
motonari ono(モトナリ・オノ)は、2006年に設立。独特のロマン主義と繊細さを併せ持ったデザイナーの美的感覚は、甘いだけでなくメンズライクなソースも組み込んだシャツやテーラリングとのミックススタイルで絶妙なバランスを創り出す。 motonari onoはまた、2010年にムンバイのLakme Fashion Weekにコレクションを紹介した初めての日本ブランドとなった。同年、ブランドはIndia Jewellery Collectionのメンバーにもなった。
http://www.motonari-ono.com


  NISHE(ニッシュ)/ポリー・シュ(香港)

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今回は、通常ラインとは少しテイストを変え、イブニングでも着られる洋服を念頭に置き、ドレスとスカーフを制作しました。「海」からインスピレーションを得て描いたペインティングを100%メリノウールの生地にプリントし、さらにコーティング処理を施しているのですが、海というモチーフやウールという素材、コーティングという加工方法には、温暖化が進む地球の環境を守るというメッセージが込められています。また、羊から育て、長い時間と労力をかけて作られるウールという素材を、ひと切れたりとも無駄にせずに使うということも意識しました。今回のIWP参加をきっかけに、今後は高級百貨店などへの展開も視野に入れていければと考えています。

【プロフィール】
香港に本拠地を置くオーストラリア人デザイナー、ポリー・シュは、自身のブランド、NISHEを2008に設立し、2010年にロンドンで、ブランド初のコレクションを発表した。UNSWで経営学を学び、ロンドンのセントラル・セイント・マーティンズ・カレッジでテキスタイル・デザインを学んだ彼女は、デザインとアートには規則も限界もないと信じている。NISHEは個性的なデザインを愛する人、自由を愛する人、人生を愛する人、幸福を喜んで受け入れる人、愛することを恐れない人、いつまでも気持ちの若い人、夢見ることを恐れない人のためのデザインである。
http://www.nishe.com.hk


TOE(トウ) /チュン・ホ・ユン(韓国)

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TOEは、クラシックをベースに、レトロな感性を加味したコレクションを展開するブランドです。今回のコレクションは、韓国の伝統家屋に使われる茅葺き屋根がインスピレーション源になっています。保温性や断熱性などウールと共通する特性を持つ茅葺きというモチーフを、自らニッティング作業をし、織り感や捩れ、ボリューム感などにこだわりながら、洋服に落とし込みました。また、ウールで表現することが難しいプリーツを実現することができ、審査員の方たちもその技法に大きな関心を示してくださいました。現在、私のブランドはアジアで販売されていますが、グローバルブランドに成長するために、今後はより広い市場で認知度を高めていければと考えています。

【プロフィール】
チュン・ホ・ユンはLiesangbongのアシスタント・デザイナーとしてキャリアをスタート。 2010年、リアリティ・ショー「プロジェクト・ランナウェイ・コリア」のセカンド・シーズンに出演するチャンスを得て、名声を手に入れ、2010年にクラシックなテーマに基づいたコンテンポラリーなブランドTOEを立ち上げた。クラシックな女性向けテーラー技術と、ミニマルなシルエットのディテールと、感覚に訴えかけるアナログな感触を持つレトロ・テキスタイルを追求している。 彼はコレクションをパリのフーズ・ネクスト・フェア、香港ファッションウィーク2012、ニューヨークのコテリエ・ショー2013に発表している。また、2013年には二つ目のブランド、ARCHEを立ち上げた。


Vmajor(ヴィメジャー)/ヴィクター・ジュウ&ニコル・リン(中国)

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私たちは共にロンドンでファッションを学んだ後、2009年に中国に戻り、ブランドを立ち上げました。ウール素材はこれまでの秋冬コレクションでも頻繁に使っていたのですが、今回はこれまでにない取り組みをするために織物に挑戦しました。カーディガンやマフラーなど、ウール製品は巻き付けたり、ほどいたりすることが多いことから、形の再構成をテーマに据え、ヒマラヤを描いた画家の作品を柄に取り込んだ洋服を制作しました。審査員の方たちからは、クリエーション面だけではなく、ビジネス面でのフィードバックもあり、プロフェッショナルとしてどんな視点を持つ必要があるのかということを考えさせられましたし、非常に勇気づけられました。

【プロフィール】
デザイナーのヴィクター・ジュウとニコル・リンはそれぞれ別々のロンドンの学校で学び、ヴィヴィアン・ウェストウッドでのインターン中に出会った。2006年に卒業後、二人は中国テキスタイルの中心地として知られる深圳へ戻り、Vmajorの名のもとに手を組んだ。Vmajorとは、ヴィクターのあだ名とクラシック音楽に由来している。 英国ファッション協会の招待により、2013のSSコレクションをロンドン・ファッションウィーク2012に発表し、そこで国際的な注目を浴び、続くパリ、ミラノ、ニューヨークのファッションウィークでもショールーム展示を行った。


MENS部門

Beautyberry(ビューティーベリー)/ワン・イータオ(中国)

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Beautyberryは2005年に立ち上げたブランドで、メンズ7割、ウィメンズ3割という構成で、近年はハイエンド市場へとシフトしています。IWPのコレクションでは、服装に注意を払っていた20世紀初期の西洋の男性のエレガントなファッションと、現代の中国人男性のライフスタイルを結びつけることをテーマにしました。通常の私たちのコレクションでも7割ほどを占めているウールは、柔らかさや温かみがあり、非常に幅広い使い方ができる柔軟な素材だと考えています。今回は糸、刺繍、縫製にこだわった服作りをしましたが、今回の取り組みは、今後の私たちのコレクションにもつながるものになったと感じています。

【プロフィール】
BEAUTYBERRYはワン・イータオによって設立され、伝統的な中国の手芸と近代的な工業文化を組み合わせることで、ブランドの哲学である「シンプリシティ(簡素)、ネイチャー(自然)、ピース(平和)」を表現している。 近代的で都会的な男女の演出を追求し続ける中で、しばしば西と東の要素を織り交ぜ、二つの世界の間の絶妙なバランスを的中させている。彼はまた、控えめでありながら、活発で積極的、何物にも束縛されない自由を求める気持ちの狭間に生まれる緊張を探求すること好む。 このブランドは、シンプルで普遍的なデザインに情熱とラグジュアリー感を注ぎ込む-それは、純粋なフォルムとテーラー技術によって引き出される美である。
http://www.beautyberry.cn


HARRISON WONG(ハリソン・ウォン)/ハリソン・ウォン(香港)

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私は、限定的な要素を与えることがクリエイティビティの源泉となるという考えをベースにデザインを行っています。今回の作品でも、「アジアの防具」をテーマに、1種類の糸のみを使って洋服を作っていきました。今回は、実際に作ることができるのが1スタイルのみだったので、ひとつの素材に限定しながら、それを感じさせないようなテクスチャやテクニックを伝えることが効果的だと考えたのです。また、商業的にも成立する作品ということも念頭に置きながら、テーマに沿ったシルエットを実現させました。審査員の方々からも良い反応が得られましたし、今回の取り組みはブランドにとっても非常に良い機会となりました。

【プロフィール】
HARRISON WONG LTD.の創設者、ハリソン・ウォンは、香港若手デザイナーズ・コンテストと日本でのグランプリの両方で勝利を収めることでファッション界でのデビューを飾った。その後さらに、優秀な成績でロンドン・カレッジ・オブ・ファッションから博士号を修得。そして自身のブランドを立ち上げるまでの数年間、ニューヨーク、ミラノ、シドニー、アジアなどの国際ランウェイでシーズナル・コレクションをデザインして実績を広げた。 この度、香港の新しいデザイン中心地、PMQに、彼の初となるメンズウェアの店舗を開店したことで、彼のキャリアにおける新たな章を開いた。
http://www.harrisonwong.com


Sise(シセ)/松井 征心(日本)

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「THIS MOMENT」をテーマに、身の回りにある膨大なニュースの中から自分が気になるものなどをピックアップしながら、今カッコ良いと思うもの、素敵だと思うものを形にしていきました。もともとウールは好きで、得意な素材でもあるのですが、ここまで素材のことを考えてデザインしたのは初めてでした。今回はメリノウールという素材を尊重しつつ、10%程度化学繊維を加えることで生地の表情を変え、もともと好きなスタイルであるスポーツ・モードを表現しています。学生の頃からコンペティションにはあまり興味がなかったのですが、今回は各国のデザイナーが集まる中で表現を突き詰めていくことができ、自分にとって非常に大きな経験になりました。

【プロフィール】
東京・新宿にある文化服装学園を卒業したのち、デザイナー松井征心(まつい せいしん)は、自身のメンズブランド、Sise(シセ)を立ち上げた。一見、モダンでシンプルのようだがその実、ミニマルなそのデザインは完璧なテーラー技術に裏打ちされた、ヨーロピアンテイストのスマートな感覚を持ち合わせている。主に黒を基調とした黒・白・グレイを中心に使用し、差し色として明るい色を使用するそのシンプルな色遣いがさり気ないディテールへのこだわり、美しさを際立たせている。 Siseは、2010-11 A/WにMBFWTに参加して以来、毎シーズン注目されているブランドである。
http://www.sise.jp


ZSAINT(ジーセイント)/ジサン・キム(韓国)

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ZSAINTは、モダニズムをベースに、節度のあるユニークさも加味した「モダニーク」というコンセプトを掲げているブランドです。今回はサルバドール・ダリの絵画をインスピレーションソースに、シュルレアリスムならではの空間的なレイヤーを洋服に落とし込むことを目指しました。また、ウールの天然素材としての質感や、保温性などの機能的な要素を尊重し、特別な技法は施さずに素材の良さを最大限に活かすことを心がけています。今回、韓国のメンズウエアのデザイナーを代表してこの大会に出場できたことは非常に光栄です。また、他国のデザイナーと知り合えたり、国際的な会社であるウールマークカンパニーと仕事をすることができ、得難い経験になりました。

【プロフィール】
韓国人デザイナーWooyoungmiの下で4年間修行を積んだ後デザイナー、ジサン・キムは独立し自身のブランドZSAINTを立ち上げた。 2012年にパリでの発表を皮切りに、彼のクリエイティブディレクションの下で創られるZSAINTのモダンなスタイルは瞬く間に世界的な人気を獲得し、ヨーロッパ、イギリス、香港、ロシア、中国、日本を始めとする世界13ヶ国のデパートやブティックで販売されている。 ジサン・キムは自身のデザインを通して、芸術的観点と市場向けの考え方を併せ持った独自の静かなる個性を表現していくことを願っている。
http://www.kimjisang.com


INTERVIEW by Yuki Harada

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