初参加ブランドアンケート|AS YEARS GOES BYS ABLANKPAGE X EDWIN アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ × エドウィン
AS YEARS GOES BYS ABLANKPAGE X EDWIN アズ イヤーズ ゴーズ バイズ アブランクページ × エドウィン
Designer
ラロパイブン プワデト/石澤 駿
Larprojpaiboon Phoovadej / Shun Ishizawa
Category
Men’s & Women’s / Haute‐couture, Ready to wear, Shoes, Bags, Hats, Accessories and others
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
一昨年からablankpage.というブランドを始動して、東コレに参加するなどの活動を行っていたところ、ご縁があってEDWINさんからお声がけして頂き、今回はEDWINとablankpage.のコラボブランドとして”as years goes bys”を立ち上げることになりました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
ブランドのコンセプトは「アップサイクル」です。
従来の多くのリサイクルでは、元のものより品質や価値が下がってしまうことが普通ですが、今回はその逆の「アップサイクル」に重点を置いて制作をしました。
「価値が無いものや不要なものをアップサイクルすることによって、おしゃれで価値のあるものに変わる」ということを皆に伝えていきたいです。
私がアップサイクルに興味を持ったきっかけが、自分が今住んでいるシェアハウスの家の外ににある「0円フリマ」コーナーです。
家にある不要なものをそこに置いたら、誰かがそれを持って行ってくれたり、逆に誰かがそこに不要なものを置いていったり。
そうやって誰かにとって不要なものが、誰かの役に立つことって、とても良いことだと思うんです。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
デニムの歴史や、今回素材を提供してくださったEDWINさんの歴史を学ぶこと。
また、昔のデニムのパターンを追究、再現してモダンテイストを提案すること。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
一般の方からファッションのことが好きな方にまで、幅広く提案していきたいと思っています。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
影響を受けたブランドは、ANREALAGEとMIHARA YASUHIRO。
また、アメリカのポップカルチャー、サブカルチャー。
2023 A/Wについて
―Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 A/Wへの参加の動機は?
不要なものが「価値のあるおしゃれなもの」に変わる過程を見て欲しい。
また、カッコよくて洗練されたデニムのシルエットを皆に知ってもらいたい。
―2023 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
close private organizations
―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。
今回はablankpage.と合同のショーなので、ふたつのブランドのイメージが融合するという構想です。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
大企業と小さい企業を繋げる存在でありたい。
頑張っている服飾学生に、小さなブランドでも大企業とコラボができることをモチベーションにしてほしい。
また、服飾の企業以外の会社から出た不要なパーツを使って、服作りに挑戦してみたりもしたいです。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
私はタイ出身なのですが、日本以外のアジアの国は、古いものは全て処分してしまうし、古いものは良くないという文化があります。
でも、東京では毎週のようにどこかでフリマイベントが開催されたりしているのを見て、日本人は古着を大切にしていて良いなと思いました。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
荒川区の日暮里。
最近、事務所のオフィスとして日暮里にある「イデタチ東京」 のスペースを借りることになりました。
日暮里は、生地屋さんが多いのでとても便利です。
日暮里駅からオフィスまで歩いている時にいろんな生地屋さんを見かけるので、それを眺めているだけでもインスピレーションが湧き、ワクワクしてきます。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
Fab cafe Tokyoです。
3Dプリンターやレーザーカッターなどが置いてある作業場も併設されていて、一般の方でも予約をすれば訓練を受けたスタッフと一緒に使うことができます。
普通の人が、一般的に「敷居が高い機械」に気軽に触れられる場所を提供しているのが良いと思いました。
SDGsへの取り組みについて
―ブランドでの取り組みや挑戦したいことを教えてください。
服を作るにあたって、ablankpage.とAS YEARS GOES BYS. ともにサステナブルを心がけていきたいと思っています。
特に、AS YEARS GOES BYS. はブランドの一番のコンセプトが「SDGs」なので、毎年完全にサステナブルな素材を元に制作していくつもりです。