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AUG. 15, 2024

初参加ブランドアンケート|52tenbo+ コニテンプラ

52tenbo+ コニテンプラ

Designer

小錦 八十吉/鶴田 能史
Yasokichi Konishiki / Takafumi Tsuruta

Category

Men’s & Women’s & Baby&Kids / Ready To Wear, Bags,, Accessories and others

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

小錦:私はいつもかっこいい服を着たいと思っていました。しかし私はとても体が大きくかっこいい服が身近にありませんでした。ですので大きい体の人が似合う服を作りたいと思ったのがきっかけです。 
鶴田:高校2年生の時にアルバイト先のコンビニの先輩の影響でファッションに目覚めました。進路を進学 から180度変え、文化服装学院に入ってファッションデザイナーになると決めました。10年間ファッ ションデザイナーとして勤務し、専門学校の先生を4年間勤めて独立して、『世の中全ての人へ』をコ ンセプトにしたtenboというファッションブランドを立ち上げて独立しました。そこで友人となる小錦八十吉と出会い、体が大きい人たちがオシャレなファッションが無い事で困っている現状を解決すべく、2 人で意気投合し52tenbo+を立ち上げました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

ファッションで悩まなくて良い、安心してオシャレを楽しむ事ができるという当たり前の幸福感を、老若男女、障がいの有無問わず伝えたいです。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

小錦:私のアイデアは、相撲の着物などから得ています。それからポリネシアのサモアのデザイン、そしてストリートアートが大好きです。 
鶴田:アイデアに関してはいつも100円均一ショップやホームセンターにいき、インスピレーションを得ます。感受性が豊かなのでファッション業界を見ると影響を受けてしまうので極力見ないようにしてます。流行に左右されずに、普遍のモードを作れるように心がけてます。 デザインに関しては、『人』を感じるようにしてます。人と会い、話し、感情、表情と触れ合えば、デザ インが無限に湧いてきます。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

北海道、名古屋、広島と卸先があります。インターネットショップをメインに、ポップアップ ショップなどを展開し販売しています。ファンは、表面的なデザインではなく、デザインに込められた 思いを大切にされる感受性豊かな方が多いです。また障がいのある人達もファンに多く見られます。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

小錦:私は普段からファッション雑誌で最新の生地の色や柄の洋服をチェックしてます。日本には山本耀司さんや山本寛斎さんなど、世界を代表するファッションデザイナーがいることはとても誇れることです。  
鶴田:Vivienne Westwoodです。固定観念に捉われずに時代に確かなメッセージを発信する姿に感銘を受 けました。また日本の誇れるサブカルチャーの漫画から多くの影響を受けてます。 HUNTER×HUNTER/サンクチュアリ/スラムダンク/ワンピース/など多くの影響を受けました。

2025 S/Sについて

―Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/Sへの参加の動機は?

多くの方々へ国内外問わず周知させたい思いがあります。ファッション業界はこの10年で大きく変わ りワールドワイドになりました。ファッションは自由である事を、ファッションを楽しめていない多くの 方々に知って欲しいです。

―2025 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

NDEPENDENCE ~自立~

―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。

オーディションを経て決まったモデル1人ごとに1ルック。多様性のあるモデルが輝くファッションをご 覧いただきたいです。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

まだまだ体が大きい人へのファッションブランドが少ない現状があります。いつかそのようなコンセプ トのブランドがもっと増えて、52tenbo+の役割を終える日が来る事が目標です。その時には、ファッ ションの自由が広がっているはずです。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

小錦:東京はとてもファッショナブルな街で、若い女の子からオフィスワーカーまで、様々なスタイルのファッションがあります 
鶴田:夢に挑戦できる場所です。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

小錦:私は浅草橋がお気に入りの場所です。力士になった時の最初の相撲部屋が浅草橋にあり想い出深い場所となってます。また下町で人との繋がりが深く、祭りやイベントで老若男女問わず素晴らしいコミニュティーを持っている場所でもあります。 
鶴田:東京都東村山市にあるハンセン病療養所のある多磨全生園です。花見や納涼祭、紅葉が見られた り、地域にも開かれているどこか懐かしさを感じる故郷のような場所です。

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

小錦:日本の食べ物は屋台料理から高級料理まで数多くあり、東京の食べ物は世界一だと思います。 
鶴田:お食事処なごみの釡飯は絶品です。東京都東村山市の多磨全生園内にあり、誰でも立ち寄る事ができます。
http://an-nagomi.com/tenpo.htm

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