初参加ブランドアンケート | 5351POUR LES HOMMES ET LES FEMMES
5351POUR LES HOMMES ET LES FEMMES
Designer
Men’s:小村 和久/Women’s:高橋 玲
Men’s:Kazuhisa Komura / Women’s:Rei Takahashi
Category
Men’s & Women’s / Clothing, Shoes, Bags, Hats, Accessories and others
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
小村:独自性ある服創り求めたことがきっかけでファッションデザイナーを目指しました。アシスタントデザイナーとして5351で様々な経験を積み重ねることが出来、そして現在に至ります。
高橋:父親がアパレルメーカーを経営していた為、ファッションは常に身近な存在でした。
その環境がデザイナーを目指すきっかけになりました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか
小村:5351というブランドは『ROCK』『CHIC』『MODE』の3つのコンセプトを基にデザインされ、モノトーンカラーを基調とし、ドレスウェアとレザーウェアをスタイルに取り込むことで、シャープなスタイルの大人の男性を演出します。
高橋:COOLなテイストを好み、自分のスタイル、価値観を持った女性達に向けたブランドを目指しています。マニッシュとフェミニンを共存させ、カッティングやスタイリングを追求することで、より女性らしさを引き出す様なイメージを常に持っています。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
小村:アート、音楽、ファッションといった身の回りにある“今”を感じながらクリエーションしていきます。コンセプトメイキングは“新しい男性像”を常に考えながら構築していきます。
高橋:新旧問わず、映画からインスピレーションを受けることが多いです。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
小村:代官山、大阪梅田、福岡などの路面店とファッションビルでの直営店が中心です。
ブランドも25周年のため昔からのファンに加えて、自分らしいスタイルを求める30~40歳代の大人の男女に支持が広がっていると思います。
予約会などで接するお客様はアパレル・飲食・広告業などクリエイティブな職業の方も多い気がします。
高橋:代官山路面店、名古屋パルコ、NU茶屋町、MINT神戸、福岡路面店。
年齢やトレンドだけではなくマインドやテイストで購入される方。
特にシルエットを気に入ってリピーターになる方が多いです。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
小村:1990年代は自分がクリエーションする上で一番影響を受けた時代でした。その時代のコレクションブランドとそのデザイナー、ロック(音を感じる)スタイル、クラブカルチャーは、古き良きスタイルに趣を置き、それを次の新しいスタイルへ変換させる力強いパワーを感じます。
高橋:山本耀司氏、川久保玲氏。
20代前半に過ごしたパリで体感した事すべて。
2015-16 A/Wについて
―MBFWT 2015-16 A/Wへの参加の動機は?
ブランド設立25周年という節目を機に、ブランド本来のクリエーションスタイルへ回帰させ、次の新しいファッションをブランドとして提案する為に参加させていただきます。東京コレクションが今まで以上に盛り上がり、アジアのファッション拠点は東京あることを証明する為のひとつになりたいと願います。
―2015-16 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
『モノクローム・クラシック』です。1920~30年代のファッションをベースに次のスタイルを提案します。
―ショーもしくはインスタレーションの構想を差し支えない範囲で教えてください。
アート空間にあるファッション(服)で今を感じる新しい東京スタイル(空間)を演出します。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
5351は、東京を拠点とするジャパンブランドとして、アジアへ向けたグローバルなブランド展開を図ります。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
小村:世界中が注目する洗練された質の高い都市であると感じ、そんな東京が大好きなひとりです。
高橋:生まれ育った街
生活の拠点
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
小村:仕事上、頻繁に足を運ぶ東東京は大好きな街のひとつです。“その街らしさ”を残しながら進化し続ける街のこれからを楽しみにしています。
高橋:世田谷区の砧公園
見渡す限りに緑が広がっていて、季節を感じる事ができます。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
小村:東京には素晴らしい美術館や博物館がたくさんあります。
高橋:代官山蔦屋書店、国立新美術館、渋谷の麺屋ぬかじ、三軒茶屋シネマ(昨年閉館してしまいましたが)