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FEB. 14, 2014

初参加ブランドアンケート / Bohemian Society <LAFC>

Los Angeles Fashion Council

Brand / Designer

Bohemian Society / Victor Wilde

Category

Contemporary Men’s & Women’s / Clothing & Accessories

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

ニューヨークのブルックリンで育ちました。ブルックリンで生き抜くためにはスタイルは大切です。
子供の頃、すぐに自分のスタイルを身につけるようになりました。アート作品も作り始め、7歳の時には人形を裁縫で作っていました。初めて作ったスーツは、2001年にバンドとして初の日本ツアーを行う際の衣装でした。
これまでの創作の集大成としてBohemian Societyが誕生しました。
このわずか2週間後、ロサンゼルスの西にあるロバートソン通りにあるLisa KlineとLisa Kline MenのショップでBohemian Societyが取り扱われました。ロサンゼルスのSmashbox Fashion Weekで2003年春夏コレクションを初披露し、そのすぐ後に、最初のコレクションのヴィンテージ風や装飾を施したメンズスーツのジャケットは全米中から多くのオーダーを受けました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

Bohemian Societyは真の“自分らしさ”を追求するブランドです。
メンズ、レディスアパレルやアクセサリーを通じて、自由や愛、真実、美をたたえています。ファッションを通じて、人生は100%自分らしく生きるためにあるということを発信していきたいと考えています。
私たちのお客様は自分に自信をもっています。私たちのお客様には、アートが好きな人やセクシーなファッショニスタ、ロック歌手、俳優、パフォーマーが多く、趣味趣向も様々で恋愛や旅行を愛する人、闘士に燃える人たちもいます。彼らは何よりも、自分の人生を存分に生き、自分たちのストーリーを世界に発信するのを恐れぬ自由人(ボヘミアン)でもあります。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

インスピレーションは文字通りどこにでもあります。
歩道にある亀裂ですら、しっかり目を向けてみると美しいアートの一片になったりもします。細かなディテールに美を見出すのがアーティストやデザイナーの仕事です。ある人物や特定の期間、特定のテーマからインスピレーションを得て、そこからデザインコンセプトのプロセスが始まることもあります。
科学・技術にも興味があるので、これらをファッションに融合させていくことも考えます。いろいろなところからインスピレーションを得て、それらを全て混ぜ合わせ、全く新しいものを創作していくこともよくあります。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

ウエスト・ハリウッドにあるChurch Boutique 、ニューヨークにあるOdd Boutique 、それからインターネットではwww.Farfetch.comとBohemian Societyのオンラインショップwww.thebohemiansociety.comで販売されています。
主に、芸能界の人たちやセレブ、ロックスター、アーティスト、モデルたちが私たちのブランドをひいきにしてくれています。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

イヴ・サンローランとルディ・ガーンライヒを尊敬しています。
日本のストリートスタイルやマンガも大好きです。目を見張るようなサムライの甲冑(かっちゅう)の技にほれぼれします。
過去や未来のことが大好きです、そして一番大切な、今のこの瞬間も。

2014-15 A/Wについて

―MBFWT 2014-15 A/Wへの参加の動機は?

ビジネスパートナーでもあり、いとこでもあるMarc Fuotiが日本に何年も住み、働いているので、小さい頃からずっと日本とのつながりが深いです。
日本の伝統、文化、ファッションを高く評価しており、日本食も素晴らしいと思います。歴史が好きで、他の文化の習慣について読んだり知識を得たりすることも好きです。
最初に来日したのは2001年で、以来、日本が大好きです。機会があるごとによく日本に来ていて(6回)、本当に心がくつろぐ場所です。
Bohemian Societyとしても2006年から2008年まで日本の小売店と仕事をし、今も日本のデザイナーとコラボレーションを企画し続けています。
日本の人たちがBohemian Society に心を開き、温かく歓迎してくれることを願っています。

―2014-15 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

エレガントでスタイリッシュ、それでいながら大胆で荒削り、そして時に危険なイメージです。

―どのようなショーになりそうですか?

Bohemian Societyをあるがままに表現する。
Bohemian Societyは、独創的で芸術センスあふれる個性的なライフスタイルブランドで、刺激的なロサンゼルスのダウンタウンのみを拠点に製造を展開しています。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

新しいロサンゼルスのダウンタウンのデザイナーCo-Opの一員として、未来のロサンゼルスのファッション形成のお手伝いをしています。
Bohemian Societyのウェブサイトで、顧客とインタラクティブなショッピングを作ろうと企画しています。
またファッションに関連するビデオもたくさん製作しようと考えています。アメリカでのブティックを倍に増やすことも検討しています。それから、もちろん日本のファッションマーケットへ再参入し、顧客と店舗を拡大することも目指しています。日本でBohemian Societyのフラッグシップショップをオープンするのが最終的な目標です。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

素晴らしい文化とスタイルがある進化した都市です。将来の美しい夢です。
東京をこの目で見て、日本人の偉大さや情熱を感じてきました。東京は私の将来でもあり、第二の故郷でもあります。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

浅草と浅草寺の歴史と景観は素晴らしいと思います。
ニューヨーク出身としては、セントラルパークを思わせる代々木公園も好きです。
日本の工芸品や美術品、歴史が好きなので、上野の国立博物館も好きです。
おしゃれなレストランやクラブ、ショップ、ストリートカルチャーのある渋谷も大好きです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ、スポットと、その理由を教えてください。

Loveless、Restir、Candy、Bedrock、Opening Ceremony、Pass the Batonがお気に入りのショップです。
こじんまりとしたラーメン店や蕎麦屋も好きで、権八がお気に入りです。
TRUMP ROOMとRed barは私のお気に入りのクラブです。日本の温泉も大好きです。

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