初参加ブランドアンケート / haori de TiTi
haori de TiTi
Designer
八巻 多鶴子
TAZUKO YAMAKI
Category
Women’s / Clothing,Accessories and Others
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
長年ファッション業界に従事し、パートナーの永澤陽一とともにパリコレ参加や数々のブランドプロデュースを手がけてきた背景から、2007年自身のジュエリーブランドデビューをきっかけに、衣・食・住(和装、服飾雑貨、インテリアや店舗設計など)あらゆる生活シーンを創造の対象として活動領域を広げてきました。
女性の生き方が変化し、どんどんソーシャルになり、仕事やプライヴェートにおけるTPOもそれに合わせ多様化してきました。
それに伴い社会としなやかにつながり合うためのフォローをしてくれるファッションが必要と感じ、女性ならではの視点とファッション業界30年のキャリアを生かしたブランド『haori de TiTi』を立ち上げました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか
「haori de TiTi」(ハオリ・ドゥ・ティティ)は、現代の多様化するライフスタイルにおいて、 時代や様式にとらわれないデザインを目指しています。
完結したフォルムの骨格だけを残し、きもののように抽象化することで、 日本人のシルエットにあう緩やかなドレープを融合させた デザインに仕上げています。
「haori de TiTi」は着るひとの着こなしで、 羽織のように身体に「なじむ」ので、人それぞれの新しいフォルムやシルエットが生まれるのが特徴です。
上質で稀少な天然素材にこだわりアイテムにあわせて異なる表現を広げ、用の美のなかに多様性を追求しています。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
生命の源になる自然エネルギー(植物、鉱物、動物、宇宙)や、日常において、気になるアート、音楽、建築、書籍、映画など。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
伊勢丹新宿本店、Salon de TiTi青山本店
デザイナーのライフスタイルに共感してくれる人。
購入後、着心地の良さや周囲から褒められてリピーターになる方が多いです。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
ウィリアム・モリス。あらゆる生活シーンが創造の対象であり、すべてが連鎖しているという考え方に共感しました。
2015 S/Sについて
―MBFWT 2015 S/Sへの参加の動機は?
東京を拠点にした自身のクリエーションを、国内外のファッションビジネスシーンに発信するため。
―2015 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
香り豊かで色とりどりの花が奏でるポリフォニー
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
日本発信の世界基準を目指したジャパン・ラグジュアリーブランドを目指すことです。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
ホームグラウンド
―お気に入りもしくはおすすめのショップ、スポットなどを教えてください。
東京国立博物館は国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史を思い切り堪能できます。日本最古にして最大の博物館であり、11万件以上の作品を所蔵しています。
―お気に入りもしくはオススメのショップ、スポットと、その理由を教えてください。
JPタワー内にある「インターメディアテク」。