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SEP. 08, 2015

初参加ブランドアンケート|Higa ヒガ

比嘉 一成

Higa

Designer

比嘉 一成
ISSEI HIGA

Category

Women’s / Clothing, Shoes and Accessories

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

大きなきっかけはありません。小学校4年生の頃に服が好きだと自覚した。20歳の頃に服で生きて行こうと決めた。やるなら本格的にやりたいと思い、上京して文化服装学院へ。東京の生活は僕に多くの刺激の与えてくれた。卒業する頃には、いつか沖縄から発信するブランドを立ち上げたいと思うようになっていた。東京や新潟のメーカーとアパレルの現場で一から経験を積み、しっかりモノ作りをするための技術と知識を得た。少しずつ準備を重ね、ようやく2009年7月に「Higa」の前身のブランドである「COVER」を立ち上げた。6年を経て、世界に発信するブランドとして沖縄にしかない自身の名前を取り、ブランドとして新たにスタートさせた。

 

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

服が主張して前に出るだけはなく、あくまでも人間の内面にある魅力的な部分(強さと弱さ)を引き出すような服作りをしたい。

 

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

生活。環境。人。常に今、興味あるものを拾い集め、収集している。無意識の内にその収集したものに共通点が見えてくるので、それを主観と客観を織り交ぜ、現実的に魅力的なものを抽出し、作り上げていく。

 

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

これまで沖縄を中心に展開していたため、卸先は沖縄県内に留まっていたが、県外や海外のお客様が多い。昨年から徐々にシンガポールや東京等の卸先もできてきたので、一概には言えないが、その中でもファッションに敏感な自立した女性が多いように思う。

 

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

国内ブランドも海外ブランドも様々なブランドから影響は受けた。特に日本ではコムデギャルソンの川久保玲さん。クリエーションとビジネスのバランスの大切さを学んだ。40年以上も続けながらも、常に新しい試みをしていて、尊敬している。

 

2016 S/Sについて

―MBFWT 2016 S/Sへの参加の動機は?

はじめはコレクションに出る事は考えていなかった。沖縄県内で留まるのではなく、もっと外にビジネスチャンスを広げたいと思っていて、東京で展示会をする事を決めた。沢山の人にしっかりと自分の作った服を見てもらう為には、公式な場所で発表する必要があると感じ、今回のコレクションに参加する事を決めた。

 

―2016 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

沖縄という自然が沢山ある場所、東京という都会的な場所、相反するようだけど、どこにいても自分らしくいられるよう、自然の要素と都会的な要素をバランスよくミックスさせる。

 

―ショーもしくはインスタレーションの構想を差し支えない範囲で教えてください。

発表当日まで楽しみに取っておいて欲しいので、差し控えさせてください。

 

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

東京や日本だけに留まらず、クリエーションの巾を広げ、ヨーロッパやアジアなどの海外でも展開していく。
沖縄はファッションの産地ではないので、モノ作りできる環境が非常に限られている。僕らみたいなブランドがもっと力を付けて世界に発信していく事で、将来的に沖縄でもモノ作りできる土壌を整えたい。ファッションを通して、人に元気を与えたい。

 

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

色んな人がいて色んなものがあって刺激的で変わった街。

 

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

新宿、青山、表参道。刺激的な場所と落ち着ける場所の両方があるから。

 

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

BAKERY CAFÉ 426 OMOTESANDO(よく休憩で利用します)

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