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FEB. 10, 2016

初参加ブランドアンケート|keiichirosense ケイイチロウセンス

keiichirosense

Designer

由利 佳一郎
Keiichiro Yuri

Category

Bags and others

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

この10年間バッグデザイナーとして活動してきた中で、日本の伝統的技術や素材が衰退していくのを見てきました。バッグを通してその価値や素晴らしさを伝えてきましたが、難しさを感じていました。
そこで、もっと多くの人にこの素晴らしさを伝えたい、伝えなければと感じ、ファッションショーという舞台で、自身が掲げる【バッグからくるスタイリング】を表現するべくファッションブランド【keiichiosense】を立ち上げました。

 

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

アート×テクノロジー×ファッションの融合をコンセプトに、【バッグからくるスタイリング】を提唱。
そのスタイリングを通じ、【未知なる感動】= 未体験のエンターテイメント感覚(センス)を提供。
スタイリングを考えるうえでは、女性をイメージしている作品が多いですが、ジェンダーレスな要素も意識しています。

 

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

音楽。デザインやクリエーションをするうえで、音楽から着想する部分が多く、パターン、カラー、素材などにも影響していると感じています。

 

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

大手百貨店が多く、新しい価値観を求めている方が非常に多くいらっしゃいます。
「見たことがない。」というお声は非常に多く頂いております。「未知なる感動が」が少しでも伝わっていれば嬉しいです。

 

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

RYNSHU
「ファッション業界でどう生きるか」を教えて頂いた師。

 

2016 A/Wについて

―MBFWT 2016 A/Wへの参加の動機は?

日本の伝統的文化を継承していくには、“モノ”だけではなく、”コト”を通した顔の見える発信が必要になり、その為には私たちの住む日本にある技術や素材、文化を世界に発信していく事が重要だと考えています。
その第一歩がMercedes-Benz Fashion Week TOKYOだと思い、今回バッグデザイナーとして初めてファッションブランド【keiichiosense】を立ち上げ、発表することになりました。
また、日本の伝統的な技術や素材を採用できれば、これからも【伝統×革新】的なスタイルを世界に向けて発信できると信じています。

 

―2016 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

【未知なる感動】の創世記。
バッグデザイナーだからこそできるスタイリングをイメージし、伝統技法に革新というエッセンスを加え、【未来】を感じていただけばと考えております。

 

―ショーもしくはインスタレーションの構想は?

【未知なる感動】ですので、言葉では表せないものを表現いたします。
今回初参加により未知なる感動―創世記と位置づけ今までの集大成として、ここから始まる【keiichiosense】の核としての形を発表します。
一見、混沌とした世界に見えるかもしれません。ですが、すべては、ここから始まります。

 

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

コレクションやショーを通じて、改めて【Made in Japan】の未来を感じられるようなブランドにしていきたいと考えています。
衣食住の“衣”の部分でのそれを感じられるようなクリエーションを目指しています。

 

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

東京タワー。東京のシンボルといえば、やはり東京タワーなんです。タワーができたとき、多くの人は夢を見て、キラキラしていたと思います。TOKYOはやはり夢がある街だと思うんです。

 

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

麻布十番。今のプレスルームをそこに開いたぐらい、好きな場所です。東京タワーに近い!というのは冗談ですが、古い町並みと近代的な街並みが入り組んでいる、THE TOKYO的な感じがあります。

 

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

六本木ヒルズ・表参道・みゆき通り

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