初参加ブランドアンケート|LEKAT レカット
LEKAT
Designer
アマンダ インタ レスタリ
Amanda Indah Lestari
Category
Men’s & Women’s / Ready To Wear, Accessories, Hats and Bags
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
私は、母国であるインドネシアの文化に対する敬意を作品で表現したく、創作活動を始めました。手作りの力は、インドネシア文化の精神を正に反映するものと言っても過言ではありません。レカットは、もともとアクセサリーから始まったブランドですが、時が経つにつれて良い反応もあり、クウェートの固定のバイヤーを獲得するまでになったことでさらに挑戦したいと思うようになりました。そして2013年に、社会的にも文化的にも貢献できるよう、プレタポルテのコレクションを始めました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
独創性と想像力、クリエイティブなイノベーション、楽しさがコンセプトです。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
私は、私たちが暮らす美しい国や人々、訪れる場所、料理、儀式、伝統的な布地からインスピレーションを得ています。レカットの各作品に裏打ちされた価値観を伝えるために、自分の周りの世界を見る力、そしてその意味や関係性を解く力を持つことが大事であり、それが私の果たすべき役目だと考えています。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
主に若い層で、若い発想をするクリエイティブな思考をもつ人たちです。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
私の周りには常にインスピレーションを与えてくれる人達がいます。たとえば、ファッションの流行に関係なく、スタイルは時代を超越させなければならないと刺激してくれる人。また、毎朝目を覚まして、人のためだけでなく文化に貢献するやりがいのある仕事をしているのだと、ふと気づかせてくれる人です。こういった手本となる人物を大事にしています。そしてこれらの人達から、私が次に進むべきビジョンを得られているのだと思います。
2019 S/Sについて
―Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/Sへの参加の動機は?
更なる市場展開のため。ファッションにおいて、アジアで最も進んでいる市場が東京だと思うからです。
―2019 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
今回のコンセプトは、クラシックと多様性です。黒と白を基調に、細かい部分には紫、ピンク、青、赤などを採用しています。またバドゥイ生地とイラストレーションを融合させています。人は自分の感情や、いかに過ごしているのかなどを表現するために文字や絵を書いて、はがきを送ったりすることができるということを、作品を通して思い出していただければと思います。
―ショーもしくはインスタレーションの構想は?
ショーを見に来ていただく人の記憶に長く残るものにしたいです。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
レカットは、これからの未来の方程式となるもの、つまりサステナブル・ブランドと言えます。芸術と商業が交差し、ブランドのみならず、地域社会と文化が恩恵を受ける事業です。当社は、さらに市場展開をしていきたいと考えております。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
シンプルで確立された街だと思います。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
六本木と表参道が好きです。あまり混雑しておらず、素晴らしいブランドの小さなブティックがたくさん集まっている街で、そこで見かける人達も素敵なので。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
ラグタグとドーバー ストリート マーケットです。