MBFWT 2016 S/S | オフィシャルアンバサダー マリエさんレポート Vol.2
「IN-PROCESS」スティーブン ホール氏/大原 由梨佳氏
MBFWT 2016 S/Sでは、「オフィシャルメディアサポーター」としてNHKの海外向けファッション情報番組「TOKYO FASHION EXPRESS」(NHK WORLD TV)の撮影クルーが、さまざまなショーやイベントを取材しました。番組MCとして、またMBFWTオフィシャルアンバサダーとして、撮影クルーと共に会場を飛び回ったマリエさんの会期中の活躍を連載でご紹介します。
Oct 14, 2015
「IN-PROCESS」スティーブン ホール氏/大原 由梨佳氏
ショー直後インタビュー
マリエ:ショーの成功おめでとうございます。今、どんなお気持ちですか?
スティーブン:ホッとしています。楽しかったです。
マリエ:コレクションのテーマが「サファリ」と「アニマル」ということでしたので、どのようなデザインが登場するのか楽しみにしていましたが、テーマへのアプローチがエレガントで、気になるテキスタイルデザインもたくさんあって、大変興味を惹かれました。テーマからデザインへの落とし込みはどのようにされましたか?
スティーブン:大自然ということで想像力もワイルドに自由に発散させるイメージでデザインしました。プリントを多用するため、強い印象を与えがちですが、そこはシルエットにエレガントさを加えることでバランスをとりました。
マリエ:日本のファッション・カルチャーとロンドンのそれとは違いがあると思いますか?
スティーブン:もちろん。でも、国が違うからというよりも、私が幼かった頃のロンドンと今では違いますし、東京も初めて訪れた時と比べるとかなり違うと思います。ファッションは進化するものです。基本的に私は日本のファッション・カルチャーが好きなので、日本人のパートナーを選びました。
マリエ:では、大原さんにお伺いします。日本のファッションは海外と比べてどうですか?
大原:発表すること自体はそこまで違うとは思わないですが、やっぱり文化としてロンドンにはファッションが根付いているため、一般の方もファッション・ウィークを知っています。
マリエ:お二人の役割分担は?
スティーブン:全てにおいて一緒に作業します。デザイン、テキスタイル、ビジネス的なことも、必ず二人で話し合って決めます。
マリエ:ブランドにとって、デザイン面のみならずビジネス面も非常に大切だと思います。それを一緒に相談し合える相手がいるというのは心強いですね。
お二人のショーはシンプルでありつつ、音楽も素晴らしく、本当に堪能できました。次回のショーが待ちきれません。
スティーブン:ありがとう。