meagratia メアグラーティア

関根隆文
Takafumi Sekine

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

“高校生の頃ファッションに興味を持ち、お気に入りの服を着た時に感じる高揚感を生み出すデザイナーになりたいと思ったのがきっかけです。
東京モード学園を卒業後、数社でデザイナー＆企画業務に携わったあとmeagratiaを立ち上げました。”

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは？また、提案したい男性像・女性像はありますか？

ブランドのメインコンセプトとして花の生きる様を常に意識しています。花は生きて枯れ、そしてドライフラワーになっていき常に変化していくものです。そういった変化や巡りにはいつも心を動かされデザインのインスプレーション源となっています。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか？

日本国内、海外では中国、ヨーロッパなど各地のお店と取引しています。しっかりとした品質やテクニック、さらにどこかユニークさやギミックのある服を好むファンが多いです。ユニセックスでの提案をしており様々な年齢層の方に着用いただいています。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは？また、その理由は？

ファッションに興味を持ち始めたきっかけは高校生の頃に出会ったVivienne Westwood、Sex pistolesなどのパンクカルチャーです。今のブランドイメージとは違うかもしれませんが当時夢中になっていたスタイルです。

―どういった経緯でオンラインでのコレクション発表を決めたのでしょうか。

これまでもオンライン、ランウェイでの発表を続けており、コレクションのイメージや世界観を世界に伝えるため参加しています。

―2024 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

今季のテーマは” Delicate erosion ” 山の藤の花が根をひろげ染み込むように侵食していく様からインスピレーションをうけたコレクションです。

―今シーズンのコレクション発表の中で是非見ていただきたいポイント等あればお願いいたします。

テーマである侵食をさまざまなテクスチャーやデザインで表現しています。日本各地の職人によってつくられた生地や手作業の加工などディティールにこだわったアイテムを提案しています。

―ブランドとしての展望を教えてください。

日本国内はもちろん今後も海外での発表を継続し、ランウェイ開催も視野に入れています。しっかりと地に足をつけブランドを育てていきます。

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