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FEB. 19, 2015

初参加ブランドアンケート|Motohiro Tanji

丹治 基浩

Motohiro Tanji 2015 S/S

Motohiro Tanji 2015 S/S

Motohiro Tanji 2015 S/S

Motohiro Tanji

Designer

丹治 基浩
Motohiro Tanji

Category

Women’s / Clothing and Accessories

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

特に高い志を持っていたわけではありませんでしたが、何となくファッションデザイナーになってみたいと思い東京の服飾の専門学校に行きました。専門学校では布帛のデザインを勉強していましたが、学生時代コンテストに挑戦しそこで出会った作品を見て、このままではブランドをやったとしても勝負できないと感じ、何か別の武器が必要だと模索していました。その頃にサンドラバックランドのニットを見て、ニットしかないと思いニットの勉強をイギリスですることに決めました。

イギリスでは大学でニットの勉強を2年、ニットのテキスタイルデザイナーを2年経験しました。ニットを勉強しはじめた当初はニットもできる布帛のデザイナーとしてやっていけたらいいかと思っていましたが、ニットを勉強するにつれてニットはまだまだ未開拓のエリアで無限に可能性があると感じ、ニットだけのブランドをやってみたいと思うようになりブランドをはじめました。

 

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

ニットの編地、特に立体感のある編地や細かさとダイナミックさを兼ねそろえた編地がブランドの核となるので、それを活かしたニットを提案したいと思っています。

 

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

アート作品からインスピレーションを得ることが多いです。好きなアーティストはKris Kuksiで、細かいディテールとダイナミックさを兼ねそろえた彫刻は自分の作品も影響を受けました。

ニットの編地を中心にコレクションを作っていくため、編地を展開していくのに適したイメージソースを見つけてそこからコレクションを展開していきます。

 

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

現在は全国のセレクトショップに卸していて、ブランドのメインターゲットは30代、40代の女性です。

編地の新しさとニットの着心地を求める方達に着ていただいています。

 

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

影響を受けたデザイナーはサンドラバックランドです。

布帛を勉強していた頃はギャルソンやマックイーンなどが好きで、ニットを勉強しはじめてからはサンドラバックランドなどヨーロッパのニットデザイナーの作品に影響を受けました。

アートに関しては一時期かなり調べていて、1日1人ぐらいのペースで毎日自分が興味があるアーティストを探して自分の好みを分析してそれを服作りに反映していました。

 

2015-16 A/Wについて

―MBFWT 2015-16 A/Wへの参加の動機は?

ブランドをはじめた当初から東京コレクションに参加したいと思っていました。

ブランドのスタイルや作る服のテイストからショーでコレクションを発表するのが有効な手段だと考えていてタイミング的に今だと思ったので参加することにしました。

 

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

ニットと言えばどこのブランドか、などの問いで一番最初にMotohiro Tanji、と出てくるようなブランドにしていきたいです。

 

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