NEGLECT ADULT PATiENTS

渡辺淳之介
Junnosuke Watanabe

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

普段は音楽の仕事をしていて、音楽とファッションは切り離せない存在だと常々思っておりました。その中で、音楽ではなかなか飛び越えられない世界への壁を洋服では悠々と飛び越えている状況を身近で感じ、自分も頑張りたいと立ち上げた次第です。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは？また、提案したい男性像・女性像はありますか？

ANTi ADULTをコンセプトに制作をしています。仕事をしていると”大人ってきたねえなぁ”と思うことも多々あり、と言いつつその大人と接していかないと仕事もうまくいかず、、、でもこれからの時代はそんなの無視して「XXX, XXX」と言える世の中を作っていきたいなと思っております。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は？

基本的な僕のインスピレーションは温故知新です。常に新しいものを作りたいと思いながら人の真似ばかりをしているのですが、素晴らしい先達が築き上げてきたものは素晴らしいのだからしょうがないと思いながらものまねを常にしております。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか？

現在はまだ販売もきちんとしていない状況で、道玄坂の自身の店舗で売っているだけですが、今後はどんどんと広げて行きたいと思っております。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは？また、その理由は？

マルコムマクラーレンに音楽的にも、ファッション的にも影響を色ごく受けていると思います。

―Amazon Fashion Week TOKYO 2019 S/Sへの参加の動機は？

2018 A/Wのショーをいくつか見させていただきまして、単純に参加したいと思ったのが主な動機です。また、非常にファッションでは箔が大事だなということも感じておりまして、まだ右も左もわからないなりに大きなイベントにとりあえず出てやろうという気持ちになりました。

―2019 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

ANTi ADULTをメインコンセプトに、日本人特有の物語性と若さを表現できたらと思っております。

―ショーもしくはインスタレーションの構想は？

至極真っ当に真面目にやろうと思っております。

―ブランドとしての展望を教えてください。

まずは日本からですが、高い洋服をバンバン売ってガッツリお金を稼ぎたいと思っております。個人的にはJUSTIN BEAVERに着てもらえたらいいなと思っております。

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか？

僕の出身地でもあり、日本の首都でもあるので、やはり僕にとって欠かせないアイデンティティの一つです。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

渋谷。道玄坂　僕の事務所もお店も全て　渋谷道玄坂にこだわって活動しております。道玄坂にはラブホテルもライブハウスもクラブも飲み屋もあり、もちろんその他かけないようなものも雑多に存在しております。学生時代から通い、飲んで飲まれて飲んで遊んだ渋谷　道玄坂は僕の青春そのものです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ（ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず）、施設、スポットなどを教えてください。

ラブホテル　アラン・ド　まだ回転ベットがあり、非常に情緒があります。

初参加ブランドアンケート｜NEGLECT ADULT PATiENTS ネグレクトアダルトペイシェンツ