Global Fashion Collective presented by VFW

Brand

サム ストリンガー
Sam Stringer

Designer

サム ストリンガー
Sam Stringer

Category

Evening Gowns, female

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

8歳のころから裁縫をしていたのでファッションへの道に進むだろうと思っていました。ドレープのやり方を学んでからイブニングドレスに興味を持ち、高校でグラッドドレスの作り始めました。最終的には、Kwantlen Polytechnic University の Wilson School of Design で学位を2016年に取得し、イブニングウェアーを専門としました。私の最初の作品は正装行事用の手の込んだガウンを特色としていて、よりさらに特注のデザインと形に焦点をあてることを続けていました。
 

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは？また、提案したい男性像・女性像はありますか？

Sam Stringer は豪華なものや芸術的で独特なものを創るために、伝統的なものと現代的な美学を組み合わせています。やり手で自立して動く女性たちに、ファッションとアートが融合したイブニングガウンを提供し、彼女達をブランドとしてとらえ、芸術要素を磨きあげます。すべての女性の形と発注デザインを公にすることによって、Sam Stringer はすべての着ている人に、手の込んだ繊細に作られた衣服を通して、自己表示の手段を提供することを目的としています。
 

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は？

人々はいつも私のデザインの背景にある原動力であり、私を刺激し続けるものです。それが作り手であるか、作品であるか、彼女の個人的なスタイルを見せようとしているやる気のある起業家、もしくは、食品店で出会った自分の価値観を自分の服で表現しようとしている女の子、このように、私のインスピレーションは私の周りの人々からできているのです。私は常に業界の強い意欲を持った女性や、芸術や表現などのすべての媒体を通じて刺激を受け、そして私の持っている考えを自分のブランドを通して伝え続けていきたいと考えています。
 

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか？

私たちは今100%自社でデザインをし、現時点でショールームでの販売をしています。ビジネスは常に顧客ベースで考えられているが、国際的に展開されているブティックで、小さな限定即製品を出すことは、私たちの一つのゴールでもあります。私たちのクライアントはデザイナーに直接連絡をし、映画披露宴、結婚式、卒業式、ガラス、チャリティーなどのイベントでコラボしたり、ウェブサイトやソーシャルメディアを通してデザイナーと連絡をとっています。
 

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは？また、その理由は？

刺激を受けている個性の中から例外的に絞り込むことはとても難しいですが、主にElie Saab, Alexander McQueen, Martin Margiela, Zac Posenから影響を受けています。地中海や中東、ヨーロッパは、私にとってとても魅力的で、細かい装飾や豪華な生地はとても綺麗だと思います。

2018 S/Sについて

―Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/Sへの参加の動機は？

私はバンクーバーファッションウィークを通して、Amazon Fashion Week TOKYOで私のブランドを紹介できる機会を得たことをとても光栄に思い、感謝しています。彼らは私のブランドとビジョンの長年の理解者であり、世界でコレクションを披露するという私の旅を支え続けてくれています。私は世界で最も有名なランウェイの一つである東京で私のコレクションを披露できること、このような才能があり多様性のある大都市に囲まれることにとてもワクワクしています。
 

―2018 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

SS18のコレクション“Embers and Ashes”は、火星の夕日からもたらされています。コレクションの色とデザインの側面は、未来的で、金属的で、エッジがあり、エイリアンをイメージしています。 錆、木炭、青緑、石、金は、岩、砂、銅の品質を参考にして贅沢に他言語の美学で贅沢に表現しています。
 

―ショーもしくはインスタレーションの構想は？

2018 S/Sのコレクションは、強く、パワフルで、未来的かつ斬新なデザインを持ち、多様性のある女性を表現しています。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

Sam Stringerは、自分たちの服からより多くを追求しているクライアント、次のゴールに向かって常に努力している女性に提供し、それらを達成するために精進します。高品質で芸術的なインスピレーションの価値のある衣服は女性にとって意味のあるものなので、オーダー作品に焦点を合わせることは常に企業の基盤となります。ブランドの予定としては、顧客と会い、カスタムオーダーに限られた既製コレクションを提供するために、今後数年間でショールームを立ち上げます。ガウンレンタルでのビジネスは、2017年の終わり/ 2018年の初めに特別なイベントで利用できるようになります。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか？

日本は世界で最もユニークで革新的なデザイナーが生まれる国で、その中心が東京である。また このような信じられないほど魅力的なデザイナーを歴代から輩出している東京は、革新性、創造性、社会規範に対する挑戦を代表する街でもある。
 

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

このコレクションを披露し、東京に行く事は初めてなので、とても楽しみにしています。実際、アジアに行くのは初めてですし、街を探索していろんなことを経験するのを楽しみにしています。