MBFWT 2014 S/S 50日間カウントダウン / NO.40 片岡 朋子
【MBFWT 2014 S/S開催まで、あと11日!】 NO.40 片岡 朋子
Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2014 S/S
開催までのカウントダウン企画!
NO.40 片岡 朋子
文化出版局 『装苑』 / 編集長
Q. あなたにとってファッションとは?
― 自己改革のステップ1。いくつになっても人は変わっていいし、なりたい人になるために、ファッションは最初に見方になってくれる。
Q. ファッションに関する忘れられない思い出、エピソードは?
― 45歳を過ぎて、ドクターマーチンをこんなに愛用することになるとは!!
Q. 憧れている人、かっこいいと思う人は?
― 年齢にとらわれない人。いい子ぶらない人。少年のようであり、女性であることも忘れていない人。ずばりヴィヴィアン・ウエストウッドと、アニエス・ベーのお二人が理想です。
日本人で言ったら、MILKのデザイナーの大川ひとみさんが好き!あんなにパンクなのに、会うとなんてかわいいことか!!!今でもまだ、夜の代々木公園で、愛犬の散歩しながらスケボーやっているのかな?
Q. 今までに購入したファッションアイテムの中で一番思い出深いモノは?
― ミナ ペルホネンが、まだミナというブランド名だったときに買った、タンバリン柄の冬のコート。
日本が世界に誇れる素材作りを生かし、一度見たら忘れることができない圧倒的な存在感の服を作るニューブランドが出て来た!と嬉しかったことを思い出します。
Q. あなたの“一張羅(いっちょうら)”は?
― ワンピースが好きです。一番最近出会った、LIMI feuの真っ赤なワンピース。赤を着たいと思うのも久しぶりで、カッコよく着たいと思っています。
Q. 東京のファッションのイメージは?
― 細分化されていて、追いつくのが大変。そしてミックススタイリングが特徴と思います。やや幼いとも。大人の女性になることを怖がる傾向は、何をきっかけに無くなるのかな?と、ときどき考えます。
海外に行くと皺くちゃでも満面笑顔で笑う女性達がきらきらしていて。年齢や美しさの基準に対する意識の変化が起こって初めて、日本の服も変わると思っています。
そして最近個人的に注目しているのは、全身ワンブランドでまとめるスタイリング。デザイナーがいうとおりに服を着てみたら、どんな気分になるのか実験している。もう一度、DCブランド!
Q. 今、一番幸せな時間は?
― 昼でも夜でも、歩いているときに空を見ること。いまだにスマホでなく、携帯ですが、携帯で空の写真を撮るのが好きです。適当な設定で撮るので、思いがけない空と出会えます。
Q. 本当は教えたくないオススメの飲食店は?
― 野村友里さん率いる、eatripの原宿のお店。彼らがどれだけ有名になっても失わない、自由さと原宿という場所が相まって、居心地がいいし、おいしいし。
あと、ラブリーですが、オタンジャディスのガレットとクレープ。ぶれないおいしさと可愛さが好きです。
Q. 東京で好きな場所は?
― 原っぱになっている空き地。都心を歩いていて、ふと目に入る原っぱが最高。子供だったら入っている!
裏原宿とか表参道の住宅街も好きです。建物を外側から見て中を想像するのが好き。
逆に苦手なのが地下と高層ビル。常にここが1階なのだと心に言い聞かせて、不安な気持ちを消し去っています。
Q. あなたの夢は?
― 先日、ボタン付けをしたら、驚くほど下手になっていて悲しかった。たしか、パタンナーになりたくて文化服装学院に入ったのにな、、、と思い出し。
結局、編集者になりましたが、服だけでなく、ものは自分で作ることができるのだ、と知っていたいし、伝えていきたいと思っています。