tactor タクター

Designer

山本 奈由子
Nayuko Yamamoto

Category

Women’s / Ready to wear

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

装うことで毎日が楽しくなった幼少期の気持ちを根底に、その楽しさをたくさんの方と楽しむことができる仕事を居場所にしたいという思いから。販売職や生産管理、海外生活などを経て、ブランドをスタートしました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは？また、提案したい男性像・女性像はありますか？

tactile(英語で、触ってわかる、触知できると言う意味があります）から派生させたtactorというブランド名が示す通り、思わず触れてみたくなるような視覚性や、触れることで呼び起こされるパーソナルな価値を大切にしています。身につけてくださる方の日常の一歩先を照らし、その方の潜在的な力強さを後押しできる存在を目指しています。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか？

お洋服のストーリーを大切にする方、ご自分の在り方を自分でジャッジできる方に、多くお選びいただけていると感じています。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは？また、その理由は？

自分の目線を大切にすることはロンドンでの毎日から。お洋服の楽しさ素晴らしさはたくさんの先輩や職人さんから。立ち位置は生まれ育った街、愛知から。

2024 S/Sについて

―どういった経緯でオンラインでのコレクション発表を決めたのでしょうか。

ブランドコンセプトを多面的にお伝えする手段として映像作品の制作は毎シーズン続けています。シーズンの空気や匂い、質感や色合いを一緒に感じてもらいたいと大切にしている表現なので、せっかくならたくさんの方に楽しんでいただけたらなという気持ちで。

―2024 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

“DAYS”　眩しい日常を彩り、淀みない一歩を共に歩くこと。重ねられていく毎日にアクセントをもたらす強さ。日差し、光、ざらつき、体と布の間を空気が通る感じ。　

―今シーズンのコレクション発表の中で是非見ていただきたいポイント等あればお願いいたします。

多くの方にtactorははじめましてだと思うので、ブランドそのものをまずはご覧いただけたら嬉しいです。こんにちは、tactorといいます。楽しんでいただけたら嬉しいです。という気持ちです。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

一人一人の毎日と日常の一歩先に、最も信頼できる相棒として寄り添うブランドを目指します。