初参加ブランドアンケート|VIVIANO SUE ヴィヴィアンノ スー
VIVIANO SUE
Designer
Viviano Sue
ヴィヴィアンノ スー
Category
Men’s & Women’s / Ready To Wear, Bags, Accessories and others
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
服はずっと好きでしたが、美大の専攻はグラフィックデザインでした。広告関係で働きましたが、これは自分がやりたいことではないと気付き、来日しました。その時は建築とファッションで迷いましたが、Alexander McQueen AW09のショーを見て、感動しました。私もこれがやりたいと思い、文化服装学院に進学を決意しました。在学中いつか自分のブランドをやりたいという夢が固まり、チャンスに恵まれ、卒業後すぐ自身のブランドを立ち上げました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
アバンギャルドを名乗ってるので、他にないものを作りたいです。東洋と西洋の様々なカルチャーがインスピレーション源になり、形・色・テキスタイルにはっきりと文化的要素が含まれています。アイテムのミックスや異素材ミックスなど、強さと柔らかさの組み合わせ、男女問わず身に付ける人は、他の誰よりも強さと自信を見せれるイメージです。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
インスピレーションは自然と生活の中から、ごく普通の一輪の花でも、コレクションのインスピレーションの源になる可能性があります。トレンドに沿ってものづくりをしてないため、毎シーズンのコレクションは違うストーリーになります。ストーリーを決め、ストーリーに沿って、色、形、プリント、素材などを展開しています。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
国内外ともにブランドコンセプトにはまるお店に卸したいです。年齢層に拘らず、私のものづくりとブランドコンセプトに共鳴する方がファンだと思っております。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
私は恵まれた環境で育ったので、西洋文化と東洋文化の両方から影響を受けており、うまく調和して魅せるのがいつもの課題です。それがうまくできているデザイナーである、Alexander McQueen、Maison Margiela、John Galliano、Yohji Yamamoto、Rei Kawakubo などが昔からの憧れです。
2017 A/Wについて
―Amazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wへの参加の動機は?
Tokyo Fashion Week は学生時代の憧れでした。また、ブランドの知名度を広げるためでもあります。トレンドに流されつつある今のファッション業界とは別に、このようなことをやっているブランドであることを見せたいです。
―2017 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
このシーズンのテーマである<PLUMAGE>プリメージは、訳すると ”羽のコレクション” の意味です。束縛から解放して、真の自分と向き合う。その自分が善くても、悪くても、明るくても、暗くても受け止める。羽が生えたように羽ばたけるというストーリーで展開します。
―ショーもしくはインスタレーションの構想は?
映像トリックを利用し、空間を作って、観客を VIVIANO SUE の世界の中に連れ込むつもりです。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
今ができることは全力でやりたいです。未来は何が起こるか分からないですが、自分が失うことないようにものづくりを続けたいです。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
東京に来てもうすぐ10年経ちますが、大好きで、これからも住み続けたい町です。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
下北沢や烏山が好きです。なんか落ち着きます。公園や美術館とかも好きですね、行ったらいつのまにか一日が終わっていたことも多いです。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
森美術館、西洋美術館などなど、井の頭公園、上野公園、動物園とか、あと神宮前にあるカフェも好きです。