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FEB. 22, 2018

初参加ブランドアンケート|(X)S.M.L エックスエスエムエル

ジュン マーディアン

(X)S.M.L

Designer

ジュン マーディアン
Jun Mardian

Category

Men’s & Women’s / Ready To Wear, Shoes, Bags, Hats and Accessories

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

自分を癒し、また表現する媒体としてファッションに情熱を注いできました。私自身を取り巻く世界を変換し、私自身を見せ、また理解させるための手段の一つと考えています。しかしながら、私自身はファッションを学んだことがなく両親の勧めにしたがってエンジニアリングを学び、米国のウォールストリートに身を置くことになりました。10数年にわたって社会的に素晴らしいと考えれている世界で過ごした後、自らを解放し、(X)SMLを通じてファッションの世界に飛び込むことを決心しました。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

世界がいつも求めている創造的なマシーンでありたいと考えています。想像力とハードワークで自分の限界ギリギリまで突き詰めてみたいと思っています。常に既存の枠にとらわれずに挑戦を続け、自分の安全地帯から脱出することを考えています。完璧な仕立て、高品質、値ごろ感が私のブランドを通じて追求したい3つのキーワードです。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

ほとんど身近にあるものです、例えば独りの時に見たこと感じたこと。美しく年齢を重ねたインテリアはいつもノスタルジアとロマンスを呼び起こします。ファストファッション業界では、3ヶ月以内にスケッチアイデアを実物へと落とし込まなければなりません。私たちの工場で垂直統合された美しいものが私たちが素早く次々とお店にお届けできるものです。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

シンガポールに2店舗、インドネシアの主要都市に10店舗、合計12店舗を自社で展開しています。おおよそ100~200平米の店舗となります。またzaloraや自社のオンラインショップでも販売しております。百貨店に関しては、シンガポールの高島屋、インドネシアのそごう、メトロ、セントラル、さらにはバンコクのロビンソンにおいても取り扱いがあります。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

私は多感な時期をさまざまな国で過ごした、いわゆる「Third Culture Kid(第三文化の子供)」と呼ばれる人間です。国際的ノマドであり、旅行者であり、さまよう者です。だからこそ、私は一つの文化、一つのスタイル、一人のデザイナーによって形作られることがありません。私のスタイルは、日本、アメリカ、オーストラリア、中国といった地域の文化やブランドをさまざまに取り入れたものとなっています。

2018 A/Wについて

―Amazon Fashion Week TOKYO 2018 A/Wへの参加の動機は?

東京は全ての世界に向け、またインドネシアで生まれ育った若者にファッションインスピレーションを与える場所でありました。私はいつも東京に魅了されていて、私のコレクションを畏敬されるアマゾン ファッション・ウィークで、世界に向けて発信できることは私の夢でもあります。

―2018 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

服装とは私にとってビジョンであり、スタイルであり、職人の技です。そのビジョンはファッションを超越し、伝統に逆らうものです。今回のイメージも同じようにedgyなものを見せるつもりです。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

私は創造性や芸術には境界はないと信じています。今のところ、私はただ私の中の不可能な夢であり想像でしかなかった「内なる子供」をスケッチし、また再びつながりたいと願っているだけです。筆を走らせる度に、物思いにふける度に、コレクションの度に、私がその可能性があると信じているグローバルブランドへ成長させたいと願うのです。そしてついには私の人生の物語へとつながるものと考えています。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

東京はいつもどこかとらえどころのない質感をもった、いつまでも心に残る場所です。優雅さとゲットーの入り混じった場所。夜の歌舞伎と横柄な高層ビルが私の魂に共鳴します。東京は、生きることの厳しさと冷たさ、また住む人々の微笑みの裏には、内から放射される強さがあります。東京こそ私が住んでみたいと願う究極の都市です。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

麻布十番が好きです。とてもファッショナブルで特別な場所。素敵なブティックでショッピングをしたり、洒落た小さなカフェを見つけたり、東京のビジネスめいた大きなチェーン店では見つからないような違った何かを見つけることができる場所だからです。

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

私のお気に入りの場所は原宿や渋谷につながる通り沿いです。好きなブランドは、Scotch & Soda、Duffer や Denham です。

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