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FEB. 09, 2016

初参加ブランドアンケート|YUKIHERO PRO-WRESTLING ユキヒーロープロレス

ユキヒーロープロレス

Designer

手嶋 幸弘
Yukihiro Teshima

Category

Men’s & Women’s / Clothing, Hats and others

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

小さい頃から『プロレス』と『ヒーロー』が大好きでした。
文化服装学院の最後の卒業ショーの時に『ユキヒーロープロレス』といったプロレスとヒーローをテーマとした好きなもんを詰め込んだショーを行いました。
在学中から計4年半スタイリストのアシスタントをしてたので、2011年に独立してスタイリストとして活動を開始したんです。
それぐらいから、2012年12月地球が滅亡するという説を聞いた時に、せっかく独立したのにこのまま地球終わるなんてほんまに嫌やわぁーってなりました。
その前に全部やってやろうとおもい、大好きな『ユキヒーロープロレス』を今度はブランドとして本格スタートしました。地球が滅亡しなくてほんまによかったです。

 

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか

ファッションもプロレスもヒーローもほんまにかっこいいし面白い!
ブランドのコンセプトは『誰かのヒーローになれる服』です。”ほんまになれるんか?”て疑問に思われる方もよくいらっしゃいますが、そういう気持ちで胸張って作っているから、なれるかなれないかの最後はこれを着たあなたの心意気次第やでって言いたいですね!

 

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

やっぱりプロレスを会場に観に行った時は元気でて、そんときはテンションあがって心底楽しみます。
その後自分もリングにあがりたいって思って、そっから自転車こいでたり車運転したりお風呂入っていたり歯磨いてたりしたらなんかでてきて、また楽しくなってきて一人でテンションあがって案を出していきます。んでまたプロレス観にいっての繰り返しです。

 

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

国内だと東京や大阪のほか神奈川、埼玉、愛媛、九州地方などのセレクトショップさんで扱ってもらってます。
ネット販売でも購入可能なので世界中どこからでも購入出来るようにしています。
昨年よりパリのショールームMC2さんにて扱って頂くようになり、ミラノ、韓国での取り扱いもスタートしました。
ブランドのファンの方は心の優しいチャーミングな人ばかりです。

 

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

昔試合会場にお客さんが全然入らずガラガラの状態を見て、いつかこの会場をお客さんで満員にするんだと思いながらお客さんのいない2階席に手を振っていたら、現在その会場がお客さんが入らないぐらいいっぱいになったという新日本プロレスの棚橋選手の話。
かなり感銘をうけて、展示会等でいるはずのないバイヤーさんにむかって商品を説明するという行為をおこない、ブースの前を通った方に変な目で見られたことがあります。

 

2016 A/Wについて

―MBFWT 2016 A/Wへの参加の動機は?

でたいなぁ、でたいなぁ、いつかでたいなぁ。でもでれるのかなぁ。どうしようかなぁ。っておもっていました。でもやって、やろうと決めました。
『この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となりその一足が道となる。迷わずいけよ、いけばわかるさ』のアントニオ猪木精神で挑戦してやろうとおもっただけです。

 

―2016 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。

ユキヒーロープロレスも3歳になりました。タワーレコード渋谷店さんもリニューアルして3歳になったと。
あら同い年ですやんっそろそろお互い保育園、幼稚園に入らないけませんねってことで今回のコンセプトは保育園、幼稚園の入園式的なイメージでやろうとおもいます。

 

―ショーもしくはインスタレーションの構想は?

“NO MUSIC NO LIFE”
あらため
“NO ENTRANCE MUSIC NO PRO-WRESTLING”
入場曲がよくないプロレスなんて・・・です。
今回はショーの音楽もアーティスト「Hocori」さんたちにつくってもらい、渋谷のタワーレコードさんでとにかく楽しんでやります!!!

 

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

ブランドは本当に可愛い子どものようなものです。色んな経験をブランドと一緒にしたり、友達をたくさんつくっていってほしいです。(色んな企業コラボレーションという意味も含めて)
また、とにかく外にでてたくさん遊んで勉強も頑張って、面白い子に育って欲しいです。
個人としての目標は秋篠宮家の佳子さまが好きなので”よくがんばりましたね”って言ってもらえるように毎日頑張って行こうとおもいます。

 

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

10代の頃憧れた場所です。
今でも知らない場所があったり、知らない人がまだまだいますので、これから先楽しい事がめっちゃつまった場所だなと思います。
『東京に魂を売った』という言葉がありますが、東京が僕の魂を買ってくれてないのでまだまだ絶賛売れ残り中ですね。

 

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

水道橋がやっぱり一番好きです。プロレスの聖地「後楽園ホール」もありますし、休みの時に一番いる場所です。
後楽園ホールはどの席からもプロレスのリングが見やすいというファンにとっては最高の場所です。
あとは週刊プロレスの編集部があって、はじめて編集部に入った時はうれしくてずっとニヤニヤしてましたね。

 

―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。

日本橋中学校の陸橋をおりたところの隅田川沿いのベンチです。だいたいここに座ってデザイン画描いたりボーってしてます。中学生の吹奏楽部の子達のすこし完成されてない練習途中の演奏がいい感じです。『そっからが聞きたかったのに!』ってところで指揮者の子が止めるのがまたいいです。後は市ヶ谷の『麺や 庄の』のオーナー庄野さんの作るラーメンです。ホントに尊敬します。コラボして販売した『ユキヒーローラーメン』の卵にプロレスマスクの焼き印を押そうとして厨房で焼き印が青い炎をだして燃えたのはいい思い出です。後は何と言ってもタワーレコード渋谷店さん。カフェがあったり屋上にビアガーデンがあったり。今回ショーの会場として使わせていただくだけでなくユキヒーロープロレスとのコラボまで!!コレ見た人は全員タワレコ渋谷店に行きやがれコノヤロー!!

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