初参加ブランドアンケート|BALMUNG バルムング
BALMUNG
Designer
Hachi
Hachi
Category
Men’s & Women’s (Unisex) / Ready To Wear
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
ファッションは中学生の頃から好きになり、自然と「将来仕事にするならファッションをデザインするような仕事ができたら」と気がつけば憧れるようになっていました。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
「これを伝えたい」ということを服で表現しているというわけではないのですが、今の時代をデザイナーとしての僕なりの目線で感じていることや考えの一端を、受け取ってくれた人がなにかしら感じてくれたり何かしら解釈してくれると嬉しいです。対話がしたいと思っています。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
映画や文章というようなものよりも、自分の身体や感覚で街を歩いて触り、地域や国や宗教などの歴史や様式を見たり感じること。その場所の積み重ねの中で育まれていった時間にインスピレーションを受けます。「昭和」「平成」そして「令和」と、日本の時代の移ろいに興味があります。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
日本では都内に複数のセレクトショップの卸先、地方のセレクトショップ、また百貨店でのポップアップでの販売など。アジアや中東などにも取り扱い先があります。男女様々な顧客がおり、体型と服のバランスで気に入って頂けているお客様、ブランドに関わる様々なコミュニティを入り口に服を気に入ってくださっているお客様、様々です。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
2000年代中盤の原宿に大きく影響を受けていると思います。またデザイナーのスタンスとしての影響として、リックオウエンスのような「自身のスタイルを自身によってリミックスし続ける」デザイナー像にはとても考えさせられるものがあります。
2020 S/Sについて
―Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/Sへの参加の動機は?
今このタイミングでファッションショーに参加することでブランドとして今まで培ったものを新たな形として届けることができればと思っています。
―2020 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
20SSシーズンはここ数シーズン続いてきている自分の中でのテーマやディテールを、さらに構築したような服やバランスに展開したようなコレクションをイメージしています。
―ショーもしくはインスタレーションの構想は?
インスタレーション的な要素と、ファッションショーならではの良さを活かした見せ方ができればと思っています。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
今後は今までのブランドの持つシルエットや服の特徴を、色々な素材や技法でもさらにミックスして応用していけるように広げていきたいと思っています。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
様々な生態系が複雑に絡まり合って大きな山や森を成しているような場所なのかなと思っています。ミックスという言葉よりは僕は「コラージュ」とか「寄り合い」とかの言葉のほうがしっくりくる感じがします。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
どの場所もそれぞれの魅力があり好きです。場所ごとに違う側面を強く持っており、どこも好きです。特に新宿の西口にある高層ビル群のあたりは不思議な雰囲気が特に気に入っています。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
東京都庁。