「Rakuten Fashion Week TOKYO（Rakuten FWT）2024 S/S」（主催：一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO)）は、本日開催初日を迎え、「08sircus（08サーカス）」のオンライン発表（11:00〜）からスタートしました。
 

 

JFW NEXT BRAND AWARD 2024 グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI（カナコ サカイ）」が初のショーを開催

 
2023 S/Sシーズンより発足したJFWO主催ブランド支援プログラムのフィジカル部門「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」グランプリ受賞ブランド「KANAKO SAKAI」の初のショーが、13:00から公式会場ヒカリエで行われ、オープニングを飾りました。
 

本プログラムは、JFWOが背負うミッション「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルにファッション業界で活躍が見込める新しい才能を育成・支援していくことを主旨としています。
フィジカル部門JFW NEXT BRAND AWARDは、受賞ブランドへは年間を通してサポートを行うことで、ブランドの成長およびグローバルな認知向上のチャンスを広げ、ブランドが次のステージへ前進する機会となることを目指します。
 
KANAKO SAKAI は、コレクションの根底に「自由」があり、ウィメンズ/メンズといった枠組みに囚われず、着る人が自由に選んで手に取ってほしいという思いから、「自由を纏う」というテーマを通して、ブランドの精神性、世界に対する姿勢を、ショー全体を通して表現しました。また、「出会い」とともに織りなされるクリエーションとして、今季は螺鈿織り（貝殻を使った伝 統的な装飾技法「螺鈿」を織物に用いたもの）を用いるなど、素材との出会いを大切にするブランドならではの作品が見られました。
 

 
ショー終了後はオープニングセレモニーおよび授賞式が行われ、JFWO 事務局長より記念品の授与が行われました。グランプリ受賞ブランドである「KANAKO SAKAI」には、この他賞金授与および会場提供などを通して、次回3月開催の24AWシーズンに向けても年間を通して支援を継続していきます。引き続きご注目ください。
 

 

JFW NEXT BRAND AWARD 2024 審査員 向かって左から 読売新聞 東京本社 マリ・クレール事業室 マリ・クレール編集長 田居克人/株式会社INFASパブリケーションズ WWDJAPAN 記者 美濃島匡/毎日新聞社 学芸 部 記者 平林由梨/『Chika Kisada』デザイナー 幾左田千佳/『SULVAM』デザイナー 藤田哲平/株式会社 MATOIPUBLISHING “QUOTATION” エディター 関口究

 

JFW NEXT BRAND AWARD 2024 エキシビションが本日からスタート

前ページでご紹介したブランド支援プログラム「JFW NEXT BRAND AWARD 2024」につきまして、本日会期初日8/28（月）〜8月30日（水）の3日間、グランプリ「KANAKO SAKAI（カナコ サカイ） 」のご紹介および審査員特別賞に選出された「 fluss（フルス）」の2ブランドによる展示「JFW NEXT BRAND AWARD 2024 EXHIBITION」を開催しています。 初日の今日、審査員の方々が訪問しました。
 
<審査員特別賞>
fluss（フルス）
デザイナー：児玉耀/Hikaru Kodama 2022SSにスタート。ニットウェアを中心に、今の気分を反映したテクスチャーを落とし込んだアイテムを展開し、新しい人間像を提案していくブランド。
 
【JFW NEXT BRAND AWARD 2024 EXHIBITION 】
日時：8/28（月）〜8/30（水）
8/28（月） 13:00-20:00
8/29（金） 11:00-20:00
8/30（土） 11:00-18:30
会場：渋谷ヒカリエ8F8/CUBE
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
※一般入場可・入場無料
 

オンライン発表 RAINMAKER（レインメーカー）12:00〜

©RAINMAKER
 
琵琶湖を望む風光明媚な地に位置する、佐川美術館内の樂吉左衞門館で撮影を行ったRAINMAKER の2024 S/Sコレクション。江戸時代中期を代表する琳派の画家のひとり、尾形光琳の名画「燕子花図」から着想を得て図案を作成した素材を用いたコレクションなどを発表しました。
 

「NaNo Art（ナノアット）」（15:00〜）がRakuten FWT初参加。
公式会場 表参道ヒルズ 本館B3F スペース オーにてコレクションを発表

 
後藤 凪／田中睦人の二人のデザイナーによるMen‘s & Women’s ブランド「NaNo Art」は、ブランド名にある通り、アイテム一点一点に驚きと感動を詰めこんだ集合体を[ NaNoサイズの美術館 ]として表現。今シーズンは、Rest In Pieceをテーマに、ロープやハトメ使いや、特徴的な襟やポケットのディティールが印象的なコレクションが発表されました。
 

ピース de ミライ – Revalue Fashion Project – が本日よりスタート

2022 S/SおよびA/Wシーズンに、Rakuten FWTの関連イベントとしても開催された「デニム de ミライ」の第二弾として、本日から公式会場渋谷ヒカリエ8階 8/COURTにてピース de ミライ – Revalue Fashion Project – がスタートしました。
 
本企画では、<リーバイス® >のユーズドストックのデニムに加え、イギリスのテキスタイルブランド<リバティ・ファブリックス>、デンマークのテキスタイルメーカー<クヴァドラ>、国内有数の織物産地である尾州産地素材、そしてフィンランドのデザ インハウス<マリメッコ>と、多彩な5つの生地をアップサイクルさせたアパレルから雑貨までが展示されています。
 
様々な企業からご紹介いただいた残反を「ピース」として、約50のブランドやアーティストが新たな価値を吹き込んだ様々なアイテムが魅力です。
 
また、会場には、これからのファッションを担う世代にも参画を呼びかけ、文化服装学院、エスモード・東京校、エスモード・パリ校、多摩美術大学の4校の学生が参加し、「ピース de ミライ」の生地を使って制作したコレクションが、会場の中央に展示され、見ごたえのあるプレゼンテーションとなっています。
 
会期：8月28日（月）〜30日（水）
オープン時間：
8月28日（月） 14:00‐20:00
8月29日（火） 11:00‐20:00
8月30日（水） 11:00‐17:00
会場：渋谷ヒカリエ 8/COURT
入場料：無料(一般来場可)
 

 

会期前8月25日（金）に2つの前夜祭 Rakuten FWT 2024 S/S “OPEN”ING PARTY PART I・PART IIを開催

Rakuten FWT 2024 S/S “OPEN”INGPARTY PART I

2024 S/Sシーズンのテーマ「OPEN,FASHIONWEEK」にふさわしい、開放感ある表参道交差点のアウトドアスペース “OMOTESANDO CROSSING PARK”で開催中の、BMWのポップアップエキシビション「FREUDE by BMW – THEGARDEN」とコラボレーションし、一般の方々も参加可能なパーティを開催しました。同会場では、世界で活躍するファッションデザイナーの輩出促進をはかる企画「FASHION PRIZE OF TOKYO」の今年度受賞デザイナー発表イベントが行われ、後藤 愼平（MASU）が選ばれました。

 

Rakuten FWT 2024 S/S “OPEN”INGPARTY PART II

もう1つの会場となったWALL&WALLでは、「OPEN,FASHIONWEEK」のシーズンキービジュアルの3DCGモデルに、自分の顔写真を変換する画像生成AIプログラム「AI PUBLIC ART」体験コーナーをはじめ、DJには、クラブシーンの中で個性を爆発させている次世代DJ、KatimiAI、nasthug、SAMOが登場。一般来場者を含む多くの来場者が会場に集まり、前夜祭を盛り上げました。