初参加ブランドアンケート|HxCx takashi ito
HxCx takashi ito エイチシー タカシ イトウ
HxCx takashi ito
Designer
城戸 孝
Takashi Kido
Category
Men’s & Women’s / Ready To Wear
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
2000年にロンドンに行って美容室をオープンして、その後も新しいコンセプトのレストランやバーをロンドンとベルリンで経営しているのですが、新しいものをつくるというDIY精神がベースにあります。学生時代から音楽やカルチャーを感じるような洋服が大好きで、ぼくがヨーロッパや日本で体験してきたカルチャーをベースに、ぼくの解釈で本当に自分が着たいものを表現したいと思ったのがきっかけです。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
『破壊されたもの』や『未完成なもの』に魅力を感じます。未完成から完成になるまでの多くの過程の中でいつ完成型だと感じるかは
人それぞれであって、ぼくの完成型とぼく以外の人たちの完成型の観点が違えば永遠に噛み合わないのですが、それが刺激と感じるか嫌いと感じるかになればいいと思います。既製品が破壊され古着になって、それがまた破壊されて作り手の意図しないものができることもあるように、正解も不正解もない新しいストーリーを作っていくような洋服作りを目指しています。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
ぼくがこれまで好きだった洋服、聞いてきた音楽、体験してきたカルチャーのすべてが自然とインスピレーション源になっています。そこにぼくが考える普遍性や時代性を加えています。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
国内のセレクトショップが中心で、近々ベルリンにヘッドショップをオープンします。ファンは洋服からカルチャーを感じとってくれる人たち、気に入ったものを大切に長く着てくれる人たちが多いですね。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
一言で表現するとハードコアパンクなのですが、20代を過ごしたロンドンを中心としたヨーロッパのハードコアカルチャーやスケートカルチャーには影響を受けていると思います。
2021 A/Wについて
―Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/Wへの参加の動機は?
多くの人に自分たちの洋服を見てもらって、コンセプトを伝えたいからですね。あとは今後、海外展開をするためのきっかけになると思います。
―2021 A/Wシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
insane youth
―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。
ブランドのコンセプトが前面に出たショーになると思います。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
ベルリンにヘッドショップをオープンさせて海外展開を強化していきます。日本人デザイナーというのを意識させないくらい、唯一無二のブランドにしていきたいです。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
住み始めてまだ10年ですが、すてきな人たちに出会える街だなと感じてます。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
中目黒ですね。友達が多いので。
―お気に入りもしくはオススメのショップ(ファッション、インテリア、飲食などジャンル問わず)、施設、スポットなどを教えてください。
中目黒の居酒屋とバーかな。
新型コロナウイルスについて
―新型コロナウイルスの発生により、ブランドやデザインで変化したことを教えて下さい。
本格始動が2020年からなので、変化という意味ではあまり感じてないです。早くヨーロッパに行きたいですけどね。