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AUG. 24, 2021

初参加ブランドアンケート|IRENISA イレニサ

IRENISA

Designer

小林 祐/安倍 悠治
Yu Kobayashi / Yuji Abe

Category

Men’s / Ready To Wear

ブランドや服作りについて

―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。

小林:着物を着ている外国人の方を見て、かっこいいと思う服の概念は国を渡るのかと思い、国の枠にとらわれず服が作れれば世界中の人達が受け入れられる服が作れるんじゃないかと思いました。
安倍:10代の頃に、物を作ることへの憧れと、ファッションへの興味があったので必然的に洋服を作る事を志しました。
パターンを引く事とデザインする事は直結しており、前職ではパターンナーとして修行していました。
今でもIRENISAのパターンは全て私たちがパターンを引いています。

―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?

コンセプトは、”CHIC WITHSARCASM” 既成概念に捉われない遊び心で、衣服の概念を裏切る。 年齢に関係なく着てもらえる様にデザインしています。

―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?

小林:デザインは感情論、パターンは構築。この二面性を行ったり来たりしてるうちに作りたいものが見えてくる感覚です。
安倍:自然やアートからインスピレーションを得ることが多い様に思います。コンセプトについては、素材を作りながらデザインを詰めていく過程で出来上がっていくプロセスです。

―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?

北は仙台から南は熊本まで、ある程度主要都市に卸先が増えてきました。地方個店から首都圏のセレクトショップまでございます。(自社webのSTOCKISTSを参照ください)
ブランドのファンは現状、20代~30代前半の方が多い様に思います。

―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?

小林:yohjiyamamoto…時代を作った偉大な方なので
安倍:クリストバル・バレンシアガ。私は前職から立体裁断でのパターンメイキングを行っていたので、50年代のクチュールからは多くの影響を受けていますし、特にクリストバル・バレンシアガのクチュリエとしての姿勢や造形には、いまメンズの洋服を作っている上でも影響があると思います。

2022 S/Sについて

―Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/Sへの参加の動機は?

参加することによってブランドの知名度を全国的に上げたいと考えており、卸先の消化率を上げることはブランドを継続する事にとても重要な要素だと考えています。

今後

―ブランドとしての展望を教えてください。

日本でまずはブランド事業として基盤をしっかりと作り、その後海外へ挑戦すること。

TOKYOについて

―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?

小林:東京の中の街それぞれに違う文化が存在している。多国籍な文化もある。すべてあるけど日本を感じれる街。

―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。

小林:上野。美術館と喫茶店が多いから
安倍:奥多摩。東京都は思えないほどとても自然に溢れている

SDGsへの取り組みについて

―ブランドでの取り組みや挑戦したいことを教えてください。

SDGsの考え方は基本になってくると思いますので、その上で既存の生産構造や流通構造のしくみを見直す必要があると考えており、自社で工場を持つ事や工場をブランド間でシェアして技術を守る取り組みは、ブランド規模を大きくすると同時に取り組んでいきたいと考えています。

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