オンライン発表|STOF ストフ
STOF ストフ
Designer
谷田 浩
Hiroshi Tanida
Category
Men’s & Women’s / Ready To Wear, Shoes, Bags, Hats, Accessories and others
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
祖母と母が、和服の先生だったのでそれがきっかけ…というわけでもなく、
中学2年で漫画家になることをやめて、ファッションデザイナーになることに決めた。
名古屋モード学園卒業後、大阪でショップMDを経験。2001年上京し、DIET BUTCHERの会社立ち上げに参加。2004年 STOF設立。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
人種、性別や年齢を超えて、無駄を愛する余裕とユーモアを持った人たちに届くといいなと思って洋服をつくっています。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
比較的アヴァンギャルドなスタイルのお店に置かれていますが、ブランドのファンは自分と似たようなバランス感覚をもった人なんだろうなと思っています。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
漫画、日本的霊性、(精神的)パンクス、影響を受けた人は数かぎりないが、ここで名を挙げるほど濃く影響を受けた特定の誰かはいません。
2024 S/Sについて
―どういった経緯でオンラインでのコレクション発表を決めたのでしょうか。
20周年のタイミングで祭りというテーマにすることは前々から決めていて、RUNWAYか、映像作品か、音楽フェスのどれかに結実させようと考えていた結果、最も遠くまで届く形として、最終的に映像作品という形式で発表することに決めました。
―2024 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
テーマは、“Voorpret!” 翻訳しにくい世界の言葉として知られるオランダ語で、祭りの前の高揚感的な意味を持っています。
―今シーズンのコレクション発表の中で是非見ていただきたいポイント等あればお願いいたします。
亜細亜的混沌とユーモアのバランス、ミクスチャー感覚がポイントです。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
ゆりかごから墓場まで。そんなブランドもいいですね。