初参加ブランドアンケート|RYNSHU リンシュウ
RYNSHU リンシュウ
RYNSHU
Designer
山地正倫周
Rynshu Yamaji
Category
Men’s & Women’s / Ready To Wear
ブランドや服作りについて
―ファッションデザイナーを目指したきっかけと、ブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
多摩美術大学卒業後、鐘紡(株)でパッケージデザイナーをしている時に偶然、カネボウ日本大賞ファッションコンクールで銀賞を受賞したことから、ファッション研究所に移籍してファッションの道に入りました。大手アパレル会社のチーフデザイナーを経て、自分の新しいスタイルを創りだすべく、1985年に独立。
―ブランドのコンセプトや服作りを通して伝えたいことは?また、提案したい男性像・女性像はありますか?
纏うことで、その人自身のパーソナリティーを磨いていけるもの。心地よく着こなすための絶妙なカッティングと素材のクオリティー、そしてそれはジェンダーレスであること。
―クリエーションにおけるインスピレーション源、コンセプトメイキングの方法は?
自らオリジナルの素材を開発しながら、同時にデザインを創り上げる。インスピレーションは、その時の自分にとって新しいイメージで。
―現在の取り扱い店舗を教えてください。また、ブランドのファンはどのような人たちですか?
世界中のセレブリティ、俳優、アーティスト、オリジナリティのあるスタイルが好きな人たち。直営店は、東京・パリ。アメリカのセレクトショップ。
―ファッションで影響を受けたブランドやデザイナー、スタイル、カルチャーは?また、その理由は?
マルチクリエーターとして独自のスタイル哲学を持っている人。実際に会って共鳴したのはピエールカルダン。ジャンニ・ヴェルサーチのスタイルや、カール・ラガーフェルドの生き方、ココ・シャネルのスタイル哲学にも共鳴する。
2021 S/Sについて
―Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 S/Sへの参加の動機は?
「MA-JI MASATOMO」で1986年に東京コレクションデビュー、2020年AWで「RYNSHU」として10周年を迎え、ブランド初の香水「1217」を発表。デザイナー生活35周年を迎えるこの機会に、長年パリで発表してきた「RYNSHU」の世界観を是非東京で感じて欲しいという想いから。
―2021 S/Sシーズンのコンセプトやイメージを教えてください。
「服を纏うことを、極める。」がテーマ。
―ショーもしくはインスタレーションの構想を教えてください。
「RYNSHU」のジェンダーレスな世界観を感じて欲しい。
今後
―ブランドとしての展望を教えてください。
メンズ・レディースそれぞれのスタイルをMIXさせた、「RYNSHU」独自のクリエーション。
TOKYOについて
―あなたにとってTOKYOとはどんな街ですか?
日本古来のオリジナリティと、未来的でコスモポリタンな文化が混在する街。
―東京で好きな街もしくはスポットと、その理由を教えてください。
自身のブティックがある、南青山。
新型コロナウイルスについて
―新型コロナウイルスの発生により、ブランドやデザインで変化したことを教えて下さい。
新しいファッションアイテムとして、マスクの重要性を認識したことで、周囲からの希望により、「RYNSHU」らしいオリジナルマスクを創るきっかけとなりました。