Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 A/W 3/20(金)速報
「Rakuten Fashion Week TOKYO(Rakuten FWT)2026 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構 (JFWO)は、本日開催5日目を迎えました。
– 前日3/19(木)に発表されたブランド –
「FDMTL(ファンダメンタル)」(20:30~)
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

「そう遠くない未来、AI は人間の知能を超え、世界の景色は大きく変わるのだろう」。AIが組み込まれたものに触れない日はないこの時代、リリースに書かれているこの一文にはなんの違和感も感じません。
デニム、藍染に強いアイデンティティをもつFDMTLは「Pre-Singularity the Age of the Individual」をテーマに、AI時代の前夜、人間の手による創造が強い輝きを放つ今この瞬間を表現しました。
抽象画のようなマーブル模様のアイテムは、デニムの上からフロッキープリントを施した生地を使用。デザイナーが収集したボロのアーカイブをプリントしたシリーズや、ジャカードでボロを表現した生地など、人の手と技術によってしかできないアイテムのオンパレード。コラボレートを続けているVansによる足袋型スニーカーが足元を飾りました。
会場はブランドカラーであるブルーのカーペットが敷かれ、客席は円形に配置されました。天井からは白い巨大な球体ランプが吊り下げられ、まるで地球ではないどこか別の世界に紛れ込んでしまったかのよう。津吉デザイナーが影響を受けたアニメ『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の劇中歌を作曲した川井憲次氏がショーミュージック・演奏を担当。
神秘的で力強い歌声で会場を包み込んだ民謡グループ、西田和枝社中のうちの何名かは、劇中歌でも歌唱を担当しているオリジナルメンバーです。なんと約10年ぶりの再結成だそう。
西田和枝社中は今回のためだけに作られた着物を着用。ラメレースにボロの写真をプリントしたもので、群馬の工場で作ったオリジナル生地です。スタッフが身につけていたTシャツの後ろには、手仕事を象徴する手がプリントされています。これは津吉デザイナー自身のもの。ショー演出から演者の衣装に至るまでブランドの色が濃く反映され、「まだまだ手仕事は死なない」と安心を与えてくれた神秘的な一夜でした。
– 本日3/20(金)に発表されたブランド –
「COTE MER(コートメール)」(11:00~)
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B
「ファッションとアートの融合」をフィロソフィーに掲げるクリエイティブ・レーベルのCOTÉ MERが、2018 S/Sシーズンぶりにファッションウィークでランウェイショーを開催しました。ヴィンテージの素材を用いた1点もののアイテムを提案する同ブランド。今回は着物や帯をアップサイクルした豪華絢爛なウェアが登場。美しい和装の生地が、ライダースジャケットやテーラードジャケット、イージーパンツなどさまざまなアイテムを彩ります。

「神宮前のお店にやってくるのは9割が外国人観光客。和のテキスタイルを用いた商品は小物からはじめてみて、反応が良かったのでウェアにも展開した。日本の素晴らしい文化にリスペクトを持ちながら、世界に発信していきたい」と佐藤デザイナー。金色に輝くパーツは西陣織の帯を大胆にカットしたもの。その周りにはゴールドのスタッズをつけることで、和と洋、エレガンスとパンクがミックスしたアイテムに仕上がりました。
TOKYO FASHION AWARD 2026
「kotohayokozawa(コトハヨコザワ)」(12:00~)
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A
4年ぶりにショーを開催するkotohayokozawaがテーマに選んだのは「IN THIS TEMPORARY CITY」。横澤デザイナーが4年間住んでいるという西新宿の、まるで旅先にいるかのような心地よい喧騒と、世界中から訪れる人々の高揚感をポップなテキスタイルとすぐに真似したいようなレイヤードスタイルに落とし込みました。
会場には布を乗せたトゥクトゥクや都会の慌ただしさを象徴する電動モビリティが置かれ、BGMは日本語のアナウンスやタイ語の日常会話などが入り乱れます。
東南アジアのお土産のようなポップなカラーは、シグネチャーであるプリーツアイテムやプリントにちりばめられます。トップスを2枚重ねたり、マフラーのようなスカートを腰に巻いたり、レッグウェアをレイヤードしたり、そこに「こうすれば良い」なんてルールはありません。メンズ需要も高まってきたことから今回はメンズモデルも起用し、さまざまな着こなしを提案しています。
ショーはAW26アイテムに加え、今店頭に並んでいるSSアイテム、そして過去のアーカイブをミックスしたスタイリングで構成されました。会場にはプリーツアイテムを身につけたkotohaガールズの姿も。金曜日で疲れが見え始めるファッション業界の来場者にパワーを注入してくれるような、エナジードリンクのような空間でした。
「MIZEN(ミゼン)」(18:00~)
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール B
“Slow Fashion, Slow Luxury” をコンセプトに掲げ、日本の伝統技術を用いたテキスタイルを中心にタイムレスに着られる上質な洋服を生み出すMIZEN。
ブランド初となるショーのテーマは、コンセプトとも通じる「Slow Fashion」。スピードと瞬間的な刺激が評価の対象となる現代のファッションに対し、ブランドの姿勢を表明しました。そのテーマと呼応するような演出も。同じ衣装を着た二人のモデルが、一方は早く、一方は後続のモデルに抜かれるほどゆったりと歩いていきます。
ファーストルックはダブルフェイスのウールのケープ。体の上を流れるように落ちていく生地の美しさは、写真からでも伝わります。見えない部分ですが、縫製師の提案で、本来手でまつるところをミシンを用いるという特殊な手法も隠されています。
「早いものにも魅力はある。情報をたくさん得られるし、刺激もある。ゆっくりとしたものは多くの情報を得られはしないが、集中してひとつのものを知ることができるという良さがある」と寺西デザイナー。
ブランド初となるショーにはMIZENをまとった顧客や関係者も多数入場し、会場はスタンディングも含め満員御礼。日本のテキスタイル産業をファッションブランドという形でリードしていく姿に、大きな拍手が送られました。
TOKYO FASHION AWARD 2026
「MATSUFUJI(マツフジ)」(19:00~)
渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホール A

TOKYO FASHION AWARD 2026を受賞しブランドとして初となるランウェイショーを開催したMATSUFUJI。真っ暗なホールAには、客席をサイドに設置したまっすぐのランウェイが置かれます。今季はフィンランドの映画監督アキ・カウリスマキ による「労働者三部作」から着想を得て、社会の縁に生きる人々の静かな日常を描きました。テーマは「DIGNITY」。
普遍的なワークウェアの構造をもとにしながら、ところどころにテーラリングの緻密さと緊張感をまぜ、日々の中からこぼれ落ちてしまうかもしれないひっそりとした美しさを誘い出します。

モデルの佇まいはどこか気難しそうですが、腰に巻かれた作業用のエプロンやシューレースに挟んだタバコからは、労働と娯楽、そして一瞬の気の緩みが見え隠れします。
ヌバック加工を施し使い込んだようなマットな質感に仕上げたレザージャケット、身体や生活に馴染んだ色落ちしたデニム。それらには労働に誇りを持ち、決して派手ではないけれど社会を支える人々の尊厳が滲み出ているようでした。
ReStyle × Rakuten Fashion Week TOKYO
ポップアップイベント&トークイベント
TOKYO FASHION AWARD、JFW NEXT BRAND AWARDをダブル受賞をした「mukcyen」が伊勢丹新宿店 リ・スタイルにてポップアップストアを開催中。3月22日(日)には木村由佳デザイナーが来場し、21日(土)にランウェイショーで発表する秋冬コレクションの事前受注も行います。
20日(金)には、JFWO20周年を記念したPodcast「RE;MODE_ROOM20」のスピンオフ収録を実施しました。
モデレーターは芸人の好井まさおさん、伊勢丹新宿店 リ・スタイル バイヤーの橋本航平さん。pillings 村上亮太さん、FETICO 舟山瑛美さん、tanakadaisuke 田中大資さん、YOHEI OHNO 大野陽平さんをゲストに迎え、東京から世界に向けて飛び立つデザイナーたちによる公開トークショーを実施しました。
「自分のブランドで買い物はする?」「伊勢丹で買った思い出の服は?」といったアイスブレイクから始まり、「26SSのアイテムや直近のショーのこだわりについて」「今後挑戦していきたいこと」などがデザイナーの言葉で語られました。今後の展望については、「期待してます!」と声をかけたくなるようなワクワクする答えも。
トークの様子は後日「RE:MODE_ROOM20」で配信されます。過去のトークはSpotify、Applepodcast、 Artistspoken各アプリより「リモードルーム」で検索してご視聴ください
日程:3月18日(水)〜24日(火)
時間:10:00〜20:00
会場:新宿伊勢丹 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
主催: ㈱三越伊勢丹
バーニーズ ニューヨーク銀座本店にて「VIVIANO」のポップアップイベントがスタート
ブランド創立10周年を迎えたVIVIANO(ヴィヴィアーノ)が、バーニーズ ニューヨーク銀座本店で初となるポップアップイベントを4月6日(月)まで開催中。
2025年9月の銀座本店リニューアルで新設された1Fポップアップスペース「UNION SQUARE」にて、2026年春夏シーズンの新作アイテムを、メンズ・ウィメンズともに豊富なラインナップで展開しています。
日程:3月20日(金)〜4月6日(月)
時間:10:00〜20:00
会場:バーニーズ ニューヨーク銀座本店
主催:バーニーズ ニューヨーク
Rakuten FWT公式スナップ隊が出動
今期もRakuten FWTの公式スナップ隊によるスナップを実施中。会場にて素敵な装いの来場者を撮影し、Rakuten FWT公式Instagramアカウント(@ rakutenfwt )にて毎日投稿しています。
スチールのスナップを担当しているのはフォトグラファーJimin Jeon氏(@jiminphoto)。
もし声をかけられたら、ぜひご協力をお願いします。
JFWスペシャルアンバサダーの宮沢氷魚さんがyoshiokuboとZUCCaに来場

JFW20周年に際しスペシャルアンバサダー就任した俳優の宮沢氷魚さんが、3月18日(水)に開催されたyoshiokubo、ZUCCaのショーに来場しました。それぞれのブランドの衣装を身につけ、東京ファッションの“今”をご覧いただきました。
宮沢さんのショー観覧準備に密着したBTS(behind the scene)動画は後日、Rakuten FWT公式Instagramアカウント(@rakutenfwt)にて公開予定です。










