American Apparel

アメリカンアパレルは、アメリカ ロサンゼルス発の衣料品メーカー。製造・卸・販売・デザイン・広告・マーケティングまで全てを自社で行っている。現在世界20ヶ国に250店舗を展開しており、従業員は約1万人。モットーは “sweatshop free” であり、移民者の権利、労働者改革をサポートし、労働者を低賃金で過酷に扱わない、フェアトレードの方針をとっている。現在ロサンゼルスの工場には6千人の労働者がおり、一定の生活水準を満たす事ができる賃金と福利厚生を受け取っている。アメリカンアパレルはファッション業界の中で常に新しい手法を追求し続けている。

Iris:
アメリカンアパレルのクリエイティブ・ディレクター。ロサンゼルスで生まれ育った彼女は、アメリカンアパレルがまだ一店舗しかなかった時代から働き続けている。現在は主にロサンゼルスのダウンタウンにあるファクトリーで働いているが、メキシコや海外の店舗にも頻繁に出張している。彼女がアメリカンアパレルでやりがいを感じる瞬間は、ファクトリーツアーの際にアメリカンアパレルが製造から出荷までの全工程を行っていることにゲストが感銘を受ける瞬間である。ゲストが想像以上に感激してくれるのが嬉しいとのこと。また、これまでに携わったプロジェクトで最も印象深い事は、ノースカロライナ州で職人から靴下の編み方を教わった事、ネイルの新色開発、そして今大人気のCity Bagデザインを手がけたことだそうだ。
Marsha:
ニューヨーク出身。彼女は当初インテリアデザイナー兼カラーアナリストであった。彼女がデザインしたオリジナルハンドバッグは、Barneys New Yorkだけでなく海外からもオーダーを受けるようになった。その数年後に彼女はビンテージ家具業に転向した。アメリカンアパレルのCEOである、Dov Charneyは熱心なビンテージ家具コレクターであり、彼女の顧客でもあった。そんな彼女の経歴に興味を持ち 、2004年に彼女をアメリカンアパレルにスカウトした 。彼女が携わった大きなプロジェクトはパリ、ソウル、バルセロナの店舗開発と、アメリカンアパレルリップグロスの開発である。