RakutenFWT 2022 A/W | 1日目速報
「Rakuten Fashion Week TOKYO(以下、Rakuten FWT)2022 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、以下JFWO)は本日初日を迎えました。
●オープニングは、オンライン発表では「9M(ナインエム)」10:00~、フィジカル発表では、公式会場ヒカリエにて、TOKYO FASHION AWARD 受賞デザイナーのひとり、寺田典夫による「YOKE(ヨーク)」(11:00~)で幕を開けました。
今回のパリの展示会での発表にあたり、YOKEの得意とするアイテムを再考し、ニットとコートを中心に構成。「One hour Gallery」をテーマに、自身に接点があるアーティストの作品を展示した会場でショーを行いました。
●初参加の「Maison Shun Ishizawa(メゾン シュン イシザワ)」(12:00~オンライン発表および渋谷ヒカリエ COURT でのプレスイベント)
北海道出身のデザイナー石澤駿により、2021年に設立されたブランド。多数のコンペに入賞・入選し、昨年ブランドをスタート。洗練された武骨の追究をコンセプトとし、漢らしく荒々しい武骨さの中に隠れた上品さを見出したデザインを展開しています。
●公式会場ヒカリエにて、TOKYO FASHION AWARD 受賞デザイナー 、「HARUNOBUMURATA(ハルノブムラタ)」によるフィジカル発表。(18:00~)
村田晴信が2018年イタリア、ミラノから帰国後に立ち上げたラグジュアリーファションレーベル、HARUNOBUMURATAがブランド初となるランウェイショーを開催。写真家Jacques Henri Lartigueの作品からインスピレーションを得たコレクションを発表しました。
Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 A/W SDGs施策
●初参加となるフィッシングブランド「DAIWA(ダイワ)」の映像プレゼンテーションを開催。表参道ヒルズ本館 吹抜け 大階段でのインスタレーションが本日からスタート。
海洋環境の悪化を大きな課題ととらえるDAIWAは、使われなくなった漁網に着目し、アパレルアイテムに生まれ変わらせ漁協関係者へと還元し、廃棄される漁網に新たな価値を生み出す『BE EARTH-FRIENDLY -漁網アップサイクルプロジェクト-』 をスタート。本日から開催される表参道ヒルズ 本館 吹抜け 大階段のインスタレーションでは、実際にリサイクルされる工程の解説や、完成した製品をアートインスタレーションとして展示しています。(~3/21(月)まで)
●小松マテーレ「素材メーカーが挑戦するサステナブルなモノづくり展」が本日から開催
Rakuten FWTの参加ブランドにも多く採用され、国内・海外のトップブランドにも生地を供給する「小松マテーレ株式会社」が取り組むサステナブルなモノづくりを紹介する「素材メーカーが挑戦するサステナブルなモノづくり展」が、本日より渋谷ヒカリエ8階CUBEにてスタートしました。(~3/19(土)まで)同社の拠点である石川県出身の、日本を代表するファッションブランド「BED J.W. FORD(ベッドフォード)」デザイナー・山岸慎平の協力で、小松マテーレ社の素材で創作されたコレクションや、端切れや廃棄せざるを得なかった生地を活用し、昨年6月に立ち上げたサステナブルブランド「mate-mono(マテモノ)」の製品などを展示しています。
●SDGsレポーター「長濱ねる」さんが、SDGs企画の展示を訪問
Rakuten FWT 2022 S/S から継続してSDGsレポーターを務める長濱ねるさんが、初日から開催する2つのSDGs企画を訪問。会期前にそれぞれの取り組みについて取材も行っている彼女が、実際の作品や展示を体験しました。
・長濱ねるのSDGsレポート Vol.1|フィッシングブランドDAIWAが提案する循環型漁網アップサイクルとは
・長濱ねるのSDGsレポート Vol.2|コレクションを支えるファブリックメーカー・小松マテーレが目指す循環型サスティナビリティ
右上・右下 表参道ヒルズ 本館 吹抜け 大階段のDAIWAによる『BE EARTH-FRIENDLY -漁網アップサイクルプロジェクト-』展示。
左上・下 渋谷ヒカリエ8階CUBEの小松マテーレによる「素材メーカーが挑戦するサステナブルなモノづくり展」。
●初日最後のランウェイは、by R (バイアール)で参加となるTOMO KOIZUMI(トモ コイズミ)
2022 A/Wシーズンの初日の最後のフィジカル発表を飾るのは、デザイナー小泉智貴によるTOMO KOIZUMI。モデルに女優の寺島しのぶ等が登場し、最新コレクションが披露されました。
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