RakutenFWT 2022 A/W | 3日目速報
「Rakuten Fashion Week TOKYO(以下、Rakuten FWT)2022 A/W」(主催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、以下JFWO)は3日目を迎えました。
●大阪文化服装学院 SUPER CREATIVE ACT(12:00〜)
大阪文化服装学院が、高度な教育機関として、新進気鋭の才能とクリエイションを世に発信するインキュベーションプロジェクト「SUPER CREATIVE ACT」。今回は、今年2月にニューヨークコレクションデビューを果たした現役学生ブランド「DOKKA vivid(ドゥッカ ヴィヴィット)」と、「YUUNA ICHIKAWA(ユウナ イチカワ)」の2ブランドによるインスタレーション形式のショーが、関連イベントとして公式会場ヒカリエで行われました。
●初参加となる tanakadaisuke(タナカ ダイスケ) (12:30〜 渋谷ヒカリエフィジカル開催)
デザイナー田中 大資によるtanakadaisukeが、初となるフィジカル発表を行いました。
自身の得意とする刺繍やパール使いなど、ロマンティックなテイストが盛り込まれたコレクションを発表しました。
●デジタル発表の「 CINOH(チノ)」(13:30〜 オンライン発表および渋谷ヒカリエCOURTプレスイベント)
デザイナー茅野 誉之によるCINOHの2022AWコレクションは、自然界で生み出される画一的でない表情から感じる「生命力」や「温もり」をインスプレーション源に、素材の表面感や色合いに新鮮な表情をもたらし、優しくリラックスした雰囲気を漂わせている。今季は自身が持つ女性像にフォーカスして、敢えてレディースのみで発表しました。また、イベント内では明日オープンとなる表参道ヒルズ直営店に関しても話題に上がりました。
● BED j.w. FORD(ベッドフォード)(16:30〜)が4Dボリュメトリクス撮影技術を活用した新しい形のコレクション発表を実施
経済産業省「産業高度化推進事業」による委託事業※1での一環で、 ARやVRを活用した、フィジカルとデジタルが融合する新しい形のコレクション発表を実施しました。クレッセント社の持つ4Dボリュメトリクス撮影技術※2を活かし、ショー会場に来られない一般の方々も楽しめるコンテンツ配信も行われました。
ヘッドマウントディスプレイを通してVRでコレクションを見る様子。
※1_本取り組みは経済産業省令和3年度「展示会等のイベント産業高度化推進事業(ファッションショーイベントのDX化事業)」として実施。※2_世界初の商用ボリューメトリクスキャプチャシステム。人間の動きを自由視点の映像にするテクノロジー。
下記リンクから各最新ルックがスマホなどを通してAR・VRでお楽しみいただけます。
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/volumetrix_2022aw/
●本日・明日開催のPROJECT TOKYOにて、JFWOによるSDGs コーナーを展開
SDGsレポーターの長濱ねるさんも訪問
JFWOによるSDGsの取り組みを集積したコーナーを、明日まで開催の関連イベント「PROJECT TOKYO」にて展示しています。本企画はJFWOとPROJECT TOKYOのコラボレーションにより実現。
サステナブルな施工および什器を採用して、下記の展示を行っています。(提供:株式会社トーガシ、株式会社uragami、株式会社七彩)
・JFW JAPAN CREATION/Premium Textile Japanのサステナブル・プロジェクト テキスタイル展示
持続可能な社会と地球環境のため、益々サステナブルな取り組みが注目されるなか、「JFW サステナブル・プロジェクト」分類に該当するオーガニック原料や、生分解性のある環境にやさしい繊維、リサイクル原料など、世界的にも評価が高い日本のサステナブルテキスタイルを展示しています。これらの展示素材は「JFWテキスタイル・オンラインサロン(JTO)」でもご覧いただけるなど、デジタルとリアル展示を同時展開しています。SDGsレポーターの長濱ねるさんは、会場で素材についての説明に興味深く聞き入り、サステナブルテキスタイルに関心を高めていただきました。
JTOオフィシャルサイトリンク
https://jfw-textile-online.com/
・デニムde ミライ~DENIM PROJECT~
三越伊勢丹、阪急阪神百貨店、岩田屋三越、エスティーカンパニー、ファッションコアミッドウエスト、佐藤繊維(GEA)の6社が、サステナブルなファッションの実現を目指して業界の垣根を超えて協業した「デニムde ミライ〜DENIM PROJECT〜」。Rakuten FWT 2022 S/Sでご紹介した本プロジェクトの取り組みを通して、国内外の60以上のブランドやクリエーター、アーティストが、ヤマサワプレスが所有する約20トンの<リーバイス® 501®>のユーズドストックをアップサイクルし、洋服やバッグなどのファッションアイテムやライフスタイル商品となり、一同に展示されました。来場した長濱ねるさんも、先シーズン取材したプロジェクトから誕生した商品を見て、改めて感動し、熱心に視察していました。
※3/23(水)より上記6社の全国主要店舗、およびオンラインにて販売を開始します。
会期:2022年3月16日(水)・17日(木)10:00〜19:00
場所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3-5-1)
・デニム de ミライ~DENIM PROJECT~(ロビーギャラリー)
・JFW JAPAN CREATION/Premium Textile Japanのサステナブル・プロジェクト テキスタイル展示(メインホール)
共催:一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、PROJECT TOKYO
協力:株式会社トーガシ、株式会社uragami、株式会社 七彩
▶PROJECTTOKYO来場事前登録フォーム ※展示会当日も登録可能