INFORMATION 03/17/2025

Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W 3/17(月)速報

Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/W 3/17(月)速報

会期前日にFASHION PRIZE OF TOKYO 2025 WINNER’S EVENTおよびRakuten Fashion Week TOKYO 2025 A/Wオープニングパーティーを開催

2025 A/W会期の前夜、FASHION PRIZE OF TOKYO (FPT) 2025 WINNER’S EVENTおよびRakuten FWT 2025 A/Wオープニングパーティーを、表参道のスパイラルガーデン・スパイラルホールにて開催しました。会場にはプレス・関係者をはじめ一般を含む約700名が来場。雨にもかかわらず大盛況で今季のファッション・ウィークの開幕を祝福しました。

FPT第7回目受賞ブランドのssstein(シュタイン)によるインスタレーションを実施。3階スパイラルホールでは、1月にFPTの支援によりパリ ファッション・ウィークで開催したランウェイショーの様子を大画面で放映しました。会場には14体のマネキンで新作を展示。観客は約7分間、実際にランウェイショーで流れた音楽に包まれ、臨場感・没入感のある空間を体験しました。

動画放映後にはssstein デザイナーの浅川喜一朗氏が囲み取材に臨みました。パリ発表の手応えについて問われると「ショーを行ったことで海外のアカウントも増え、見てくださった方から直接レスポンスがあったことで良いフィードバックも得られた。ssstein としてより純度の高いものづくりやムードをお客様に届けていくために、改善して効率をあげながらも丁寧にやっていきたい」と今後の意気込みを語りました。

1階ではパリで撮ったランウェイの写真を展示。そのほかウイスキーのバランタイン、サントリー天然水、獺祭スパークリング、チャーンビール、333(バーバーバー)、レッドブル、オフィシャルメディアパートナーのmeta提供の緑茶といった飲み物を手に、イベントを楽しんでいただきました。

会期トップは「mintdesigns(ミントデザインズ)」(12:30~)オンライン発表

対象物=Positive Shapeと対象物以外の部分=Negative Shape をテーマに、余白を意識したデザインに着目したコレクション。襟やポケットなどがくり抜かれ、レイヤードしたアイテムが内側から見えるような構造です。余白が垣間見えるシルエットやグラフィックを引き立てるため、モノトーンを基調にした色合いに。
映像の舞台となったのは築家・石上純也が手掛けた空間「Kait広場」。柱ひとつない巨大な空間をモデルが歩くことで、余白と空間の関係というテーマを浮き彫りにしました。

ランウェイショートップは「HOUGA(ホウガ)」(13:30~)自由学園明日館

“魔女”をテーマに、ファッションで自由と解放の魔法をかけたHOUGA。何かと「バウンダリー=境界」を意識するようになった現代に、HOUGA は装いで越境を届けます。「服はただの装いではなく、“私”という境界を広げ、社会で自分らしく生きていくための魔法」と語るデザイナーの石田氏。魔除けをイメージした大きな組紐で作り上げたバッグや、花のパーツをあしらったオリジナルのレースアップシューズは小さな魔法道具なのかもしれません。
クリエーションを深める新たな試みとして、晩餐会のドレスをイメージしたハイエンドライン「HOUGA Banquet」をスタート。価格は30〜40万円ほどで、シルクオーガンジーやウールといった上質な素材を使用。HOUGA が日常に寄り添うアイテムを展開する一方、特別な瞬間を彩るドレスアップラインとして提案していきます。

PETIT BATEAU(プチバトー)」(15:00~)スパイラルホール (スパイラル3F)

プチバトー のランウェイには子どもたちが登場し、ファッションウィーク初日にハッピームードをもたらしてくれました。コレクションでは夏の臨海学校、秋の新学期、冬のスキー合宿やクリスマスパーティーなど、子ども達の様々な季節行事を表現。
ブランドを代表するボーダーアイテムはもちろん、フレンチシックなプレッピースタイルやリラクシングウェアを提案しました。
さらに、日本独自のラインアップとして大人向けのウェアも登場。プチバトーの自社工場で生産したというWIND&SEAとのコラボレーションアイテムもお披露目されました。ランウェイ横には“子どもカメラマン”がモデルたちをスナップする姿も!

pillings(ピリングス)」(16:30~)インターシティホール

ショーが始まる前に会場に響き渡るのは、コツコツという足音。何かの予兆を感じさせるような、少し不思議な空気が流れます。11回目となるピリングスのコレクションでは、ブランドを象徴するピリングス=毛玉たちにまみれたニットや、裏地がひっくりかえって出てきたようなディテールをさらに掘り下げ、ブランドの基礎となる部分をブラッシュアップしました。
まるでニットにニットが浸食しているようないびつな形や、片側だけ長い袖やスカート、ジップから飛び出た裏地など、ブランドの特徴であるニットゆえの自由なフォルム表現はさらに一歩先へと進んでいます。この独特なシルエットは、縮率の違う素材を組み合わせ何度も洗いをかけることによって生み出したといいます。モデルのゆっくりとした歩みやどこか不自由そうな動作は、コンテンポラリーダンサーの山田うん氏がデザインしました。

Rakuten FWT 2025 A/W 前半の公式会場はスパイラル

今季の前半の公式会場は表参道のスパイラルです。246沿いにあり表参道駅からすぐという好立地。キーヴィジュアルも外から見える壁面に掲出されています。会場ではドリンクの配布をはじめ関連イベントの展示などが行われているので、ショーでご来場の際はぜひそちらもお楽しみください。

The 24th YKK FASTENING AWARDS Special Exhibition

日程:3月17日(月)〜3月19日(水)会場:スパイラルホール ホワイエ
主催: YKK株式会社

今年25周年を迎える、学生を対象とした日本最大級のファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード」。第24回受賞4作品をスパイラルホール ホワイエにて3月19日まで展示しています。アパレル部門では、面ファスナーやスナップボタンを自由な発想で活用した2つの衣装が受賞。ファッショングッズ部門では回転バックルを使用した“思い出を詰め込む”バッグや、ミニMA-1型の帽子が賞に輝きました。

RakutenFWT公式サイトにてアーカイブを公開

今年3月に全面リニューアルしたRakutenFWT公式サイトにて、歴代の参加ブランドのアーカイブルック・動画を見ることができるページが公開になりました。過去20年分のファッション・ウィークの歴史を振り返ることができる貴重なアーカイブです。ぜひ今季のルックと合わせてご覧ください。
ブランドページはこちら
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/brands/