INFORMATION 04/01/2026

[PITTI UOMO110] スペシャルゲストにJiyongKim 決定

[PITTI UOMO110] スペシャルゲストにJiyongKim 決定

2026年6月16日〜19日にフィレンツェで開催されるピッティ・イマージネ・ウオモ第110 回に向けたスペシャルイベントプログラムに、新たに注目すべきデザイナーが加わります。

6月のスペシャルゲストには、韓国人デザイナー、ジヨン・キムによるブランドJiyongKimが決定しました。2024年のLVMH プライズでトップタレントの一人として注目を集め、国際的にも高い評価を得ています。

ピッティ・ウオモ期間中、JiyongKim は今回のために特別に構想されたプロジェクト型イベントとして、ピッティ会場内にて、自身のビジョンをブランドならではのスタイルで発表します。

本スペシャルイベントは、Fondazione Pitti Discovery およびKorea Creative Content Agency の支援により実施されます。

「来たる6月、ピッティ・ウオモのスペシャルゲストとして招かれたことは、私たちにとって大きな名誉であり、非常に意義深い機会です。JiyongKimでは、衣服を固定された完成形として捉えるのではなく、時間や環境によって変化し続けるものと考えています。私たちの“Sun-Bleach”プロセスは、自然の力によって各ピースが形づくられ、コントロールも再現もできない痕跡を残します。今回のプロジェクトでは、単一の瞬間を提示するのではなく、衣服・空間・時間がともに展開していく展示を目指しています。従来のランウェイ形式から離れ、より没入的で多層的な体験を提供したいと考えています。この展示を通じて、環境に応答し続け、時間の中で変化し続ける作品を提示できればと思います。」
— Jiyong Kim(ジヨン・キム)

ピッティ・イマージネのスペシャルイベント・コーディネーター、Francesca Tacconi(フランチェスカ・タッコーニ)は次のように述べています。

「私たちは、JiyongKimのデビュー当初からその活動に関心を寄せてきましたが、近年のシーズンを通じて、その関心はより確かなものとなりました。彼のファッションに対する考察の独自性と、衣服を設計する手法がその理由です。彼のスタイルは、テクニカルな実験から洗練されたコントラストの表現まで幅広く、“Sun-Bleach”から高度なパターンメイキングに至るまで多層的です。私たちは、素材の“第二の生命”という新鮮なアプローチをピッティ・ウオモで紹介することが重要だと考えました。それは時間の絶え間ない流れと結びついています。彼の衣服はそれぞれ、持続可能でありながら再現不可能な自然の循環の中で機能するメカニズムとして構想されており、ヴィンテージ素材や衣服を独自の視点で再構築し、唯一無二のピースへと変換します。そこには時間の痕跡や、気候危機へのさりげない示唆も込められています。JiyongKimの思想は、芸術的かつスローファッションの理念であり、体験の真正性を称揚し、それを美へと昇華させるものです。」

JiyongKimについて

JiyongKimは、実験的かつ反骨的な視点からファッションの既成概念に挑み、これまでにない美意識を探求するブランドです。シグネチャーである“Sun-Bleach”技法に加え、独自のパターンワークと実験的なシルエットによって、一点物の衣服を生み出し続けています。 そのデザインは表面的な表現にとどまらず、人間の身体や衣服構造に対する深い研究に基づいており、立体的なパターンメイキングへと結実しています。このプロセスによって生まれるシルエットは、着用者の動きとともに有機的に変化し、彫刻的な感覚を持ちながらも、メンズウェアとしての実用性を備えています。 ブランドの根底には、「かつて価値がないとされたものの中に新たな価値を見出す」という哲学があります。シグネチャーである“Sun-Bleach”プロセスは化学処理を排し、自然の力のみを利用します。数ヶ月にわたり、布地は太陽光、風、雨、雪にさらされ、自然な退色や風化が生まれます。こうして刻まれる自然の痕跡は、繊細な色調や独自の質感を生み出します。このプロセスは単なる技術ではなく、精緻に構築されたシルエットの上に時間の痕跡を重ねることで、自然と時間によって形成される持続可能性の探求を体現しています。 この実験的精神は、デザイナーであるジヨン・キムの長年にわたる研究やアーカイブへの取り組みに根ざしており、ブランドのコミュニケーション手法にも反映されています。JiyongKimは従来のランウェイ形式から離れ、展示やインスタレーションを積極的に採用してきました。 このアプローチにより、衣服を完成品として提示するのではなく、その概念的な深みや拡張性を、より没入的な形で伝えることが可能になります。特に“Sun-Bleach”の時間的な性質や、衣服の構造的な美しさは、一瞬で終わるランウェイよりも、観る者の体験が時間とともに展開する展示形式において、より強く響きます。
JiyongKimは、衣服にとどまらず、アート作品や構造物、空間構成へと表現を拡張し、完成された結果ではなく、プロセスと変化そのものをブランドの本質として提示しています。 本プロジェクトにおいても、JiyongKimは有機的でダイナミックなインスタレーション形式を採用します。来場者は単なる鑑賞者にとどまらず、時間と空間を通じてブランドと関わり、その多層的な物語を体験することになります。

革新的なパターン構造と自然の美学を融合させながら、JiyongKimは新たな表現の可能性を探求し続けています。本発表を通じて、現代メンズウェアにおける新たなディスコースを提示します。

PITTI IMMAGINEについて

PITTI IMMAGINEは、イタリアと世界の卓越性を推進するグローバル企業です。主にCentro di Firenze per la Moda Italiana (CFMI)が所有し、メード・イン・イタリーの生産文化や最も革新的な世界的ライフスタイル企業を促進する見本市やイベントを開催する国際的リーダーとして知られています。50年代にフィレンツェのピッティ宮殿で開催されたサルトリアショーから、イタリアのファッション&テキスタイル輸出の最前線をリードし、今日、ピッティ・イマージネの遺産は、ファッション(PITTI UOMO、PITTI BIMBO、PITTI FILATI、e-P SUMMIT)から、エノガストロノミー(TASTE)、香水(FRAGRANZE)、出版(TESTO)、ダンス(DANZAINFIERA)、サイクリング文化(BECYCLE)などにまで広がっています。JFWOとのパートナーシップの核となるのは、メンズウェアとアクセサリーのコレクションにおいて世界で最も重要なプラットフォームであるPITTI IMMAGINE UOMOとなります。

本件に関するお問合せ:
PITTI IMMAGINE UOMO
Japan PR 中野 聡美 Satomi Nakano
Nakano@avalon-inc.jp

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